手抜き赤飯セットの一皿
時々、無性にお赤飯が食べたくなる。自分で炊くのはそれほど、苦にならない。
二十年まえから使っているシャトルシェフという二重鍋があるからだ。
小豆を使う分だけ内鍋に入れて、一度沸騰させ、ゆでこぼし、再び水を入れて沸騰させ、そのまま内鍋を外鍋に入れて20~25分くらい保温すると、小豆色に染まった汁と、程よくゆだった小豆が出来上がるので、それをもち米と普通米を、私の場合は半々にしたものに加え、電気釜のおこわというスイッチで炊くだけで、素晴らしくおいしい赤飯ができあがる。
赤飯だけでご馳走だから、そえもののおかずは買ったものでもいい。
きょうはカツ煮とチンジャオロースーをおかず屋さんの「ブリーズ」で買い、あと、ナスのシギ焼きだけつくって、大皿に盛った。
このお皿は結婚したときお仲人さんからプレゼントされた洋食セット、もう60年も割れないでもっていてアンティークになりかけている。
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赤飯美味しいですよね、
私も無性に食べたくなる時があります。
もち米だけで作るとどうしても硬くなるので
私もうるち米が混ざった炊おこわ方が好きです。
それにしても今日のこのワンプレート料理といい
先日の握りずしといい、どちらも本当に美味しそう。
ブテックの店主がおっしゃった
「シェフがつくるものより、何十年も手作りされている
主婦の方の腕に叶う味はありませんよ」
の一語に尽きると思います。
40年くらい前の暮しの手帖の料理本で
<いまは美味しいものは家庭で作らないと
食べられない時代、だから家庭料理が
一番大切なときなのです>
という文言を目にしたことがありますが
いつの時代でも本当に美味しいものを食べたいのなら
家庭で作るしかないと思っています。
これからも、ばぁばさまの手料理が、たとえ一品でも
食卓に上ることを願ってやみません。
投稿: やまねこ | 2022年6月17日 (金) 15時10分
どれもあなたの完璧なお写真にくらべると、84歳のいい加減さが表れているのがお恥ずかしいのですが、こんなものをつくっていたという記録として残しました。
家庭料理は何と言っても出来立てがおいしい、テイクアウトは温めなおしがおいしくない、、家庭料理はたとえ翌日食べても、作った行程がわかっているので、なにか慣れた味で安心感が大きいと言えますよね。
投稿: ばぁば | 2022年6月18日 (土) 20時59分