秋はもうすぐ
長い夏であった。辛い夏でもあった。
果たして、無事に超えられるであろうか。もしかすると、九月にはもう、耐えられず、倒れているかもしれない。
そんな恐れを常に抱きながらの、夏であった。
一日家にいて夕方買い物に出かければいい、それのできない夏であった。パン屋さんのパンが焼きあがるのが11時半、売り切れるのが、四時ごろ、少し早いときもある。ともかく、パンがまだ余裕があるときに間に合うように出かけるのは、日傘をさして出かけられる三時まで、また熱い、身体が燃えるようだ。まっすぐ歩くのにはよほどしっかりしていなければ、フラフラと歩いていても、始終まわりを気にしなければならない、私の状況。冬生まれのわたし、夏はそれでなくても苦手なのに、病気の後、やっとのことで買い終えて、家にもどるとベッドにバタン。
夏の間はプールを休む。子供たちがいるからだ。それをしたために、わたしの眠りの質は悪くなって、なかほどで、これでよいのだろうか、と言う具合にまでなった。夜中に何度もトイレに行く。体内時計が狂ってしまったのだ。
夏のさなか、思い切ってプールに行った。混んではいたが、バックをするぶんには、決してだれもぶつかってこない。クロールの方が危ない。というのに気づいた。それなら、大丈夫。バックは得意だ。クロールの息継ぎのほうが危うい。
そういうわけで、泳ぎ再開。私の体内時計はオーケーとなって、これまできている。歩くのはつらいので、できるだけタクシー、時間帯を変えてみたら、プール行きは楽にもなってきた。
九月になって、わたしはまだ死にそうにない。今年もなんとか生き抜けられそう。自由が丘のピーコックあとが立派に完成。
十月オープン、前よりも、品物が充実していて、良く整理されているそうだ。高いとは思うが、選べば、安いものもある。
何よりバス通りなのがいい。停留所が近く、足の便がいい。
私は今、死んでも残された人たちが困らないように、もしもの時の、安心ノートをつくっている。もうすぐ完成である。死んだら知らせてもらう友人の名をもうすぐ書き終えるので、一段落である。
夏中どこにも行かなかった。秋は一か月に一度ずつコンサート行きがある。それを楽しみに、、今年も終わりそう・・・・
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今年も我慢を強いられた酷暑の季節でした
水泳を継続なさって、前向きに ご無事に過ごされていらっしゃる様子に安どしております
新しくなる自由が丘に又出かけてみたくなりました。
先日図書館で借りた本 「終盤戦 79歳の日記」メイ・サートン を読んでいます
共感するところ多々で 色々考えさせられています。
読書が楽しくなったということはもう秋が近いのかしら。
投稿: sizu | 2023年9月 6日 (水) 14時04分
sizu さま
メイ・サートンなつかしい名前です。
ひとりの生活をつづった本でしたよね。じっくり読みたいと思いつつ、今頃になってそうしなかった忙しいわたしを悔やんでいます。
終盤戦ということは、前半線もあるわけで、相当長いもののように思われます。
図書館を利用して、探してみますね。
投稿: ばぁば | 2023年9月 7日 (木) 08時47分