リュックとメガネとマスクのことなど
マスクその後
マスク着用が義務付けられるようになってから、紙の使い捨てマスクはほとんど使わず、布製や、ポリウレタンなど、洗えるマスクを利用してきた。
この暑いのに、顔半分を覆うマスクはそれでなくても鬱陶しいのだから、せめて、付けたいという気分にさせてくれる工夫を施す努力もしてきた。服装のカラーに合わせた柄ものだったり、白でもただの、白でなくレースのものだったり、布地の地模様がめずらしいものだったり…でも最近になって気付いたのは、しょせんマスクはおしゃれのためのものではなく、感染防止の目的で一時的に鼻、口を覆う部品にすぎないのであって、それで衣服全体に影響を及ぼすアクセントにはなり得ないということだ。
それでも、自由が丘のブティックには、色とりどり、手仕事も加わったおしゃれマスクがずいぶん出回っている。一枚1000円前後、高価そうなレースなどが使われていると、2000円を超すものもある。いろいろ眺めてみたが、これは買いたいと思うものはなかった。
少なくとも、望ましく、肝心なことは、衣服との調和である。
ブリッジゲームに参加しているひとたちは、かなりおしゃれの人が多い。先日午後のゲーム数十人で、一番目立ったマスクをしていたペアは黒地のポリウレタンのマスク、小さな光る白い石一個がアクセントについていて、犬の小さいイラストも入っている。
それを引き立てるためか、ブラウスもレースの入った黒を着ていた顔見知りの片方のペアに、質問した。ネットから購入したもので、二人とも犬好きなので、これを選んだ、という答えだった。
ウレタンのマスクをしている人は多い。薄地で伸縮性もあるし、カラーも各種ある。
このペアたちのワンポイントが入ったマスクはとても効果を出していた、と認めたので、わたしは数枚持っているウレタンマスクにワンポイントを施してみることにした。
幸いなことに、ウレタンには針が通り、縫う作業が可能なので、ワンポイント刺繍を施してみたら、少しウキウキする効果が出たうえ、あまり面倒な針仕事でもないので、これからもひまをみて続けてみようかという意欲も出てきている。 (白地の布マスクは刺繍名人の若い友人がワンポイントをつけて送ってくれたもの)
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