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2021年6月26日 (土)

ソーイングビー(3)準々決勝と準決勝

準々決勝では二つもの、テイラーの腕を要求する課題が出た。

リネンのカジュアルジャケットと、ウールのコートである。

リネンのジャケットはカジュアルと言ってもパトリックがつくった型紙で14枚のパーツからできているのだから、やはり難題、袖をつけ違えたメンバーが二人も出てしまった。

ウールのコートは一枚仕立てだけでもむずかしい厚地なのに、しかも裏付きなのである。ジャネットが縫い代の始末を自分流にして裏なしにしたのが裏目に出て、コンテストを去ることになったのは皮肉な結果である。

美しいドレスは上手だが、かっちりした服、つまりテイラー仕上げの様な課題が苦手だ、といみじくもパトリックは批評していた。

だけど、とわたしは思ってしまう。アマチュアの、洋裁自慢にテイラーの仕事は、きびしすぎるのでは?一枚仕立てのコートならともかく、裏付きなんて…

ジェンはどれも危なげなくこなし、リネンのジャケットはずば抜けた一位、彼女はやはり優勝候補である。

 

デッキチェアとテントの厚地で作る、リメイクの課題、こういうときには細身で小柄なリアが個性的で見事なセンスを発揮する。彼女はかっちりした課題をほとんど失敗しているのに、目の覚めるような独創性が買われて、まだ勝ち残っている。

ウールのコートはリカルド一位、このひとはセンスもいいし、かっちりものにも、仕上げる腕を持っている。エズメ女史も言うように、腕を上げてきているのだ。

 

そしていよいよ準決勝、プリーツ32本のインドのパンツ、これもミシンのワザの差があらわれる。しかも型紙だけで作り方が示されていないという難関。ジェンだけは、難なくこなし、型紙のややこしさを、ライバルたちに教える余裕を示していた。

今回一番驚いたのは、エズメ女史のネックレス、ブルーのドレスに大きな爬虫類が首から下がっている。気味悪さのほうが勝ってしまった三十分。

 

アフリカのドレス、ダシーチが主題のリメイク、これもまた、リアがいいセンスを発揮していたけれど、結果は次回に持ち越し…

 

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