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カテゴリー「手芸」の24件の記事

2015年12月23日 (水)

今年最後の刺し子作品

今年五月、伊豆高原アートフェスティバルに出かけたとき、和布のはぎれの束を買い求めた。
とても良い柄が多く、色も統一しているので、なにかに使えないかと模索していたのだが、吉浦先生のご指導で、はぎれに刺し子をほどこし、つなげ、それをふたの部分に飾ったバッグを作ることに決めた。
刺し子をしてつなげ、バッグのふたの部分を作るところまでは簡単だったが、バッグ本体に芯地をはり、裏地を縫いあわせるところにきて、迷路にはまった。
幾何学的な絵が浮かばないのである。
同じようなバッグをつくっている、若いレッスンメイトがやはり、ややこしくてわからない、と同じ悩みを訴えたので、二人そろって、先生から懇切丁寧な指導を受ける。
そこまできて、ひざ痛と腰痛に悩まされるようになり、ミシン仕事をする気がまったくおきなくなって、放っておいたら、またわからなくなってしまった。

バッグのふたの部分をはさみ、芯地の本体を上にして、ぐるりと縫う。むずかしいのはマチづくり、下部の本体、表地と裏地を別々にしてあとは右の裏地の穴からひっくり返せば、魔法にように、ふた付バッグが形作られるというところまでくるのに、ひどく時間を要してしまった。

しかも最後のベルト付けもトラブる。四枚縫いあわせるので、ミシン針を14号にしてつけかえようとしたら、しばらくぶりなので、うまくはまらない。ミシン本体を倒すようにして挿入。さて糸通し、これはもう慣れたから、と思っていたのに、糸通しを下げたら、今度は上がらなくなってしまった。あせって、動かしたら、ますます、びくともしなくなった。またミシン屋さんを呼ばなくてはならないか、と思い悩んだときようやく動いてくれたが、また下げて上がらなくなったら、と、こわくなり、糸が通してないままなので、老眼をこすりこすり、自力で糸をとおすのが難儀。004


こうしてようやく仕上がったバッグ、なんだか針仕事の限界、何より機械と格闘するのがこわい経験をしたせいで、次の仕事に取り掛かる気になれない。

ともかく今年最後の刺し子仕事はかなりのあせりと共に仕上がったのだった。

2015年11月25日 (水)

刺し子の最高峰

11月前半は体調が安定せず、刺し子やミシン仕事は手につかなかったので、ミシンはもう半月もデスクに出しっぱなし状態。
けれども、刺し子の師、マエストロの吉浦和子先生が三度にわたって、ご自身の作品を展示される催し物にはがんばって訪問し、堪能し、あらためて女性の手仕事の奥深さ、布地を針目が動いて、あらわす変幻自在な模様をこころが癒される思いで見つめなおすことができた。

南大沢の花つなぎ会の展示、子供がテーマという、キルトと刺し子作品だったが、吉浦先生の刺し子ヴァリエーション、幾何学模様に様々な工夫が凝らされ、独特の美をうみだすさまに見とれた。001

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そして東浦和の、「ギャラリー季」での、籠作家政木妙子さんとの二人展、蔓や樹皮を使って編まれた籠やアクセサリーと、吉浦先生の刺し子作品は、女性の手による、これほどの創造力をもって作り出された作品類の頂点とも言うべき展示物ぞろいで、両者は見事に調和し、その場所にずっと立っていたいと思うほど魅了された。006

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政木さんの籠類は四万円以上、平均七万円ぐらいの高額だったが、三十年使ってますます貫録ともいえるほどの色調を増す作品とあって、購入する女性客も多く、今注目の作家であることをあらためて認識する。わたしは彼女のブローチを買った。

吉浦先生の作品をどうしても手に入れたいとかねてから念じていたが、この日、グレーのトートバッグを購入することができ、最高の喜びだった。グレーの柔道着の生地にアップリケされた、米刺しの刺し子、裏側にもアップリケがほどこされている。
眺めれば眺めるほど、心楽しくなるのである。014

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2015年11月 8日 (日)

オハイオスターのキルト

国際婦人クラブCWAJ版画展六十周年記念の年、クラフトクラブでは、なにか記念になるものを制作しようと相談し、五月ごろから、パーツを持ち寄ってキルトをつくることになった。デザインは浴衣や、日本手ぬぐいのブルーとホワイトを基調として切り抜き、縫い合わせるオハイオスター、それを各自二枚以上つくり、つなげたあとの、周囲の刺し子をほどこすことも、回り持ちで受け持つこととなった。統一して、つなぎ合わせをするという最終調節は、リーダーのOさんの努力と技術力に頼ること大だったが、仕上がりはすばらしく、それを版画展最後の福引きの賞品の一つに加えたことで、一段とイヴェントに花を添えることができた。Raffle_quilt_4


幸運を引きあてるのは誰かというのが、だれもの関心の的であったが、知らせがあって、以前の会長のひとり、この記念行事のためにわざわざ来日している、アメリカ人ということで、朗報であった。

キルトの盛んな国に、この作品が紹介される機会は多々あると想像できるし、オハイオスターというアメリカの州名のついたデザインであることも、友好の意味を大きくするのでは、と期待できそうである。

2015年6月29日 (月)

蒸し暑さの来ぬ間に

まもなく、7月だが、早朝のさわやかな涼しさに救われている。あのじと~っとした蒸し暑さがくるまでのわずかな心地よい時間を有効に、というわけで手仕事に励む。

湿気は少ないが、陽射しは強い。帽子はこのメガネの顔に似合わないときめこんでいたのだが、近頃日傘を支えるのが難儀になってきた。腕の力が弱っているのだろうか。
帽子を探していたら、つばが広いものがふえていて、これならかぶれそうというものも見当たるかも、という希望がわいてきた。
そんなとき、見つけたのである。自由が丘、コヴェントガーデンという雑貨店、デザインはイギリスだが、メイドインチャイナの1800円、これは安い、しかもふちにやわらかな針金入り、形が自由自在に変化できる。しかも折りたためるから、旅行用にぴったり。改造デザインが脳裏に浮かぶ。ついていたベージュのリボンをはずし、刺し子をしたブルーのリボンをつけかえれば、というわけで仕上げたのが、右の写真。003

そばのオハイオスターのキルトパーツ、三枚目の自作。
CWAJ版画展60周年記念のラッフル(福引)用のクラフトグループ作品キルトの一部。この夏、部員一人一週間預かってまわりの模様縫いを仕上げれば、素晴らしいベッドカバーができあがる。

2015年6月 1日 (月)

十年越しのスカート

十年ほどまえ、ボローニャに一週間滞在したとき、マジョーレ広場の裏側にある洋裁店のウインドウに目が釘付けになった。そこに広げてある生地の何と美しいことか・・・千鳥格子に少し光った黒いテープで一面アップリケがしてある、手のこんだもの。これほどの生地はイタリアならではのもの。ああ、これをスカートにしたい、何としても手に入れたい、といっても手の届かぬ値段だったら、とちょっとドキドキしながら、店に入った。ロングスカート分でたしか90ユーロ、生地にしては高い買い物だったが、なんとか手のとどく範囲で胸をなでおろした。
帰国してから、この生地にふさわしい仕立てを、と洋裁店をたずねたのだが、二万円という仕立て代に、目をむく。
自分でも縫おうとすれば縫えるのだ。
そう思って毎年生地を眺めては、手につかぬまま、月日が経つ。

最近になって、夏のロングスカートを縫ったものが意外に好評で、形がいいと言ってもらえたのに気をよくして、同じ形にしてみればいいのだと、決心。
裏もつけず、縫い代の始末もジグザグですまし、着るときはペチコートをはくことにして、ミシン出しっぱなしの刺し子作品展の直後、仕上げる。002


サントリーホールのコンサートのときはいていったら、一緒だったおしゃれな友人が、なんだかすごいスカートはいてるわね、とほめてくれて、ゴキゲンとなった。

2015年5月 9日 (土)

刺し子作品群のディスプレイ

三十点近い作品を店舗の一隅にどのようにディスプレイされるのか、半信半疑だったのだが、足を踏み入れた途端、その見事さに圧倒された。それぞれの作品がふさわしい場所を得て、刺し子魂を発している。
日本の伝統手芸がこれほどの進化を遂げるとは、誇らしい気分にもなり、指導者への尊敬の念を新たにし、場所を提供された、ブルー&ホワイトに感謝すると同時に、このディスプレイ担当の早沢さんに、拍手を贈ったのであった。
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2015年5月 7日 (木)

刺し子展示会

多忙なゴールデンウイークだった。29日を除いて、毎日外出、ブリッジトーナメント三回、コンサート二つ、イタリア映画祭二度、あいだを縫って、四日締め切りの刺し子展示会の作品の仕上げ、五月三日に旧作も含めて四点を搬入した。
この展示会、麻布十番のブルー&ホワイト店の一隅に飾られるという、きわめて小規模のものだが、吉浦和子先生門下十二人の参加で、かなりの刺し子ヴァリエーションが繰り広げられると想像する。

三年まえのある日、四十年まえから気に入っているこの店を訪れ、ウインドウに飾られていた、刺し子の大作に目が釘付けになっていたら、隣に一人の女性が立ち、これ、わたしの先生の作品なんです、と言ったので、思わず、どこで習っていらっしゃるんですか?と情報をせがみ、その目黒教室に迷わず入門したのだった。当時は家を新築中で仮住まいの場所から目黒教室が近かったので一年通い、そのあと現住所から電車一本で通える、このブルー&ホワイトに転室する。

日本の縫い物、裁縫の基本の素朴な縫い目が幾何学的に繰り返し、角度を変えることで、驚異的に装飾化するその変幻自在ぶりに魅せられる。

何よりも、すさまじい創造力をお持ちの吉浦先生の謙虚なお人柄にも惹かれることが多い。
写真のヴェスト、単純な縫い目と星じるしの繰り返しだが、半分くらい仕上げたとき、先生がこの縫い目小さいほど、仕上がりが引き立ちます、とぽつんとおっしゃった。007


もっと早くそれを聴きたかった、と思いながら、そこであきらめず、わたしは思い切って全部ほどいてやり直した。先輩にそれを話したら、それが修行よ、と即座に答えた。
今になってわかる。本当にそう、先生はその長めの縫い目をしばし試したわたしにその違いをわからせようとなさったのだ、と。

白いブラウスは袖にも白糸で刺繍がある。これも先生がある日着ていらっしゃったそのブラウスに魅了され、教えてくださいとおねだり。先生のブラウスはお手製だったが、わたしは『無印』のを買ったので、出来上がったものに手をつっこみ刺繍するのはかなり難儀な仕事、仕上がりがイマイチなのをそのせいにしている。

『吉浦和子刺し子クラス展示会』麻布十番ブルー&ホワイト店にて、5・8から5・17まで。
ブルー&ホワイト店、南北線麻布十番四番出口、正面ダージリンカフェ(ここのサンドイッチおいしい)左まっすぐ、パテオ越し、左角二軒目、大丸ピーコックの手前。013

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2015年4月 3日 (金)

廃物利用

四月二週目から五月までの一カ月、予定がいっぱいなので、一週目は遠出をせず、自宅にいて休養することにした。
それでも未完成の針仕事がたまっているので、少しずつ仕上げることにする。

まずは刺し子のスカーフ。ブルー&ホワイト店に捨て地とよばれる、手ぬぐいなどを染める時に染色を吸わせる補助に使う長い薄地木綿を売っていたので、それに刺し子をほどこしてみようというもの。
なにしろガーゼのようにうすいので、二重にしてさし始めたが、太い刺し子糸でフレンチナッツを作ると引き抜くとき穴があきそうになる。現にあいてしまった箇所もあった。仕上げるのはかなり難儀を伴ったが、捨てるような生地に刺し子をほどこし、補強し、装飾するのは正に刺し子本来の目的なのだ、と自分を励まし続ける。003


あと二本、ステッチを足すかどうかは、次のレッスンのときに吉浦先生のご意見をうかがうことにしようと思う。

2015年2月 9日 (月)

自己流、長めのリストウオーマー

昨年の四月ごろだっただろうか、春にしてはうすら寒い日に薄着をして出かけ、ジャケットの下が半袖だったので、アームウオーマーを買って急遽しのいだことがあった。
ストッキングのような生地のもので、とても具合がよかったのだが、三千円もしたので、あれ~っと思った。こんなの、自分でつくれるのに、と。

リストウオーマーやアームウオーマアーはいまの時期重宝する。手袋のように片方はずして失くすというリスクもないから。
編み物でも手軽につくれそうだけど、しばらくやっていないので、肩が凝りそう、それより、ジャージーの生地買ったら、あのアームウオーマーを型どってつくればいいのだから、簡単にできそう・・・そう思って、自由が丘の生地店に行ったらぴったりの生地を見つけた。模様のジャージーに起毛した裏地が貼り付けてあり、感触もあたたかい。五十センチ買って七百円ちょっと、三組くらいできる。
二時間ちょっとで仕上げたのが右の写真。002


赤いほうが若い人用、地味なのは私たち世代。プレゼントにも最適。
指の穴があるほうがわかりやすいように、刺繍をほどこしてみた。

2014年12月12日 (金)

手づくりリース

クリスマスは西洋のお祭りのように思っていたけど、洗礼を受けて一年目、リースを飾りたいと思うようになった。それも手作り感のあるものがほしい・・・というわけで、軽井沢に行ったとき、生花店をのぞいたら、木の枝を組んだリースの型があったので、それと、赤い実、下地に貼り付けるコケのようなものを手に入れておいた。
ところが先月の教会バザーでマツボックリを沢山飾った古いリース700円を購入、てっとり早くいこうと、これを少し解体して、我が家のローリエの葉とローズマリーの葉を差し込み、出来上がったのが右の写真。001

あいかわらずおおざっぱな出来具合だが、これでも二週間、崩れず持ちこたえている。
近所の家には5000円以上しそうな豪華なリースがいくつも見られるけど、これって、おしゃれ感覚に似ている。
豪華は嫌い、手作り感がどこか感じられる、なにげない自分だけの持ち味、それがわたしの身上なのである。

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