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2021年10月11日 (月)

ショパンコンクール2021二次予選を聴きまくる

ポーランドの実況放送を、日本にいながらにしてYouTubeで聴くことができるなんて、夢のようである。でも、目も耳も疲れた。

中国のHao Raoからの7人を、聴きまくる。大曲が多い、聴かせどころにあふれたスケルツォ2番、バラード一番、そして、私が一番好みの華麗なる大ポロネーズはほとんど全員が演奏した。

音をはずさず、速いフレーズを難なく弾きこなす超人的テクニックはすべてのコンテスタントたちは持ち合わせている。それに違いが出るのは何なのだろう。音楽性の差か?つまり聴かせどころの高みの頂点の音を十分に出し切ってくれること、そこまでに達するあいだにある、音がなぜ、それなのか、その意味を理解して無駄にせず、クライマックスの感激性を増してくれること、聴衆にとっての満足感はそれによって、異なるのを感じた。高い音ばかりではない、ワルツの5番には、低めにも、感動の音がひかえている。左手の鳴り方が大事だ。

沢田さんは、上述のそれらを作り出す感激度がうすかったようだ。本人も認めていた。香港のShamは、Hao Raoより洗練された、満足感をくれたと思う。今回の日本人コンテスタントの注目度は圧倒的に、反田さんと角野さんだが、女性群がどうして、どうしてスゴイと思った。進藤さんは聴かせどころのフォルテをこの上なく響かせ、曲に酔っている彼女のすごみが伝わってきた。

あと超ハンサムなアメリカ人Talonクンはガンガン弾きまくるタイプではないが、大写しに耐えうるととのった美形の迫力もあって、最後にもっていった、大ポロネーズは彼の容姿にふさわしい麗しい出来栄えで、ブラボーの声がとんでいた。

そして反田さん、プロとしてすでに成功を収めている余裕で、曲の配置は見事だった。最初にワルツ3番を、いとも軽やかに弾きこなし、ちょっと珍しいマズルカ風ロンドを、変化に富んだ表現力で聴かせる。そしてバラード2番、さすがのテクニック、最後にほとんど全員が弾いた大ポロネーズ、少しの気負いもなく、まいりました、とこちらに言わせる、満足感にあふれた演奏、聴衆の歓声が響いた、ラストだった。

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コメント

私も日曜日、月曜日とYouTubeで聴いていたら、あっという間に3時間くらい経ってしまって、疲れました。日本人のコンテスタントは、皆さん実力者揃いで、最後どのようになるのかと、、、勿論反田さんは堂々とした演奏で、楽しそうでしたね。牛田さんの演奏にも心惹かれました。小林さんも。困ってしまうくらい甲乙つけがたい。最終審査に残って欲しいです。

セミファイナリスト、決まりましたね。地元ポーランド勢六名は、ショパンを聴いて育った人たち、さすがですが、それに次ぐ五名に日本勢はスゴイです。今年の日本人のレベルが素晴らしいと、外国人コメント満載でしたものね。
牛田さん演奏技術は見事ですが、音楽性、感性的に、及ばぬものがあったのでは、と私なりに理解しました。女性群の活躍が驚くべきです。
聴き逃しているイタリアや、カナダのコンテスタントたちの演奏を確かめたいです。ああ、忙しい…審査員たちも、今年はハイレベルだったと言っていましたが、粒ぞろいで、突出したひとが見つけにくいという、むずかしさがありそうですね。
こんなにショパンばかり聴いたのは初めてです。いつも耳の中で鳴っています。

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