ミモザふたたび
今年もミモザが咲いた。開花は三月四日、ご近所では一番最後という感じ。
我が家のミモザは今年危機に瀕し、もしかしたら、花がつかないかも、という状況だった。根元に取り去るたびにしつこくあらわれる、キノコが、中に居座っているからかもしれない、と言う若い植木屋さんの話、ひょとすると、樹ごと倒れるということも考えられる、と言う、コワい話で、あちこちで見かける、ミモザが消えるというのはこういうことか、と思った。
我が家の前の通りは通学路で、子供が大勢とおるから、樹が倒れたりしたら、大変、でも根こそぎ切るのも、可哀そう、というわけで、まだ元気だった夫に相談し、半分にしようということになった。
それはいい考えです、と植木屋さんもうなづき、半分になったのに、なんと樹は元気になったみたいで、花の芽が突きはじめた。それでもおじいさんの樹だから、ミモザばやりで、近所に植えられた樹はとっくに花が開いているのに、なかなか咲かない。
それがようやく、暖気流にのって咲き、とってもとっても、しつこく出てきたキノコも、姿を消した。
我が家は、私の病気、コロナ騒動、花に目を向ける状況ではなかったのだけれど、ミモザはひっそり咲いてくれた。
ありがとう、ミモザ。
ミモザの開花のお便り、嬉しく読ませて頂きました。ミモザは、何故か心ときめかせる美しい花です。ああ、また春が来たのだなと思わせてくれます。我が家のご近所に一本毎年素晴らしい花を見せてくれるミモザがあって、また1年巡ってきたと実感いたします。
ばあば様とご家族さま皆様のご快復が、何よりも嬉しく存じます。
投稿: aiai | 2023年3月 9日 (木) 16時29分
aiaiさま
時の経つのは早いものですね。ミモザは咲いたときはアッと思いますが、もう桜の開花宣言を待つ、というときになりました。
でもわたしには、ミモザが一日でも長く咲き続けてくれることを願っています。
投稿: ばぁば | 2023年3月14日 (火) 12時36分