キルト談義
数年ぶりにシンシアさんと麻布十番の『ブルー&ホワイト』で待ち合わせておしゃべりした。
彼女はキルト作家、吉浦先生の刺し子クラスで知り合った仲である。
今年の夏からおよそ三年、ご主人の駐在で日本に住むことになった彼女、indigoと称する日本の藍染めの生地でキルトと刺し子の組み合わせを楽しんでいる。
キルトの歴史はアメリカでは長く、最近ではキャリア疲れの女性が家庭に戻り、キルトの趣味にハマっているひとも多く、シンシアさんのWabi-sabi quiltsのブログは人気だ。
キルト手芸一筋、そもそもはおばあちゃまから習ったという彼女の創造力の広がりは目覚ましく、惹きつけられるものが大きい。
ミシンは何を使っているのかを尋ねて驚いた。スイス製のBernina、18万円もするものだという。アメリカ製のミシンはないそうだ。
先日ミシンの修繕だけで2万円かかって驚いていたわたしだが、まだまだ上があるのを知った。糸通しなど、さぞボタン一つで楽なのだろう、と思ったが、訊いてみるとやはり面倒で、手作業で通してしまうことが多いとか…わたしも同じ、どうもコツがまだわからない。というか、それほど、ミシンを使う頻度が少なくなっているせいもあるのだけれど、
あの手縫いの上履き入れのひもの部分がおかしくなった、と孫娘が言ってきたので、今回は彼女が上京するまえ、二時間でミシン縫いの別袋を仕上げることができた。
涼しくなってきたので、もう少しミシンを使いこなしてみようかと思っている。
シンシアさんは手作りのハロウィン飾りをお土産にくれた。とりあえず、玄関ドアの飾りにして楽しんでいる。
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