京都駅のトイレは〇☓方式
一泊旅行は翌日も列車に乗るギリギリまであちこち歩きまわって有効に過ごしてこそ、値打を増すものだが、この日はもう、その馬力がなくなっており、しかも目的は十分果たしたので、どうしようか、と迷っていたとき、テレビの声が耳に入った。関東で三日、12回もの地震が起きている、というのである。何かの異変の予兆かもしれない、これは不安それに土、日と予定満載、早めに帰ることにしよう、と決心がついた。
今回は食事を大倹約、きのうの夕食はホテル前の伊勢丹の地下で買ったお弁当ですましたし、朝は嵯峨のベーカリーのパンと部屋のコーヒーにするつもりである。朝食を早めにとって、12時近辺の列車にチケット変更して、せめて最後の京の味、「松葉」でにしんそばを食べよう、と決める。
京都駅はさほど混んでいなかった。
トイレで面白いことに気づく。ドアの上のほうに〇☓の印がついているので、☓印は使用不能なのか、と思ったら、そうではなく、使用中の意味だった。
確かにドアが閉まっていると、使用中かそうでないかはドアのそばの印が赤かどうか見定めねばならず、これが見にくい場合がある。
〇☓をドア上にかかげて知らせてくれるのは、親切、かつ巧妙なアイディアだと感心した。
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ばあば様、京都一泊旅行なさって紅葉を楽しまれた様子、嬉しく拝読致しました。思い立ったらすぐという行動力に感服いたします。ブログの「もり」のお漬物を食べてみたくなりました。心惹かれる古書店も見つけられ何やら楽しい一人旅の味が致します。素敵ですね。
投稿: aiai | 2019年12月11日 (水) 22時17分
aiaiさま
興味を持ってくださってうれしいです。「もり」の漬物は「なりた」よりは庶民的、とりわけ気に入っているのが青しそ大根ですが、せいぜい十日ぐらいしかもたないのが残念です。
「ロンドンブックス」という古書店はなんと、わたしが毎日読んでいるあ京都ブログの作者の詩人さんのお気に入りの書店で、彼女の詩集やエッセイ集もおかれているという驚きのニュースが入ってきました。
投稿: ばぁば | 2019年12月12日 (木) 22時36分