わたしのソーイングビー時代
五十年前のアメリカはソーイングビーの主婦が健在で、シンプリシティ、マッコール、ヴォーグなどの型紙が沢山販売されており、端切れのセールを年中している生地店や、高級な生地、珍しいボタンやテープなどをそろえている、郊外の街の中心地の店舗など、店ぞろいもすごかった。
ネイティブの主婦たちに比べて、小柄で、スリムな日本人駐在員妻のわたしたちは、デパートや衣類専門のブティックなどでも、自分のサイズに合う服を見つけることがむずかしかったので、情報を交換しあい、子供服や自分の服を縫い競った。
ハロウィンの衣装も手作り、赤ずきんのマント、ゴーストの衣裳など、すべて型紙どおり縫ったものである。
娘とおそろいのワンピース、大人柄なのだけれど、娘はママと一緒を、とても喜んで着てくれた。
帰国直前に、ライラックの花ざかりの公園にドライブしたときに着ているワンピースは、これ以後ワンピースなど縫うことなどなくなってしまったから、アメリカ駐在時代の最後を飾る難関のワンピース作品ということになるだろうか。
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ご無沙汰しております‼
私もソーイングビー、途中から存在に気がつき見ておりました✨
予想通りアンが優勝でしたね😊
最後のカクテルドレスで、しつけを丁寧にすることの大事さを言うところが、ちょうど久しぶりにシャツをつくっていたところなので余計に心に残りました。
それにしてもお若い頃のばぁば様、想像していた以上にお綺麗です❗
お嬢様とのお揃いのワンピースにショートカット、素敵過ぎます😍💕
投稿: ノグチノブコ | 2019年11月29日 (金) 14時19分
ノブコさま
まあ、なんとおなつかしい、そうです、シャツのところであなたがご主人のために
縫われた傑作を思い出したところでした。
まだ続けていらっしゃるのですね。おえらい!!
わたしはこのごろ、ミシンを出すのも面倒な状態で、針箱を引っ張り出すのさえ、億劫というダメぶりです。
あのころは、娘と息子のコートまで縫っていましたのに、こうまで老いるとは…
きのう、ソーイングビー新シリーズを観ましたが、今回はアンのような正統派がいないようで、ちょっとがっかりでした。
投稿: ばぁば | 2019年11月29日 (金) 19時56分