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2021年7月 5日 (月)

なつかしのフィノッキオが…

テレビで日本の農家がヨーロッパの野菜を栽培し始めたというニュースを途中から見て、もしや私の好きなフィノッキオもそこで見つけられるかも、という期待に胸がふくらみ、電話番号をゲットし、呼び出してみたのだが、そこでは栽培リストに入っていないことがわかって失望した。でも、そこから何か情報を得られるかも、となおもしがみつき、結局、デパートの伊勢丹の野菜売り場にフィノッキオがあるらしいという手がかりが得られて、無事、日本製ではあるが、フィノッキオを送ってもらえることになった。

 

フィノッキオ、日本語でウイキョウと訳されているが、葉っぱがフェンネルという、ハーブの一種ですでに有名、フィノッキオはその根の部分で、イタリアではそのセロリを丸く固めたような根の部分をはずして、どこの青果店でも売っているのだが、聴くところによると、日本では葉の部分のフェンネルをハーブとして珍重するので根の部分を育てることに熱心でない、ということが判明した。

 

イタリアに着くとすぐに青果店を探して、フィノッキオとトマトを買い求め、塩をふって、オリーブオイルをかけてかじりつく。高貴な香りと歯ごたえを感じながら、ああ、イタリアに来たんだ、という馥郁とした実感を楽しんだものだ。

 

高級な牛肉ぐらいの値段についたけれど正しく、あのなつかしいフィノッキオが届いた、包み紙をはがすのも、もどかしく、ご対面となったが、さっそくかじってみて、あれ~っとなった。香りがあまりにもうすい、物足りなさを持て余す。

たえきれず製造元に電話する。彼らはイタリアのフィノッキオを食べていたわけではない。わかったのはタネが日本製であること。

 

最後のイタリアの旅では、トレヴィーゾでタネを買ってきて、ガラスの入れ物に入れておき、サラダにふりかけて、食べたりした。香りは十分であった。それなのに…

 

二つの塊のうち、一個は不満足ながら、これ、フィノッキオなんだと自分に言い聞かせながら、食し、二つ目に手を付け始めている。

どういうわけか、二つ目のほうが香りが強く、そう失望したものではないという気持ちになれた。もしかしたら、冷蔵中の冷気で、香りがしぼんでしまっていたのが、ようやく自然の空気を吸ってフィノッキオさん、生き返ったのかも…Kimg0307

 

イタリアはロックダウンのレッドゾーンが消え、ワクチン接種も全人口の50パーセント以上となって、感染数は三桁を減じずつあるそうで、いまや、マスクをはずすホワイトゾーンになったという回復ぶりである。もしや回復はむずかしいかも、とさえ、思われた一年まえ、団結力の強い、イタリア、よくがんばって、いまや日本よりずっと早い回復の兆しであるというニュースに希望の光あふれる感動を覚えつつある。

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