夏こそワンピース
コロナ禍は続いている。それどころかますますひどくなりそうだ。
ステイホームでせめて、気分をよくしたい、と気になってきたのは、ホームウエアである。去年からの手持ちのサマーウエアはシャツ類とパンツが多かったが、それを一新することにした。着るのも脱ぐのも楽で、風通しよく、くつろいでいられるもの、それはワンピースである。
しかも前開きのワンピース、これをセールの始まりのころ、買い求めた。
まずは、ワクチン接種のために、と、ユニクロで買ったネイビーのワンピース、着物スリーブという肩がちょっと隠れるいい形のものがあって、注射のときも袖をまくらなくても済んだので、いいチョイスだったと自慢であった。
次に買ったのは、インド綿の五分袖のオリーブグリーン、洗濯してもアイロンの必要なし、着心地もさわやかで、これも成功。普段着といってもバスにのって買い物をするときでさえ、通用するほどだ。
双方とも着るほどに満足なので、外出用も欲しくなった。前開きワンピースのおしゃれ用というのは、自由が丘でも見つけるのはむずかしい。それでも執念で探せたのが、横浜元町のブティック、婦人泌尿器科の検診のついでに、買い求めたもの。ネイビーと白の総花模様、グレープという店で、今から三十年前ぐらい、元町によく出かけていたころ、必ず覗いていた店がまだ健在であった。
暑さはこれからが本番、もう一枚普段着をふやしたくなって、アマゾンのレディースを検索していたら、これぞ好みのスタイルが目にとまった。前開きではないのだが、デザインがいい。黒白のギンガムチェック、大学生の頃、好みだった。しかも大小のチェックを見事に切り替えたデザイン、価格が驚いたことに2280円也。安すぎるのが怪しい、などと迷ったが、エイヤッと購入決定。
翌日届いた。
これが当たりで、夫が「よく似合ってる」とほめてくれた。
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