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カテゴリー「心と体」の94件の記事

2017年3月21日 (火)

デパートの効用

最近、起床したときに、膝はもちろんだが、腰や股関節にまで違和感があるのが気になっていて、接骨院で相談したら、ベッドのマットレスの上に体圧を分散させるマットを敷いてみては、と提案され、早速購入することにきめた。

こればかりは実際に寝てみて実感してみたいと思い、二子玉川にでかけた。RISEに、寝具の店もあるのだが、そこでは横になって体験させてもらえなかったので、高島屋のSCに確か、西川があったのを思い出し、行ってみたのだが、見つからない。
結局高島屋の寝具売り場で、実際に寝てみてください、と体験させてもらえて、二枚のうちの一枚が格段に寝心地がいいのを背中がキャッチしたので、これって、どこの?と訊いたら、なんと西川の商品だったのである。SCの店が閉めたあと、高島屋が販売をすることになったらしい。
わたしの予算以上、三万円を超す高い買い物だったが、残された余生の三分の一以上を越す睡眠時間を快適にするためなら、安いと思うことにして、購入を決めた。

二週間後のいま、寝つきの悪さがまったくなくなり、朝は膝以外の違和感はまったくなくなった。
膝もいったん起きだしてしまえば、スタスタとあるける。あとは調子に乗らないで、無茶な外出を少なくすることだろう。ま、年相応の状況なのではないか。

もうひとつ、久しぶりのデパートで収穫があった。「味百選」という催事があって、そこで京都「なり田」の漬物の中にフキノトウを見つけたのだ。京都の漬物店は二店出ていたが、試食して比べて、ここに決めた。ちょうど、お礼をしたいと思っていた同年齢の友人二人にも、しば漬けと、フキノトウをセットにして送ることにした。そこの店員、親切で、ここから送るより、郵便局で送ったら、ずっと安く済むよ、などと教えてくれるのである。

友人二人からは狂喜のような礼状がすぐに来た。やはりわたしたち世代は旬ということに、ことのほか敏感であるのを共有しているのだ。


2017年1月19日 (木)

尾籠な話

新年半ばにしてトイレ籠りの一日、これまで三日目には出るべきものが出るというのが通例だったのに、なぜか四日目でもだめ、その道にかけては大いなる経験者の夫にうったえると、そんなの、普通さ、いざとなりゃ、これのめば一発、と、スルーなんとかいうピンクの錠剤をくれた。
でも、ネットで検索すると薬に頼るのは絶対よくない、とある。

難産の末、破片状ものものを少し排出したので、報告すると、彼いわく、フタがとれりゃ、いいのさ、あと中ブタ、そしてご開通だよ。
その彼、去年の年末、わたしと同じ悩みが五日も続いて、腹痛もあり、あいにく、愛用のスルーなんとかが切れていて、ホームドクターに相談すると、病院で浣腸が一番だけど、とりあえず、ともかく薬とりにくるように、ということで氷雨の中、わたしがとってきて、座薬とのみぐくすりを与えたものの、一晩では効かず、往生したことがあった。

入院には至らなかったけれど、わたしは両母親の摘便なるものを経験しているので、こういう状況になるのが怖い。

不安をかかえたまま、近所の同年齢三人の女子会へ。二人に訊いてみようと、それとなく、夫の状況レポートから、始めてみたら、そのうちの一人、もうコーラックというのを、十年近くのんでいるのだが、最近の検診で、やはり、大腸検査をした方がいいと言われ、予約したという話をしてくれた。その大腸検査の経験者のもう一人が、あれが大変なのよ、と話しだして、話題が違う方向になったけれど、貴重な情報が得られて、ちょっとほっとする。

ほっとしたせいか、帰宅したら、中ブタ、ご開通と順調なコースがたどれて、やれやれ。

わたしはせっかちでそれを身体にも要求してしまうのだけれど、身体は待て待て、というように、諭してくれる。

夫の助言もありがたく、友人の経験談もありがたく、そして身体にも感謝の一日であった。

2016年8月 8日 (月)

近況報告

食欲不振はまだ完治していない。
パン類が食べたくなくなった。ご飯のおかずの醤油味がいやだったりする。コーヒーも飲みたくない。
まるでつわり状態。
朝食は、バナナにミルクかけてシナモンふり、それだけ、という日もあった。
間食というのもまったくしなくなった。甘いものが食べたいと思わない。
ダイエットをして体重を落とすのはむずかしいが、いまの状態、自然に減量できてニキロ減った。ひざは喜んでいるだろうと思う。
でもなんだか気分が高揚しない。
やはり食べ物がおいしくなければ、生きている喜びがない。
ビールも枝豆もお呼びではなく夏の楽しみにもそっぽである。
一体、なんなんだろうこれは?
くわしい血液検査の結果は悪くなかった。水分をたっぷりとって、疲れることをしないように。と医師に言われる。
自分の好きじゃないことを自分に課している。筋トレ、週二回、水泳一回、身体を動かすこと大嫌いなのに、ウツみたいになっているのかも・・などとも思う。

同世代の友人たちに暑中お見舞い代わりと称して電話で長話。ずいぶん、情報を得た。
一年ぐらい、わたしと同じような状況が続いたという同級生。
>栄養取らなきゃダメだからね。あたしが好んで食べたのは鯛茶、いいタイの刺身少しだけ買ってきて、ゴマふって、三つ葉散らしてお出汁かけて、かきこむのよ。そしてそのあと、小カップ汁粉食べて、御抹茶飲む、これって合うよぉ~。
なるほど、これなら食べられそうだけどまだ実行していない。

夏は大の苦手という避暑名人の友人は、やはり食べ物まったく受け付けないときがあったそうで、
>その症状はね、たぶん、機能性ディスペプシアだわ。
ネット検索したら、高齢者のよく陥る症状、その項目はどれもがわたしのとピッタリ同じ。
でも、ま、時期がくれば治るらしいので、ちょっと安心。

やはりパンやサンドイッチが食べたくなくなっていると話してくれた、七つ年下の友人、
>朝、パンが食べたくなくなったので、ご飯炊いて玉子かけ御飯にしたら、食べられました・・・
なるほど、これはよさそう、と膝を打ったのだけど、彼女のイタリア旅行のお土産のチーズとアプリコットジャムがあまりにおいしいので、なんとパンが食べられるようになってきて、玉子かけごはんの出番はまだない。

2016年7月12日 (火)

スイミングスクール跡地が病院に

多摩川の東急スイミングスクールが移転し、旧施設の解体工事がおよそ半年かかって終了、跡地に、田園調布中央病院が建つことが正式に提示された。

跡地には二子玉川行と国立医療センター行き発着のバス停があり、バスや多摩川の駅は頻繁に利用するわたしは、その工事の一部始終をずっと見守ってきたという思いがある。
いかに老朽化したとはいえ、鉄筋の建物を解体するのにどれほどの労力を要するものか、如実に実感した。ガレキになったものを更に砕き、その砕いた破片にひそむ鉄線まで抜き取るという作業を機械がするとはいえ、運搬の気配り、作業の目配り、費やされた労力のすごさは並大抵ではなかった。ガレキが撤去されたあとも、プールのあった、凹凸の激しい場所だから、盛り土など、整地にも相当な人力と時間を要した。
きれいに更地となった4600平方メートル以上の広大な場所を眺めるたびに、かかわった人々一人一人にねぎらいの言葉をかけたくなってくる。

地盤が整えられるということは当然だとされ、一番目立つ、設計家のプランや建築工事の仕上がりより、評価はされないのかもしれないが、実はこの整地の作業が一番認められてしかるべきものではないか、と、そんなことさえ感じたりした。

東急スイミングスクールでわたしは泳ぎを習得した。いまから三十年以上も前のことだ。
大病もせず、ここまで生きてこられたのは、水泳の効果大だったと思う。

田園調布中央病院にもずいぶんお世話になっている。十年まえ、左足の甲を骨折したとき、整形にかかったし、眼科にはいまも通院している。胃カメラの技術には定評があるので、これも三度ぐらい経験した。

人生で一番大切な健康面を助けられた二つの施設の場所がいま、合致したことに、感慨ひとしおである。

地上四階地下一階の建坪2000余平方メートルの病院が完成するのは二年先、どのように病院が建ちあがっていくのか、また通りすがりに見守っていけるように、それまで元気で生きていたいと願う。


2016年6月 7日 (火)

ひざ痛レポート

膝の痛みが始まった一月から半年になる。
あのころ杖をついて、やっとのことで浅草まで出かけた、同じコースを、今日たどってみてかなり回復しているのを実感した。
膝の違和感がまったくなくなったわけではないけれど、歩行時の痛みはほとんどない。
地下鉄の出口から、浅草公会堂の通りに右折、公会堂手前を左折してしばらく進み、日之出せんべいを買い、大通りに出る。前回は歩くのがつらくなって、バスに乗ったけれど、その必要を感じなかった。
雷門は修理中なのか、幕が張られていたので、気が付かずに通り過ぎそうになったほどだ。
でも階段の上り下りはできるだけ避けたい。エレベーターやエスカレーター利用が多い。

カーブスはずいぶん慣れてきた。先週あたりから週二度、出かけている。12台の健康器具、なかなかよく考案され、組み合わされていると思う。機械に身体を合わせるわけだから、負けないようにしないと、痛みを感じるようなことになってしまう。器具の特徴をよく理解して、人間のほうが優位にたてるような、熟練が必要だと理解し、慎重な利用を心がけている。
器具使いの三十分を終えたあとのストレッチはよくプログラムされているので、これは自宅でも毎日寝る前に必ずするようにしている。

あとは水泳と水中歩行を週一度、肩こりを感ずることは、不思議なことにほとんどなくなったけれど、疲労感がつよいときにはマッサージも週一、二度通う。

そして寝る前、痛みがあったり、沢山歩いたあとなどには、湿布薬を膝、腰に貼ることを忘れない。

夫のケアマネージャーさんからのアドヴァイス、ゴムまりを膝裏に当て、ごろごろ転がして、痛みをやわらげること、これも毎日実行している。

先刻、恐る恐るそお~っと、正座してみたら、できたのに、驚き、喜びを感じた。

飼い猫チャイはどんどん弱っていて、体重減少はなはだしく、外に出なくなってしまった。排尿が近いけれど、律儀にネコ砂トイレでしてくれて、失敗はない。階段も降りるのが不安らしく、ニャオニャオ啼いて、おろしてほしいと要求する。洗面所の蛇口から水を飲みたいのだ。そのときはついていて、下してやらなければならない。飛び降りると足を容易にくじくほど、弱っているからだ。

夫の難聴が進んでいるような気がする。チャイが下で啼いていても聞こえていないことが多い。
幸いプロ野球のDeNAが強くなってきたので機嫌はいいのだけれど、夫とネコのことが気になるので、温泉行は当分実現しそうにない。

2016年5月24日 (火)

ある変化

最近まで、毎日三錠の薬をのんでいた。コレストロールを下げるリピトール、逆流性食道炎に効き目のある、ネキシウム、そして排泄調節のためのウリトスである。いずれも、この先ずっと服用するように、と処方されたものだ。

排泄調節、すなわち、マスコミで宣伝しているノコギリヤシの対象となっている、男性の悩みの、女性版をかかえているので、日々二錠ずつと処方されていたのだが、二錠のむととても不快な気分になるので、ためしに一錠にしてみたら、効いたような気がして、この二年ぐらい続けていたのだけれど、最近になって効き目を感じなくなってきた。もしや別の薬のほうがいいのでは、と思って、薬局で薬剤師さんにうったえてみたら、彼女いわく、一週間ぐらい、やめてみて、その結果にしたら?と思いがけない提案をしてくれたのだ。

すぐ実行する気になったのは、ブリッジゲームのテーブルトークで、薬剤師の仕事をしていたというチームメイトの女性が、医師の処方ぐらい怪しいものはない、自分が患者で医院に行くと、医師は自信がないのか、薬の辞書みたいな本をかたわらに、かたくなって処方をする、といった話をしてくれたのを思い出したからだ。

ウリトスをやめてビクビクしながらの一カ月になるのだが、体調は快調である。薬をのんでいたときより、いいくらいだ。週一度の水泳と水中歩行、そしてカーブス効果、新陳代謝がよくなっているせいかもしれない。

きょうホームドクターのところへ、もうすぐ無くなってしまうあとの二種類の薬の補充に出かけた。ウリトスをやめたことをどう説明しようか、と思案していたのだが、医院は十数人の列ができていたので、これ幸い、薬だけの処方箋をもらって、薬局に急ぐ。

助言をしてくれた薬剤師の女性に、報告、感謝の言葉を。彼女、大きくうなずいて、またもや、驚くべき発言が!!
薬はなるべくのまないほうがいいからね~。


2016年5月 3日 (火)

危うし、ロコモ診断

連休初日、ブリッジトーナメントで対戦したチームメンバーの一人が、右手に包帯をぐるぐる巻きしていてカードを左手でにぎっていたので、どうなさったんですか?と思わず訊いてしまった。
>それがね、テレビのロコモ診断っていうの、やってみたら、転んじゃって、骨にひびがはいっちゃったの。
>まあ、さぞご不自由でしょう、お大事に。

人ごとではなかった。
私もこの『たけしの家庭の医学』を途中からみて、ロコモとは何か?と思いながら、足腰の弱り状態を調べるのでは?と想像しつつ、椅子にあさく腰かけて、片足で立ちあがる、というのをやってみたからだ。
膝が危うい左のほうはやめておいたが、そういう状態ではないひとが、危険を察知せず、試して転んでしまうという事態は十分あり得る。
ロコモとは、ロコモティブシンドロームの我が国得意の日本語化略語、加齢による足腰の衰えた状態を表す言葉。

我が家は夫も私もネコまでもロコモである。
私の膝は最悪の状態を脱したようだ。
一日のブリッジゲームは知力、気力、体力、果たして、耐えられるかどうか神経をはりめぐらせて、以前よりも耐久力があり、足が動いてくれるのを感謝するよい試練の場所でもある。

ともかく、この年齢になるまで生かしてもらえたのだから、ロコモになるのは当然と受け止め、それ以上悪くならないように、くいとめるのが、今の私の務めであると念じている。

そういえば実母はいまのわたしの歳ぐらいのときに、転び、SOSの電話をしてきた。どうしたの?と訊くと、テレビの体操をやってみたのよ・・・・
あのとき骨折し、以後、数年の要介護生活が始まったのである。

2016年3月30日 (水)

カーブス体験

カーブスの評判はすでに知っていた。同級生の一人はもう三年続けているし、ほかの知人数人の感想も、減量できた、とか、運動不足解消にもってこい、とか、おしなべて好評なのである。
じゃ、のぞいてみるか、と思って、徒歩十分ほどの東急ストア二階に立ち寄ったら、なんかゴミゴミ、ゴタゴタしている感じで、関心が薄れた。

ところが今回膝痛と闘うようになったら、若い友人たち二、三人が電話してきて、またもや、カーブスの名を出す。あそこに通って膝が治ったって言うのを聞いたわ、と。
行ってみよう、という気を強めたのは、およそ、カーブスに行く必要のなさそうな、スリムで知性派の、T子さんさえもが、入会した、というのを聞いたからである。
早速彼女に電話して、最新情報を頂戴した。さすが、なにが肝心かなめか、把握の彼女、ロッカーがないからね、そのつもりの支度をしたほうがいいわ、一番知っておくべき情報をまずは、ピピッと発信。

大きめのTシャツにカーディガン、その上に薄めのダウン半コートを着て、最小限度の買い物に必要な金額入りの小銭入れだけを持って、無料体験に出かける。
愛嬌こぼれんばかりの店長が応対。まず、初めに入会金15000円が、この無料体験あとに申し込みすれば、半額になることを強調、そして、わたしのかかえている悩みをチェック、そのあと体重の自己申告、ここ数年、測定していないのだが、これまでの衣服がすべて着られるから、あまり変化はないと安易に考えていた。ところがそれでは測定させていただきます、と、身長、体重、ウエスト、ヒップなどを調べられてしまう。
ウエストなどは、真ん中に穴のあいたボール紙をわたされ、その穴に指をつっこんでおへそを指さしてください、という、厳しさ。対象の女性たちがいかにくびれ不足になっているかを、知る。

その結果、もしかすると、という不安が的中、体重の実数がなんとニキロも多い。
これはもう、カーブスで鍛えなくては、という焦燥感をあおる、というわけか。
でも、今のわたしの目的は膝痛の解消なのだ。

12台の健康器具を順番に試す。一台30秒ずつ、器具のあいだに、低反発の小さいマットがあって、そこで、足踏みなどしながら、次にそなえるゆとりがある。足首をはさみ、逆ハの字に開いたり、閉じたりするのだけは、痛みを感じたので、当分パスだな、と思う。あと二台、これはちょっとキツいので、と省略しましょうというのがあったが、どれも慣れれば、自力で加減できそう。
最後にストレッチがあるのはよいと思った。自己流だと、どうしてもいい加減になるからだ。

思う壺にはめられた、という感じがなくはなかったが、ともかく、この一年,週一ぐらいで続けてみようと、入会を決めたのだった。


2016年3月22日 (火)

ある日のどっきり

常用している薬三種類が切れてしまったので、朝一番で、ホームドクターのところに行った。すでに待ち時間六人分だったので、雑誌を手にする。この医院、種類が充実していて、読みたいものばかり。家庭画報に、週刊文春、そしてノジュールという最近評判の旅雑誌。
順に目を通す。

文春3月17日号の林真理子さんのエッセイ、笑ってしまった。

慢性気管支炎の林さん、診察日の予約で銀座のクリニックに、ところが日にちを間違えていて、急きょ、エステのほうに向かい、リラックスしてから、腰痛治療の大岡山の鍼の医院へ、タクシーは遠すぎると渋谷経由で地下鉄で向かおうとしたら、澁谷の複雑な地下道を、いらいらしながら二周するぐらい迷わされた、というところでクスッツ!
ようやくたどり着いたら、鍼は鍼でもフェイスリフトのための美容鍼の予約と間違っていて、そこから赤坂へタクシーと言う顛末。
認知症が始まっているのかしら、という一行でしめくくってあった。

銀座線から渋谷経由東横線乗り換えはとりわけむずかしいのだ。
銀座からなら、銀座線で溜池山王のりかえ、南北線で大岡山、というのが一番楽なのに。
なにかを極めたひとは、ほんと大変、雑誌やテレビでひと目にさらされるから、美容の心くばりもこれほどの経費と時間が必要とは、とあらためて、その苦労がしのばれ、それをまたエッセイのネタにする正直さが、彼女の好感度を増すことになるのだろうと思った。

ノジュールは一人旅の知恵満載。とりわけ京都の宿、近場の温泉宿情報が見逃せず、せかせかメモしていたら、ようやく名前を呼ばれた。

いつもの薬が切れました、と言ったあと、あ、そうだ、あと一種類と言ってから、病名が出てこない、あの、あの、ちょっと説明しにくくて、なお詰まる。ドクター、見かねたらしく、これまでのトラブルの病名を列挙するも、当たりはなく、あの、あの、排尿の時の痛みというか・・・
あ、膀胱炎ね。
そうです。先生、わたし、あの、認知症かも・・・

林さんを笑えぬ自分をさらしてしまった。

2016年2月24日 (水)

続、病院へ

二週間ぶりに、T病院の整形に行く。もよりの駅まで夫に車で送ってもらう。
この二か月、数えきれないほど、車に乗せてもらった。今年はもう車検を継続しないと、言っていたのに、わたしのために、それを撤回し、せいぜい、オレをこき使えよ、とまで言ってくれて、車の送り迎えのほかにも、料理の後片付けや、お風呂掃除や、ときには洗濯物干し、取りこみに至るまで、わたしの足をいたわるために、介助してくれた。
とても83歳、要支援1とは思えぬほどの活躍ぶり、わたしが83歳になったとき、89歳の夫をこれほどまでに介助できるだろうか? 運転免許は返上してしまったから、手となり足となりとまではいかないけれど、そのときのために、もう一度元気にならなければ、と痛切に思うようになった。

膝専門の医師はこの前のひとより、年齢は上、いかにもベテラン、てきぱきしていて、パソコンを打ちながら、よどみなく問いかけ、ベッドに仰向けに寝かせて、膝をあらゆる方向から、押したり、曲げたり、動きを確かめ、変形性膝関節症の初期だと思うが、MRIをとっておきましょう、と一週間先の予約をとらせてくれた。
あれから水中歩行と水泳を一度ためしたのだけれど、続けたものだろうかと相談したら、そのあとで痛みが出るようであれば、やはり休み休みのほうがいい、ともかく痛いときは無理をしないこと、という応え。
まだどこにでも出かけていいというほどではないということがわかった。関節症のパンフレットと筋肉を鍛える体操療法のコピーを渡される。
医師を換えてもらって本当によかった、とあのとき情報をくれた患者の女性と、その手配をしてくれた、看護師さんに感謝する気持ちになった。

歩行時の膝の感覚はもう危なげなく、しっかりしている。階段の上り下りは負荷がかかるので、少し痛い。それでも、病院付近の街歩きができるようになった。行きつけのブティックに立ち寄り、バーゲンの春カラーのセーターを買う。店員の女性はわたしよりは若くみえたのだけれど、膝の痛みのことを話題にしたら、わたしもです、と大きくうなずき、いきなり、スカートをパッとめくって、わたしのより頑丈装備のサポーターの足を見せてくれたのには驚いた。階段をふみはずしてからのトラブルなのだという。

魚屋さんと八百屋さんに寄って、夫の好きなイクラ、ホタテの刺身、買い、野菜はなんと白アスパラがあったので、それとホウレンソウ、薬局で、湿布薬一週間分を渡されると、結構な重さになったけれど、タクシーにも乗らず、帰宅。家の近くの坂道をゆっくり、ゆっくり歩いていたら、前にも足つきの似た女性がバックパックを背に歩いていて、同列になったら、ふりむいて、ニッコリ笑った。足がね、と言うので、膝の話になり、わたしとまったく同じ悩みとわかり、大いに気が合って、30分以上も立ち話。すぐそばのマンション住まいとわかって、電話番号など知らせ合う。これも不思議なご縁。

世の中には本当に膝の悩みをかかえている女性が多いのである。

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