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2024年6月に作成された記事

2024年6月22日 (土)

雨の日の登録

寄りによってひどい天気で、しかも蒲田の奥のほう、いくら詳しい地図をもらっても、バスをたどっては無理そうなので、少し早めに出て、タクシーに並んだ。幸い順序よく乗れて、着いたの四十分まえ、想像していたのとは全く異なる情景でバスできていたら、まず迷っていたことだろう。

ようやく呼ばれて、男性の係員の前に座った。なんでも夫が登録しそこなっていることが残っていて、それを確認するためだということだったのだが、そういうことではないらしく、次々と書類を出しては、確認、そのうちの数通に私の名前と、住所を書くという作業はあったが、書類を確かめて、合わせるという作業が多く、そのうちのどれかを調べるという作業ではなく、確認と言う作業を次々として、最後にそれでは双方で同類のものを持っていることを確認して、九月から年金が支給されます、という文言を聞いたときには、やれやれそういうことだったのか、と終わったことと、役所の確認作業がいかに大変なものか、を悟り、安心と、疲れのいりまじったため息がでたのであった。

自分用の書類をうけとり、どちらの出口を?と聞いたのだが、あまり確実な道順は教えてもらえなかった。タクシーを拾うほうが、簡単です、などと言われ、表に出る。広い通りに出て、さて、どちらに行くかもわからない。二人のひとたちがとても親切におしえてくれて、蒲田はJRのほうですね?と訊き返されて、なんともややこしい、とわかった。ともかくバス停で待っているのが肝心、二人目のひとにお礼をいい、その通りにする。そうこうしていたら、タクシーが来たので、乗り込んだ。わずか五百円、遠く思われたが、実は近くの場所なのであった。

これでようやく終ったという喜びはあったが、今日、わたしはもうひとつ、やらなければならないことをかかえていた。疲れてはいたが、十一時まえのこの時間、今日の分の睡眠薬がない、どうしても、もらっておかなければ、頭のなかにどのようにクリニックにたどりつくか、絵を描いていた。すでにビショヌレ状態であったが、足だけは動く。緊張しつつ、それでも大役を果たした気持ちよさをかかえつつ、足を確実に動かしながら、なんとかクリニックに到着できた。

 

2024年6月 5日 (水)

いっしょに出かける

大森の年金相談の場所に息子についていってもらって午後から出かけた。書類四枚分に書き入れて、ととのえる。

時間は一時間、その間、簡単なことなのだが、いろいろ判断をしながら、間違いないように書き入れるのが不安だった。

このごろのわたしは、書き間違いを必ずするからである。

息子に頼りっきりで一番大事なことはすべてやってもらっている、という現状で、我ながらあきれる。

大森の駅から一分、のところ、呼ばれたのは閑散としたところで、一組だけ。思ったより、楽で、係のひとがパソコンを叩きながら、ときどき質問をし、最後に書き入れるところは息子が読みあげてくれて、困って返事ができないことはまるでなかった。確認のために、もう一度一人で蒲田まで出かけなければならなくなったのが、お一人で大丈夫ですよ、しっかりしていらっしゃるから、とおだてられ、もううれしくなって、一時間と言われてたのに、四十分ぐらいですんで、息子は別方向に出かけ、わたしは帰るということになって、そうだ、サントリーホールに出かけてチケットを買おうと思いついた。

務川さんのピアノリサイタルのチケット、ネットから買おうとしているのに、サントリーのメンバーの記録が、再入力しなければならなくなって、それがどうしても、できない。パソコン入力がどうしてもうまくできない。パスワードのところでおかしくなってしまう。

そうだ、ひまならいくらでもあるのだから、こういうときにこそ一人で買いに行けばいいのだ。それにもっと気になっていることがこんなにすんなりできたのだから。

昼間のサントリーはガラガラで、しかもプレイガイドは幸運なことに開いていて、一枚二階席が楽に買えた。

もうれつ、お腹がすいていることに気がついて、ポールでコーヒーとパンを買ってゆっくり味わって食べた。

忙しい日だったのに、なにかとても落ち着いて物事ができた日でもあった。

 

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