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2021年12月に作成された記事

2021年12月29日 (水)

8020表彰状

秋ごろ、区報を見ていて、ふと目がとまった。歯科医師会が八十を過ぎて自分の歯が二十本以上あるひと表彰するという記事が載っていたのだ。

この二十数年以上、三か月に一度、口腔内の掃除と衛生指導を受けに行くことを続けているが、一度も治療をしないですんでいるし、義歯をいれたこともない。奥のほうに金属をかぶせた歯はあるけれど、全部自分の歯である。表彰というのはちょっと大げさだけれど、83歳までずっと自分の歯で食べていたこの身体をほめる機会を逃したくない、と思った。

歯科医の証明が必要と言われたので、電話すると、担当歯科医師に言われた。あなたはまだ長生きしそうだから、もう少し先でもいいのではないですか?

今年経験した思いがけない身体の不調、もういつなにが起きても不思議ではない年齢なのだ。チャンスをとらえたときに、受けられるものを得たい、そうねばって、無事この表彰状が届いた。タオルセットと歯磨きチューブもついていた。

考えてみると、身体のほかの部分は薬品で治すということができるが、歯だけは、日に三度以上も噛むという激しい使用を続けることによる、不具合が生じたとき、それを治すのは一重に歯科医の技術にかかっている。いまの名医ともいえる、医師とのラッキーな出会いは夫の調査力で得た幸運であった。夫はほかの医師には六十代で総入れ歯だと言われたのに、今の先生にかかってからは、部分入れ歯で済んでいる。

表彰状が無事に届いた感謝をあらわすために、それを持ってにっこり笑っている私の写真を夫に撮ってもらって、PCから印刷し、その余白に、人間は毎日食べなければ生きていけないけれど、そのためには歯の力を維持しなければならず、それをこの年齢まで大病もせずに可能にしてきたのは一重に治療と衛生を完璧にしてくださった先生ご夫妻のおかげですという、お礼状にしたのだった。

歯科通いでこのようなやりとりをする機会はなかなかないが、思いがけない8020表彰という機会をとらえることができて、医師と患者のコミュニケーションが深いものに変わったように思う。Img_2926

 

 

2021年12月27日 (月)

「カムカムエヴリバディ」から始まる毎日

久しぶりの出色朝ドラである。

このドラマをより楽しく観るために、念入りに朝食をつくって、シリアルにヨーグルトとミルク、ハチミツを少々、またはお気に入りトーストパンにジャムも塗って、コーヒーと一緒に、テレビの前に座り、あと五分、あと二分、最後まで目を釘付けにしてドラマの中に入り込む。

岡山弁が楽しい、~じゃろ、は年寄り言葉だが、ドラマがほのかなユーモアに包まれるのはこの「じゃろ弁」があるからだ。

上白石さんは可愛く、美しく、英語の発音も完璧に最初のヒロインを演じ終えた。

勇が「るい?」と探して、二番目のヒロインがふりむいたとき、えっつ!!、なんと老けた18歳!、と思ったけど、もう演技者、深津絵里さんの世界は始まっている。毎日清純な美しさが、朝の雰囲気にピッタリ、違和感は消えた。

「るい編」に入るとき、勇の結婚、長男誕生、ずいぶんと省略があったけれど、作者は省略の天才である。どの部分を強調し、どの部分をいかに省略するか、でドラマの面白さが生きてくる。さすが、「ちりとてちん」の作者、あのとき、落語の世界をどれほど楽しんだか、あのドラマで活躍した二人の主演者の、わたしは今もフアンである。

ランドリーという職業を取り上げたのも、いい。我が家にも御用聞き、配達をしているランドリーが来てくれているが、少々値段は高めでも、わたしは、元気に配達してくれているランドリーの息子さんの彼を応援している。

それといつも最後をしめくくる、城田さんの語りがいい。英語の発音も言うことなし、語りがでしゃばらず、静かにしめくくる、このひと、これまで軽いイメージだったけれど、ドラマがいいと、隠れた才能開花、これほどの成長を見せるのか、と思ってしまう。

そして主題歌、歌手がゴスペル出身だとか、で歌詞が何を言ってるかよくわからず、ネットで調べてそれをデスクトップに貼り付けにして、毎日歌っている。なんとか全部覚えて鼻歌で歌いたい。聴けば聴くほど、いい曲だ。作詞、作曲者名を見たら、森山直太朗、さすが「さくら」のひと、今回のこれは、世界の今を語る何かがあって、胸に沁み込む。

 

2021年12月25日 (土)

簡略イブディナー

去年のブログをたどると、整形通いはしているものの、イブだけは、チキンのもも肉を買って息子とわたし、ローストにして食べている。夫にはミートローフ。

今年は、最後のブリッジゲームが重なったので、その日の料理はミートローフとコーンスープのみ、チキンは徒歩距離のイタリアレストランがチキンを焼くというので、二人前2500円というのを予約、息子にピックアップを頼んだ。きのうからブロッコリーをゆでておいて、付け合わせはそれをいためて粉チーズをふり、ミニトマトをあしらう。ミートローフを焼くついでにカットしたポテトにローズマリーとオリーブオイルをふりかけ一緒にローストおよそ25分。それは、ゲームから帰ってからで十分間に合う。あとゲームの場所せせらぎ館でパンも購入。

チキンはよく焼けていたが、味がしない。塩コショーが効いていない、という気がした。それにグレイビーがついていないので、物足りない。

プレッセで生のチキンを見て一羽5千数百円もしているのに、驚いた。今年も鳥インフルエンザで大量の殺伐があったから、チキンが少なくなっているのかしら?それにチキンの質もよくなっていない。友人に話したら、エサが悪くなってるのよ、きっと、と言った。

近頃、美味しいーい、とため息が出るものに出遭わない。自分の味も落ちているような気がする。Img_2924

今樋口恵子さんの「老いの福袋」という本を読んでいるが、料理が面倒になったら「調理定年」を、という言葉が身に染みる。母たちが今の私の歳83歳のときは、クリスマスと新年の料理はお嫁さんが作っていたのに、わたしはこの一年、もう、調理定年どきだな、と思いながら、自分でするしかなかった。でもキリスト教的には、自分でできることを感謝、感謝である。

その感謝、感謝にも疲れてきているこのごろを感じる。

2021年12月19日 (日)

期待通りの「務川慧悟リサイタル」

ショパンコンクールのファイナルを前にして、反田恭平さんは応援に来ていた親友の務川慧悟さんに「レッスンしてください」と楽譜を差し出した。

一楽章を聴き終えて、務川さんは、非和声音を素通りしている、とか、「痛み」の音を聴きたい、とかイントネーションが逆だった、とかスゴイ批評をして、反田さんは「痛みか…」つぶやき、楽譜に書きこんだりしていた。わたしは、こんな鋭い耳をしているひとの演奏をモーレツ聴いてみたくなって、さっそく務川さんのネット検索をした。

18日のサントリー大ホールのリサイタル、すでにほぼ満席、やっと最後のチャンス二階てっぺんの最後尾に近い一席をゲット。きのう格別寒い日にもめげず、いそいそ出かけた。

山の頂上からふもとを見下ろすほど、てっぺんの席、立錐の余地もないほど満員の客席、オペラグラスを調節しながら、肝心の音はどうなのだろう、と不安になったが、そこはさすがサントリー、音響素晴らしく、客席で損をしている、とは感じなかった。それほどに、音が冴え、弾き手の実力が物を言っていたと言える。

第一曲、ドイツ民謡「スイスの少年」による変奏曲ホ長調は響かせるべき音がすべて、これ以上ないほど完璧に鳴らせているので、一瞬にして聴く者を取り込んでしまうほどの達意の演奏で、ロンドの美しい展開に惹き込まれる。

休憩前のプログラムのなかでも遺作のワルツホ短調、かつてピアノを習っていたときに弾いたことがあって、あまり好きな曲ではなかったのだが、まるで違う曲を聴いているように、展開が魅力的で、大曲はもちろんだけれど、こういう小曲で、ひとを酔わせてしまう彼の実力をつくづくと感じた。

そして、そしてラストのソナタ第三番、これほど見事なソナタはショパンコンクールでも聴かなかったような気がするほど、惹き込まれ、酔わされ、心を奪われ、完璧ショパンの美に涙があふれそうになった。

多くの聴衆が同じ感動を分かち合ったと思う。拍手の音で感じた。アンコールは意外にもおさらい会の一曲のようなシンプル極まりない小曲。演奏者の彼はマイクを持って語った。いまの「ダサい」一曲も実はショパンの晩年のブーレの一曲です、こういう曲も含めて自分はショパンを愛してやまない、せっかくあこがれの大ホールで弾くことができるのだから、ショパン以外も一曲弾きたい、と述べて、バッハのフランス組曲のサラバンドで締めくくった。

こういう締めで、あのソナタはより耳の奥に冴え残った。巧みな終わり方だったと思う。Photo_20211219172801

もう少しこの人の演奏を聴きたい、という望みが消えず、わたしは新年早々、埼玉の劇場まで出かけることにしている。

2021年12月14日 (火)

歩行の痛み、ほぼ解決

よそいき用の黒い靴をはき、靴型の異なる気に入りのメレルの普段靴の片方も持参し、奥沢の整骨院に行った。

女性院長のTさんが、いろいろななサイズのインソールが入ったバスケットを取り出して、アーチの部分に貼りつけるテープつきの支えも各種選び、何度も歩行させて、これだ、というピッタリ感を感じるまでためさせてくれて、おかげで足指カバーなしでも、痛みのない歩行が可能になった。

支払い、わずか千数百円、整足院のあまりにも高額な支払い、しかも八年まえの至誠会病院での十倍ぐらいの値段に比べ、信じられないくらい低額に驚く。庶民の味方のこの整骨院を愛してやまない夫の勧めだったが、あらためて、ありがたい存在価値を悟った。

整足院の高額テープ処理とカバー、あれはあれで、一週間足指を鍛えたからこそ、この安定を得たのかもしれないと思うことにしよう。

洗足池一周の散歩も、インソールをほかの靴にフィットさせて、歩いたのだが、痛みなしだった。

歳末のストレスが軽減した安堵感を得ている。

2021年12月13日 (月)

冬の樹たち

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六本木ミッドタウンのイルミネーションはこういう時期のせいか、静かな華やぎ、右下の一枚は建物内部のサンタクロースの樹。

若い友人と二人、食事をどこにするか迷ったが、結局、昔の味がなつかしくて、ラーメンの一風堂に行く。六時前だったせいか、店は空いていて、味も期待したものとは違っていた。昔の方がおいしかった、という共通の感想。どうして最近は味に裏切られることが多いのだろう。こちらの舌がかわり、老いたせいもあるのかもしれないが、さみしいことだ。

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数年ぶりに出かけた世田谷美術館のレストランへ渡る回廊から見た古木、グランマモーゼスの作品より、この樹のたたづまいが心に残った。レストランの予約は満杯で、電話では断られたのだけれど、まあ、行ってみましょう、という連れの誘いは大当たり、一時間だけ空いています、という二席があって、ランチを食べた。コース料理だったけれど、これも、わたしには昔のほうがおいしかったという感想。

友人の声がとてもソフトで早口なので、アクリル板越しの会話が聞き取りにくく、疲れてしまった。わたしの左耳の聴力が落ちているせいもあるのかもしれない。

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散歩名人の友にさそわれ、洗足池のメタセコイアを見に行く。九本の紅葉の威容、今が盛り、青空に映えて美しい。

彼女の、過去に飼っていた二匹の犬との散歩の思い出、池周囲の自然の解説が楽しく、膝の危うさも忘れて一周してしまった。

ようやく見つけたと、彼女が語る喫茶の店のデザインがしゃれていて、カルダモン入りのレモネードがおいしかった。

2021年12月 6日 (月)

足のトラブルふたたび

左足の中指と薬指が靴を履いて歩きだすと痛む。爪の先が皮膚を傷つけているような痛さ、これは以前にも経験があって、整形にもかかった。高齢になって足裏のアーチが低くなったためにおきる浮き指、モートン病と呼ばれるものの初期症状と診断され、インソールをあつらえた記憶がある。

でもあれは左だったか、右だったか、その記憶がはっきりしない。ブログを繰った。こんなときに、ブログは、それは役立つ。2013年11月、バスからバスをのりついで、成城近くの至誠会という病院で、吸い付くようにやわらかく、それでいてアーチを支える部分は強固という理想的なインソールを、理学療法士でもある佐々木先生に作っていただいたという記述詳細、右足であった。よかった、同じ足だったら相当ひどく慢性化していることになる。

 

ブログを書くようになって十年余、最初の三年分はココログ出版に、二冊分だけ印刷してもらったのだが、あとの七年分は自分でも印刷できるから、と放っておいて、結局それをする時間がなくて、あきらめかけていた。でもわたしの人生の晩年の記録をめくりたくなることもある、と確信し、同人誌の印刷を依頼していたところに頼み、本にではなく、ただ印刷してバインダーで閉じてもらうことだけしてもらい、それが出来上がってきたのが半年後、PCの画面から探すのは相当厄介だが、印刷されたものをめくるのは楽だし、記録としての価値も感じられて、うれしくもある。夫も愛猫の思い出や、自分の当時、も知りたいらしく、読んだりしている。

 

今回、足のケアには、近所でとりあえずの応急処置をするつもりで、バスで十分ほどのところにある、製足院というところに出かけた。健康保険は使えず、足を袋状のものに入れ電気で空気の刺激をする対応と、あとはテーピング、四日ぐらいもつと言われたけれど、うっとうしくて、三日ではがしてしまった。足指専用足先半分だけの専用サポーターは、今のところ重宝している。今回はそのグッズ込みで8000円近く支払ったが、二度目は倍額になるというので、いく気はしない。

 

夫の気に入りの整骨院が手作りのインソールをつくってくれるというので、目下はそれを当てにしている。 

 

 

 

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