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2024年4月16日 (火)

その日

午前中は絶対に病院に行けるはずがない娘が、そこに出かけていて、夫の呼吸が苦しそうだったこと、寒くて震えていたこと、などを書き記してきて、今日あたりが危ないと、言ってきたのに、驚いた。

わたしも自分自身がふらふらしていて、危なっかしいのに、それを聞いて取るものも取り合えず、夢中で電車に乗ったのだった。

夫は酸素吸入を口からしていて、息を合わせるのにやっとのように苦しそうに吐いていた。あとからご両親がなくなるまでそういう状況で、見ているものは苦しそうに思うが、してもらっている者はそれほどではないということは、知らされたのだが、そのときは、夫が一生懸命、ついていっているように思われ、辛く思ったのだった。夫の手をしっかり握って、声をかけ、励ました。およそ二時間、その状態で、止まったときが、危ないということも教えてもらったけれども、それ以上は自分が倒れそうで、息子にあとを頼んで、帰途についた。

そんなに差し迫った状況ではない、と、思った。強い人なのだ。こんなに頑張らなければならない状況にきている。でもがんばっている。涙がとまらなくなった。

夜の九時前、息子から息が止まったことを知らせる電話がきた。お医者さんが呼ばれている、と息子は言った。

わたしは、泣きながら黒い上下に着替え、呼ばれるのを待った。

息子と娘は二人で、夜中すぎまで、今しなければならないこと、を決めるため、わたしを呼ぶことを避け、二人で耐えてくれた。

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コメント

お悔やみ申し上げます。どうかお身お大切に。

自分も経験することだと思って、読ませていただきました。お気持ち伝わってきます。今は安らかに神様の身元におられるご主人の御冥福をお祈りしています。

今は神様の身元におられるご主人の御冥福をお祈りしています。お子様達が助けて下さってて安心ですね。今はやるべきことがいっぱいあって大変だと思いますがご無理なさいませんように。落ち着いたらまたお話聞かせてください。

お辛いでしょう。 
心よりお悔やみ申し上げます。

きくこさま、小島さま
ありがとうございます。
お気持ちをありがたくいただき、日々暮してまいります。

 なんと申し上げてよいか言葉がありません。
 深くお悔やみ申し上げます。
 コメントこそ書いたことはありませんが、ここ1年ほどは毎回ブログを拝見しておりました。

 思いやりのある息子さん、娘さんに囲まれてご夫妻は幸せだったと思います。
 お疲れを出されませんように。

お悔み申し上げます
 大変な時につづってくださって、、 どうかお体大切にしてください

タイトルを見てもしやと思いました。
ご主人さまが安らかに眠られますよう
お祈りいたします。

ご主人最後まで頑張られましたね。
ばぁばさまもこれから落ち着くまで大変だと
思いますがどうか倒れたりなさいませんよう
御身お大切になさってくださいね。

ykさま、さっちゃんさま、sizuさま、やまねこさま
ありがとうございます。お気持ちのあふれたお慰めのお言葉、
心より感謝もうしあげます。


ご主人様の冥福をお祈り申し上げます。
ばあば様、ご主人様の最期まで看病お疲れ様でした。
どうぞ、御身お大事に無理せずにお過ごしください。
心強い娘様、息子様に頼ってくださいませ。

お悔やみ申し上げます。なんと申し上げてよいか、言葉が出てきません。ごめんなさい。
気になりながら、このブログをひらいていました。

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