簡略イブディナー
去年のブログをたどると、整形通いはしているものの、イブだけは、チキンのもも肉を買って息子とわたし、ローストにして食べている。夫にはミートローフ。
今年は、最後のブリッジゲームが重なったので、その日の料理はミートローフとコーンスープのみ、チキンは徒歩距離のイタリアレストランがチキンを焼くというので、二人前2500円というのを予約、息子にピックアップを頼んだ。きのうからブロッコリーをゆでておいて、付け合わせはそれをいためて粉チーズをふり、ミニトマトをあしらう。ミートローフを焼くついでにカットしたポテトにローズマリーとオリーブオイルをふりかけ一緒にローストおよそ25分。それは、ゲームから帰ってからで十分間に合う。あとゲームの場所せせらぎ館でパンも購入。
チキンはよく焼けていたが、味がしない。塩コショーが効いていない、という気がした。それにグレイビーがついていないので、物足りない。
プレッセで生のチキンを見て一羽5千数百円もしているのに、驚いた。今年も鳥インフルエンザで大量の殺伐があったから、チキンが少なくなっているのかしら?それにチキンの質もよくなっていない。友人に話したら、エサが悪くなってるのよ、きっと、と言った。
近頃、美味しいーい、とため息が出るものに出遭わない。自分の味も落ちているような気がする。
今樋口恵子さんの「老いの福袋」という本を読んでいるが、料理が面倒になったら「調理定年」を、という言葉が身に染みる。母たちが今の私の歳83歳のときは、クリスマスと新年の料理はお嫁さんが作っていたのに、わたしはこの一年、もう、調理定年どきだな、と思いながら、自分でするしかなかった。でもキリスト教的には、自分でできることを感謝、感謝である。
その感謝、感謝にも疲れてきているこのごろを感じる。
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