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2024年1月26日 (金)

ショートステイの間に(1)

神さまは耐えられぬほどの苦しみはお与えにならない、と言われているが、それが本当になった。

夫が新たにできた床ずれのために、トイレにいくたびにそれをさわらないようにパンツ替えをするのが辛くなっている現状で、パンツ替えに一日に二度来てもらうようになって、そのヘルパーの人の対応やら、デイサービスが受けられぬ状況で、毎日のケアが大変になったことなどを含めて、もうどうにもならないほど、疲れてきている自分を感じていたからだ。

一週間ほどのショートステイが叶えられたというニュースが入って夢かとばかりに思った。

そのショートステイの契約が大変だった。息子が一緒に聴いてくれたので、助かったが、一人だったら、二時間の説明をしっかり聞けただろうか。パンツ替えに現れる若いひとたちが、可能にしてくれたのは、有難いと手を合わせるだけだった。まだやったことがないので、階段の段を隠してスロープにすることも実験してみたりもしたのだが、思ったよりも楽々と二人は夫を車いすに乗せたまま、運んでくれたのだった。

この当日、朝7時ごろ、思いがけないことが起きた。果物のジュースを作ったあと、なんと、流しが、水が流れなくなって詰まってしまったのである。夫の迎えは10時50分、それまでになんとかしなければ、わたしは焦ってネットを呼び出し、一番先に大きな広告を出しているところに電話をかけた。9時に行きます、と応えがあって、待った。

頼りになる息子を起こし、来るのを待つ。現れたのは、外国人と見違うほど目鼻だちのととのった男性だった。ひどく冷静で、おおきなポンプを持って現れ、それを一、二度動かしてから、三千円かかる、と言った。次ぎは一気に三万円かかるという。なんだか怪しい。こちらが危ぶんでいるのを見越してか、管に詰まっているものを見せて言った。どこに訊いてもらっても同じだと思う、と。管の中にはヌメっとしたものと、なんと掃除用の金たわしのちぎれたものまで入っている。息子は黙って聞いていたが、それを見てから、三万円以上なら、断る、それでできるなら頼むと言った。そして、迎えが来るまでギリギリの時間内でどうにか工事が終わり、詰まりは解消した。十年分の詰まりである。これまで故障が起きなかったのが不思議なくらいだ。洗い物をしたあとは、十分くらいお湯を出しっぱなしにするのが常識になっている、とその人に言われた。面倒は終わった。やれやれである。(続く)

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