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2022年7月に作成された記事

2022年7月31日 (日)

チヂミ挑戦

韓国の家庭料理、チヂミをこれまで食べたことがなかった。お好み焼きみたいなものかな、とは思ったが、お好み焼き自体を特に好むということがなかったので、縁が遠かったのだ。

 

ブログで知り合った若い友人のNさんは料理名人である。ある日の彼女のランチにチヂミの詳しい作り方が出ていて、いつ食べてもおいしいという感想と共に、コウケンテツさんのYouTube記事も掲載されていて、初めて関心が湧いた。

 

そんな時、近所の掲示板に「みんなでごはん」というポスターが貼られて、そのメニューにチヂミが出ていた。高齢者も参加の予約ができるというので、すぐ電話してみたのだが、すでに遅しで、ポスターが出てから一週間もしないうちに予約満杯となるのだということがわかった。

ダメだとわかると、ますます食べたくなる。

これはやるっきゃない。

あのYouTubeの画面を頼りに作ってみることにした。

 

まず、コウさんはごはんのおかずとしてチヂミを食べており、こんなおいしいものはないという表情で、ほおばって見せた。

レシピはこの上なく簡単、材料も分量も紹介するでもなく、ともかく目分量なのである。小麦粉適量、片栗粉適量、玉子一個、醤油ひとふり、それにニラと玉ねぎのざく切りを混ぜよくかき回して、ごま油をひいたフライパンで焼く。つまり天ぷらのときのころもをつくるときみたいな目分量、カタクリを入れて、野菜のノリの役目をさせるということが分かった。あと豚バラ肉の薄切り少々を、フライパンに広げた材料の上に並べる。

そしてよお~く耳を傾け、徐々に焼けてくるシュウッというような音を確かめる。それをコウさんは雨の音を聴くようでしょう?などと詩的な表現をするので、ますます好感が強まった。

フライパンをゆらしてみる。動く、動く、ということはもう焼けていてきつね色の焦げ目ができているということだ。

ここのところが一番肝心で自信がなかったのだが、見事にひっくり返すことができた。最高の焦げ方だった。フライパンの中身をギュウッと押し付け、豚肉側もキチンと焼けてからまな板のクッキングシート上にあけて切り分けるというわけ。

 

たれは酢醤油にラー油をたらし、いりごまをつぶしながら入れ、ネギをちらし、つけて食べる。

美味しかった。久しぶりに会心の出来栄えで、おいしいものを食した満足感である。

 

すごく簡単だし、安あがりだし、まず失敗なしだし、おまけに栄養たっぷり、これだけでもメインの一種でもサイドディッシュにでもなる幅広い役を果たす一皿、うれしくなった。

 

そのことを例の英語クラスで語ったら、くわしいレシピをねだられ、皆に教えた。教師のウエールズ人の彼もメモっていた。あの日はおそらくみんなが夕飯につくっていたと想像できるが、八月は二週休講だから、まだ結果は聴けていない。

2022年7月23日 (土)

ミモザ危うし

我が家のシンボルツリーのミモザは、今回裸ん坊のように思いっきり短くかりこんでもらったのだが、いつのまにか青々と葉を茂らせて、立派な姿になった。

 

ところが時折根元に白いキノコのようなものが出てくることがあって、そのたびに、取り除いていたのだが、このところそのキノコが数をふやしているので、植木屋さんに意見をきいてみた。

悪いニュースであった。Kimg0702 Kimg0703

幹の中が空洞になるほど、侵されている恐れがある。枝は青々していても、激しい風雨に遭うと倒れる危険さえあるというのである。

そういえば、ミモザ自慢のようなお宅を数軒注目していたのだが、いつのまにか、樹が消えてしまったのが何故か、同じような現象が起きたのではないか、今ようやくわかったような気がする。

我が家の前の通りは通学路だし、ミモザ側を歩いてくるひとは大勢いる。事故が起こらないうちに、決断するのは今だ…というわけで、根元から切るのはちょっとかわいそうだけれど、倒れても、被害が起きない程度に短く切ってもらおう、と夫と話し合って決めた。

 

今年は本当にこの上ないほど、見事に咲いてくれたのは、そういうわけだったのか…ありがとう、私のミモザ、夢見ていたシンボルツリーを持つ誇らしさを何度も味わせてもらって。嬉しかったよ、長生きできて。

胸が一杯になる樹との会話である。

 

ミモザの後ろ側に植えた七本のオタフクナンテンは毎日水やりをしっかりした甲斐あって、根付いたようで、青々している。

 

 

 

2022年7月16日 (土)

変化する食事情

食いしん坊のわたしは、おいしいものは自分の料理と自信を持っていたし、樋口恵子さんが「老いの福袋」の中で主張されているような、料理が面倒になったら「調理定年」を、というような状況はまだ先だとたかをくくっていたのだが、このところ状況が変わってきた。偏食の夫と、偏食なしの息子と私の三人が美味しいと食べられるメニューを考えるのがしんどくなってきているのである。

この二、三日は涼しい日が続いているが、酷暑の日はもう何もするのもいや、叫びだしたくなるくらい億劫、それをじっとこらえて、一番手のかからない、目をつぶってもできるようなものをつくったのに、いつもの自分の味にならない、というような事件が起きてからは、生活に関する全自信を失いそうになっている。

ポークボールトマト煮は、豚ひきに、ミルクに浸したパン粉少々、玉子一つ、パプリカパウダー、塩コショウでよくこね、小ボールにまとめて、小麦粉をまぶし、オリーブオイルで焼く。そこまでをしておいて、あと付け合わせのマッシュポテト、コーンとグリーンピースの、バター炒めなど用意したところで、予約したマッサージに出かけた。息するのも苦しいくらい肩パンパン、それを30分ほぐしてもらい、ベーカリーに立ち寄り、大きめクロアッサンとゴボウサラダ買って帰宅。六時過ぎていたので、ポークボールにもう一度火を通して、ブイヨンとトマトペーストを混ぜて、その中で煮る。味見したら、何かが違う。スープに酸味が出ていてまろやかでない。いつもの私の味ではないのだ。そうか、ワインを入れればいいんだ、と赤ワインとちょっぴりシェリーまで加えた。それでも、よし、とうなずける味にならない。ワインはミートボールを焼いているときに加えるか、こねているときに加えるかした方がよかったか、または、すでに煮込んでからマッサージに行くべきだったか、とも思ったりしたが、すでに遅しである。

夫はおいしかったよ、と言ってくれたし、息子も少々多すぎるのでは、と思ったほどの残りをきれいに完食していたが、わたし自身は、以前の味と違ったような後味が、寂しく思われた。

デイサービスで夫の体重値が少し下降しかけているというので、高齢者の体重減少というのを調べてみたら、カロリー過剰や、偏食にこだわるより、ともかく何かで寝付いてしまうことが起きても、筋力や体力があれば、回復が早く、危ぶむことが少なくなるので、カロリーの高いもの、たとえば、ハンバーグとかアンドーナツとかを積極的に食べさせたほうがいい、という医師の談話を読んで、これだ、と思った。

ハンバーグは以前得意だったが、いまは苦手になってしまった。息子に冷凍食で、なにかいいもの探してくれない?と相談してみたら、その晩は雨で、もう十時を過ぎていたのに、パーカーを羽織ってさっと自転車に乗って30分ほどして帰り、トップバリューというシリーズのおかずセット付、ハンバーグを二種類買ってきてくれた。なんでも二つ駅の先のイーオンまで行ったという。その冷凍食はレンジ解凍も簡単で、見た目も美しく、夫は美味しいと喜んで食べたので、このところ重宝するようになった。

天ぷらやかき揚げ好きの夫向きに、東急ストアにあるチンだけでおいしく出来上がる天ぷらそばも助かっている。

週に二、三度、夫だけ簡単ごはんをして、わたしは自分の好物で何より得意だと思っている炊き込みご飯などを食べるのだが、この炊き込みも、以前よりおいしくなくなったような気がして、失意が大きい。

年下の友人に打ち明けたら、それは味覚の変化、あるいは、味覚の衰えがあらわれてきているのかもしれない、と言われて、つくづく84年の食歴も変わる年月の長さを、思ったのであった。

 

 

 

2022年7月 6日 (水)

プール異変

先週の土曜日、久しぶりに泳ぎに行くことにして、朝九時「せせらぎ館」で「モーニング」を食し、緑が丘プールに直行するつもりだった。ところが、食べ終わり、ふと外に目をやったら、なんだかマーケットの様なものが出ていてにぎわっているのである。

ちょっとのぞいてからにしようと外に出てみると、四か所ぐらい売り場ができていて、手焼きのパンやケーキ、それに、新鮮な野菜まで並んでいるので、こういうものに弱いわたしは、ちょっとのぞくどころではなく、じっくり見てかなりの買い物をしてしまった。なんでも第一土曜日はマーケットが出るのだそうだ。

 

とりわけ感動したのは、手作り野菜で、スゴく立派なルッコラや、枝豆、インゲン、初めて見るシナモンバジルという香りのよいハーブまであって、それらすべて買っても800円という安さ、時計を見ると十時を過ぎてしまっていた。

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プールの入り口は待っているひともいないので、よかった、空いてるんだ、と思ったら、いきなり受付から声がかかり、予約番号をどうぞ、なんて言われてびっくり。しかも、プールの予定表を渡され、下に印刷されたQRコードを指さされて、このアプリで予約してからの入場となります、に唖然。現在128人お待ちになるので、たぶん予約なさっても夜の入場となるでしょう、とのこと、言葉もなしで、あきらめ、帰途についた。

 

QRコード一番苦手だ。ゆらゆらして四角い枠がなかなか定まらず、時間をついやす厄介なしろもの。

 

帰宅してようやく明るいところでトライ、もうすでに六月から九月の末までアプリ入場方式になったのだとか。これは高齢者の多いこのプール、さぞ、みんな戸惑っているのでは、と思った。ともかくサイトを開いて、入場受付のページをショートカットにしてデスクトップに貼り付け、時々覗いているのだが、表示は…組となっていて、どういうことがよくわからない。電話したら、この組が二人なのか四人なのか、定かではなく、その日によるので、電話で確かめるのをおすすめします、と親切な解説だったが、ともかくややこしくなってきたので、行く気がひるんでしまった。

 

今月の文芸春秋の巻頭随筆、藤原正彦さんが、実はメカに弱いという告白をされている。世界的な数学者は実はメカに弱い人が圧倒的に多いのだそうで、このスマホ全盛の世の中、それでなくても指が滑りやすい高齢者、わたしはそれでも危ういところで滑りこんだが、夫のようにガラ系の操作も怪しくなっている現状、いろいろなところで不都合が増え続けることだろう。

随筆のラスト、「世の中が便利になって、一番困っているのは実は人間なのです」の落書きメモを、然りとされたのに、大きくうなずきたくなった。

 

2022年7月 2日 (土)

ある日の夕食事情

近くのおかず屋さんが、改築のため、およそ半年休業することになったので、我が家の夕食事情のダメージはかなりきつい。元魚屋さんだったひとなので、サバの味噌煮や、小アジの南蛮漬けなど、重宝していたし、あと、サイドディッシュになる、カボチャの煮物や、煮豆など、それから、電話して頼む、カキやエビの揚げ物、刺身など、ほかで代りを探せないショックを受けている。

先日、わたしがかなりヨレヨレになってきたことを、娘にラインで訴えたら、ちょっと深刻に受け取ったらしく、私の代わりにウーバーイーツをカードで頼んでくれた。私もスマホでできないことはないのだが、指がすべって、一人前が二人前になってしまったり、取り消そうにも、うまくいかなかったり、まだメカ慣れはあやしいので、助かった。

中華のチャーハンと餃子だったが、出来立てのホカホカが来たので、おいしかった。ただし一人1700円、娘にごく労賃をそえたから、計5000円、割高となっている。

 

徒歩距離にコンビニと、マイバスケットがあるので、わたしがコンサートやブリッジゲームに出かけるときは、そこで弁当買うから、大丈夫だよ、と夫が言うので、任せていたのだが、コンサートが終わって電話してみると、ちょっとフラフラしたので、行くのを辞めたというのを聞いて、これは大変と、急遽調達することにした。自由が丘にいたので、わたしは駅中のスープストックのカレーセット、夫は好みを聞いたら、天丼が食べたいというので、駅を出たところの天ぷら屋で天丼、それも中身の好みがウルサイので、エビと玉ねぎとサツマイモにしてもらって、二種の夕飯と、すでに重い買い物袋を提げて歩くのはキツイので、タクシー乗り場に並ぶ。六人ぐらいがすでに並んでいて、この日は休日でもないので、車がなかなか来ない。

そばの通りを私と同じ年くらいの女性が、娘さんかヘルパーか、見分けのつかない若い女性に介護されながら、カートを引いて、たおれそうになりながら、歩いていて、とうとう転びかけ、歩行者の女性が親切に手を貸して、近くのベンチに座るのを手伝っていた。

かろうじて歩いている老人が多く、目につき、明日は我が身かと思う。

この日はとりわけタクシーがまばらで、30分近く待った。

 

でも、天丼は美味しいと言って夫はご機嫌だったし、私のカレーセットもいつもの味で、満足した。ちかごろ、いつもの味をキープしているテイクアウトも少なくなったりしている。みんな疲れているのだろうか。

 

本当に厳しい時代だ。それにこの暑さ、およそ一か月早い酷暑、外出がつらい。

でも、せめてテイクアウトがおいしいと、明日もまた手料理をがんばろうという気持ちになれる。

 

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