ソーイングビー(3)決勝戦1
いよいよ決勝戦、どぎもを抜かれたのはエズメ女史のビーズの総刺繍のジャケット、これを最後に見せるために、これまでビーズ作品を小出しに見せていたのか。いや、見事にまばゆい傑作である。
さて、第一課題、正統派のヴェスト、小型だけれど、難題である。細部の縫製の手順に細心の注意が必要、リアは例のごとくパニックに陥り、芯を張らずに裁断、しかもあろうことか、肝心の裏地をつけてひっくり返すところを、リカルドに頼むとは?これって、ルール違反じゃないの?
リカルドはこのコンテストのことを、自分との闘いだと言っていたけれど、こんなハプニングは想定外、一番時間を有効に使わなければならないときに、イタリア人の女性へのやさしさを利用されて、邪魔された、といってもいい、しかもリアはリカルドに助けられたことを、あとで感謝している言葉もなかった。
第二作目リメイクも、リカルドは損をしそうな予感がする。次回に立ち直ってくれることを祈る。
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