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2021年7月に作成された記事

2021年7月31日 (土)

夏こそワンピース

コロナ禍は続いている。それどころかますますひどくなりそうだ。

ステイホームでせめて、気分をよくしたい、と気になってきたのは、ホームウエアである。去年からの手持ちのサマーウエアはシャツ類とパンツが多かったが、それを一新することにした。着るのも脱ぐのも楽で、風通しよく、くつろいでいられるもの、それはワンピースである。

 

しかも前開きのワンピース、これをセールの始まりのころ、買い求めた。

まずは、ワクチン接種のために、と、ユニクロで買ったネイビーのワンピース、着物スリーブという肩がちょっと隠れるいい形のものがあって、注射のときも袖をまくらなくても済んだので、いいチョイスだったと自慢であった。

 

次に買ったのは、インド綿の五分袖のオリーブグリーン、洗濯してもアイロンの必要なし、着心地もさわやかで、これも成功。普段着といってもバスにのって買い物をするときでさえ、通用するほどだ。

 

双方とも着るほどに満足なので、外出用も欲しくなった。前開きワンピースのおしゃれ用というのは、自由が丘でも見つけるのはむずかしい。それでも執念で探せたのが、横浜元町のブティック、婦人泌尿器科の検診のついでに、買い求めたもの。ネイビーと白の総花模様、グレープという店で、今から三十年前ぐらい、元町によく出かけていたころ、必ず覗いていた店がまだ健在であった。

 

暑さはこれからが本番、もう一枚普段着をふやしたくなって、アマゾンのレディースを検索していたら、これぞ好みのスタイルが目にとまった。前開きではないのだが、デザインがいい。黒白のギンガムチェック、大学生の頃、好みだった。しかも大小のチェックを見事に切り替えたデザイン、価格が驚いたことに2280円也。安すぎるのが怪しい、などと迷ったが、エイヤッと購入決定。

翌日届いた。

これが当たりで、夫が「よく似合ってる」とほめてくれた。

 

2021年7月24日 (土)

第32回夏季オリンピック大会開会式を観る

オリンピック開催には反対だった。ワクチン接種も終了しておらず、感染は増え続けるこんな中で強行するなんて、と。

おまけに間際になって、演出や音楽担当の主要メンバーの辞任や解雇など発生、一体どうなっているのかと、不快と不安は強まるばかり。

それでも開会式だけは、見届けようと最初から見始めた三時間半だったが、一度も終了ボタンを押すことなく、見続けてしまった。

 

お見事、よくやった、ご苦労様、お疲れ様、素晴らしかった、という感想である。

日本の底力、が湧き出ているのを感じた。

 

木やりもよかったし、真矢みきさんの棟梁ぶりも美しかった。箱を組み立て、動かしながらオリンピックマークを組みたてていく動きも少しも無駄なくスムーズで安心してみていられた。

選手入場もこれまで各国で行われた閉会式のくつろいだ感じをそのままあらわしていて、選手たちのありのままの感情によりそっている雰囲気が好ましかった。

アメリカとフランスが最後のほうだったので、まだ出ない、まだ、と見続け、腰が痛くなっていた。

総勢6000人以上、この大群を、このようにまとめ、引き受けているなんて、スゴイなあ、と思った。

この人たちが全部入場し終わって、それでも、六万人を収容できるというこの会場はまだ余裕のスペースが十分に残っている。真上の空所から色とりどりの花火が何度も放たれて華やかさを広げる。隈研吾氏の設計は本当に素晴らしい、まざまざと実感した。

 

橋本会長のスピーチは声が美しく、内容もよかった。バッハさんのは長すぎた。全部を聴かず、おソーメン夕食の洗い物とゴミの始末に充てた。

 

一番感動したのは、ドローンで組みたてたという地球である。小さなもの、という思い込みだったので、あれほどの大きさに集合したというウソみたいな現実にびっくりし、その美しさと技術の進歩に感動していた。

Photo_20210724114201

お家芸が出ないな、と思っていたら、海老蔵さんが成田屋の見栄を見せ、今一番のジャズピアノも聴けたし、それなのに聖火入場がまだ終わっていない、という意識につきまとわれながら、見続け、ああいう風に持っていくか、と、若い人も高齢者も、今、一番多忙であるべき医師と看護師の組みあわせで、最後は大坂なおみさん、いや、おそれ入りました、この構成と運び、大成功であった。

 

観てよかった、勇気をもらった、これなら何が起きても、なんとかちゃんと対処できる国、我が国、日本である。

2021年7月22日 (木)

女性泌尿器科先生に感謝

夕食後服用する薬が二錠ふえた。女性ホルモンを補う薬と、過剰な膀胱の運動を抑える薬である。

今年になって、いわゆる、しものトラブルに悩まされることがふえた。膀胱炎、夜間頻尿,残尿感など。いずれも、内科医でも薬はもらえるので、対処してきたが、もっと詳細に自分の身体をみてもらえる専門医を探していたら、6月12日の朝日新聞土曜のBEフロントランナーの記事に、目が釘付けになった。女性泌尿器科医、関口由紀さん、の見出し。

 

早速予約をとる。それが7月19日、元町中華街駅、5番出口から徒歩2分、「女性医療クリニックLUNAネクストステージに行ってきた。

 

淡いピンクフロアの待合室には16人ぐらいの中年女性の先客、予約の時間午後3時半から待つこと、一時間。尿検査があることを懸念し、トイレに行きたいのを我慢していたので、これ程待つことは予想外で、二度も受付に確認したが、そのままお待ちください、の返事だけで、ようやく名前を呼ばれる。問診、「え~っつ、すごく若い」の感想もらう。そのあと、超音波検査、結果の説明なし、ということは、異常はなかったということか…

 

そして、いよいよ婦人科のあの、あられもない恰好させられる椅子に乗って、内診。「じゃあ指を入れますよ。はい、大きくせきをして。おなかに力を入れないで全身リラックス。膣と肛門だけキュッと締めます」「スゴイ、まだ力がある!」のつぶやき聴く。

ずっとこらえていた尿は管で採尿され、残りはトイレに行って咳をしながら出してください、と言われた。

 

特に問題なし、という診断だったが、冒頭の薬の処方箋をもらい、一か月後、理学療法士による膀胱を締める体操経験の予約を取って、その日は終わる。

 

膀胱がすっきりして、しもの違和感が消え、楽になる。関口先生の内診はとても効果があったのを感じる。

行ってよかった、正解であったと、こころから感じ、泌尿器科が男性の医師だけではなくなったことの、喜びを感じたのであった。

2021年7月16日 (金)

ソーイングビー優勝者決まる

決勝戦最終課題は女性二人が優美なドレスを競い、リカルドはドレスで環境問題を訴えるという男性らしい着眼点で成功していた。

でも肩紐なしのイヴニングドレス、コルセットが見事にフィットして、優美なデザイン性を目に焼き付かせた傑作、それはやはり、ジュリエットの赤いドレスだった。

個性があふれ、スキルの競いが毎回、手に汗にぎるほどのドラマをうみだしたのは、今回が一番ともいえるだろう。

ジュリエットはまず初回から、その技術の確かさを印象付けた。このひとは決勝まで必ず残るだろうとは思ったが、わたし自身はもう一人の実力者ジェンの技術のほうに惹かれていた。でもジュリエットは、最終回まで焦りを見せず、落ち着いて自分の技術力を十分にあらわす冷静さが素晴らしかったと思う。

 

今回最後にはこれまでの出演者があらわれ、決勝進出者の家族も招かれ、ジュリエットのお嬢ちゃんがママを誇らしげに見つめる表情に涙がさそわれた。Img_2856

 

これは自分との闘いだ、と言ったリカルドの言葉も、忘れられない。

ジェンが健在で、才能をなおも違う分野に伸ばしていたのには驚いた。彼女の作った指ぬきの美しかったこと、それを紹介する、この番組の寛容さも素晴らしい。

2021年7月12日 (月)

新国立劇場『カルメン』を観る

『カルメン』は積極的に観たいオペラではなかった。悪女が主役のストーリーが好みでないし、聴きなれすぎている序曲のメロディも、うんざりだと思っていた。それなのに、行こうかという気になったのは、大野和士さんの音楽を期待したからである。

 

舞台一面を鉄パイプの足場の様なセットが組まれていて、その主要部分が上下して、内部でストーリーが展開するという、斬新な舞台美術。

 

いつもの一番気に入っている座席、Lの五番という、張り出した中二階の最前席、オーケストラピットの内部がよく見えるのがうれしい。

その効果が十分すぎるくらいの感激が生まれた。

 

悪女カルメンの魅力も歌唱力も今ひとつだったし、相手役のドンホセは背丈が足りず、テノールの声の伸びが十分とは言いがたかったし、エスカミリオも迫力不足ではあった。

けれども、60人以上がぎっしりつまったオケが発する強烈な音色が歌手力を補って余りある音楽をひびかせてくれたからである。Photo_20210712094701

 

ビゼーの音楽の美しさは、歌手の歌唱力に頼るものだけではなかったのだ、ということがわかった。オケが主役で、歌手たちと舞台はそれを支えるという効果は、あの特異な舞台装置で一層生かされていた、そういう大野さんのカルメンを、わたしは心から楽しみ、コロナ禍の中で与えられた癒しの音楽への感謝があふれたのである。

 

11日の夜九時、NHKEテレクラシック音楽館四人のマエストロという番組での大野和士さんの発言はこの日のオペラ体験を裏付けるものだった。指揮者は何をするひとか、という問いに彼は「音に命を与える…自分は音を出さないが、譜面を具体的にイメージして持っていく」とジェスチャーをしながら、熱く語ってくれたのである。

 

海外から歌手が来られないときが続いても、わたしは大野さんが新国立の芸術監督をされているかぎり、彼の音楽を聴きに行きたい。

9月の『清教徒』をまたあの、L席で予約をすませた。

2021年7月 9日 (金)

ソーイングビー(3)決勝戦1

いよいよ決勝戦、どぎもを抜かれたのはエズメ女史のビーズの総刺繍のジャケット、これを最後に見せるために、これまでビーズ作品を小出しに見せていたのか。いや、見事にまばゆい傑作である。Photo_20210709110001

 

さて、第一課題、正統派のヴェスト、小型だけれど、難題である。細部の縫製の手順に細心の注意が必要、リアは例のごとくパニックに陥り、芯を張らずに裁断、しかもあろうことか、肝心の裏地をつけてひっくり返すところを、リカルドに頼むとは?これって、ルール違反じゃないの?

リカルドはこのコンテストのことを、自分との闘いだと言っていたけれど、こんなハプニングは想定外、一番時間を有効に使わなければならないときに、イタリア人の女性へのやさしさを利用されて、邪魔された、といってもいい、しかもリアはリカルドに助けられたことを、あとで感謝している言葉もなかった。

 

第二作目リメイクも、リカルドは損をしそうな予感がする。次回に立ち直ってくれることを祈る。

 

 

2021年7月 5日 (月)

なつかしのフィノッキオが…

テレビで日本の農家がヨーロッパの野菜を栽培し始めたというニュースを途中から見て、もしや私の好きなフィノッキオもそこで見つけられるかも、という期待に胸がふくらみ、電話番号をゲットし、呼び出してみたのだが、そこでは栽培リストに入っていないことがわかって失望した。でも、そこから何か情報を得られるかも、となおもしがみつき、結局、デパートの伊勢丹の野菜売り場にフィノッキオがあるらしいという手がかりが得られて、無事、日本製ではあるが、フィノッキオを送ってもらえることになった。

 

フィノッキオ、日本語でウイキョウと訳されているが、葉っぱがフェンネルという、ハーブの一種ですでに有名、フィノッキオはその根の部分で、イタリアではそのセロリを丸く固めたような根の部分をはずして、どこの青果店でも売っているのだが、聴くところによると、日本では葉の部分のフェンネルをハーブとして珍重するので根の部分を育てることに熱心でない、ということが判明した。

 

イタリアに着くとすぐに青果店を探して、フィノッキオとトマトを買い求め、塩をふって、オリーブオイルをかけてかじりつく。高貴な香りと歯ごたえを感じながら、ああ、イタリアに来たんだ、という馥郁とした実感を楽しんだものだ。

 

高級な牛肉ぐらいの値段についたけれど正しく、あのなつかしいフィノッキオが届いた、包み紙をはがすのも、もどかしく、ご対面となったが、さっそくかじってみて、あれ~っとなった。香りがあまりにもうすい、物足りなさを持て余す。

たえきれず製造元に電話する。彼らはイタリアのフィノッキオを食べていたわけではない。わかったのはタネが日本製であること。

 

最後のイタリアの旅では、トレヴィーゾでタネを買ってきて、ガラスの入れ物に入れておき、サラダにふりかけて、食べたりした。香りは十分であった。それなのに…

 

二つの塊のうち、一個は不満足ながら、これ、フィノッキオなんだと自分に言い聞かせながら、食し、二つ目に手を付け始めている。

どういうわけか、二つ目のほうが香りが強く、そう失望したものではないという気持ちになれた。もしかしたら、冷蔵中の冷気で、香りがしぼんでしまっていたのが、ようやく自然の空気を吸ってフィノッキオさん、生き返ったのかも…Kimg0307

 

イタリアはロックダウンのレッドゾーンが消え、ワクチン接種も全人口の50パーセント以上となって、感染数は三桁を減じずつあるそうで、いまや、マスクをはずすホワイトゾーンになったという回復ぶりである。もしや回復はむずかしいかも、とさえ、思われた一年まえ、団結力の強い、イタリア、よくがんばって、いまや日本よりずっと早い回復の兆しであるというニュースに希望の光あふれる感動を覚えつつある。

2021年7月 2日 (金)

ソーイングビー(3)準決勝結果の衝撃

二度目のワクチンの副反応、からだのだるさを抱えて、これを見たので、まさか、の結果に衝撃はより大きかった。

ジェンはこれまでの安定した作品の仕上がり、ゆるぎない評価を得ていたから、かならずや決勝に残る人だと、信じていた。

それなのに、である。

準決勝の第一作、プリーツパンツの見事な仕上がり、第一位で、ちょっと緊張がゆるんだのでは、そしてリメイクのアフリカ衣裳に、余分な工夫を付けすぎたのでは?そしてその結果の最下位で、今度はあせった、そうなのかもしれない。

折り紙という課題の作品、これぞ、縫製技術とデザインの創作力を問う、準決勝にふさわしい難題である。

リカルドは白一色、高尚な魅力、一位にふさわしかった。リアも洗練された色彩と工夫、優劣つけがたい傑作だった。ジュリエットも工夫に満ちたフロントと袖も含めた全体のファッション性がすぐれていた。

ジェンと言えば、せっかくの美しいシルクの質感がこわれ、完成に程とおかった、まさかの失敗作品。

このコンテストは総合評価ではない、そのときどきの作品の最優秀評価で、結果が決まるという、過去の事実を、わたしは忘れかけており、二つの失敗はあっても、ジェンは残るだろう、くらいに軽く考えていたのだけれど、それならあとの三人のだれを落とすのだ、となったとき、該当者はいないのが明瞭になった。

 

ジェンは素晴らしいコンテスタントだった。忘れがたいが仕方がない。

 

こうなったら、イタリアびいきのわたし、リカルドを応援することにしよう。

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