内村鑑三の至言
「人類は時代と共に進歩するとは、皮相な観察にすぎない。道徳のことも、信仰のこともとくに人道のことにおいては、時代と共に退歩する」という内村鑑三の言葉は、この百年以上もまえに思想家、聖書学者、伝道者、文学者として活躍したひとが、まさしく現代を言い当てている名言であると、驚き、惹きこまれた。
「人生の目的は…品性を完成させることである」「真理を証するものは三つあり、すなわち
天然、人、聖書」これらもまた、わたしの求めていた至言である。
「書を読まざる日は損失の日なり」耳の痛い言葉だ。
「一日は尊い一生、これを空費してはならない」というわけで、なおもネット検索をしていたら、内村鑑三の旧居住地が都立大学にあり、現在は内村鑑三記念今井館教友会となっていることを知り、さっそく出かけてみることにした。
都立大学下車左、線路にそって自由が丘方向に行き、最初の踏切右、すぐ左三ブロック先の右側、それを、都立大ならよく知っているとばかりに、左、右、左、とうろ覚えで、出かけたそこつが祟り、うっかり踏切を渡ってしまって、迷子になり、また駅まで逆戻り、駅員さんに訊いても知らないと言われ、交番に行ってくださいというので、探し当てて、オマワリさんに訊いたが、内村鑑三ってだれですか?と言われ、パソコンの前に座っているのに、インターネットできないと威張ってのたまい、あなた、スマホないの?と逆に居直られる始末。
仕方なく、しょぼしょぼ帰宅して、あらためてネットのぞき、今度は歩いた場所をおぼえているので、しっかりたどっていける自信がついた。月、水、金オープンなので、水、か金に再訪してみようと思う。
それにしてもわたしって、ほんと方向音痴…
目的地までの概略をしっかり頭に入れたつもりでも、つまらないところで頭の中の地図が狂う時があります。時間の損失と悔しい思いをすることがあります。でも、つまずかないで到着した時の感動は最高です。
ブログを拝見していますと決してばぁば様は方向音痴ではないと思います。
「交番のオマワリさんよ、自分の管轄の知識はしっかり勉強しなさい。何のためのスマホですか。」と言いたいです。
投稿: Tacchan | 2019年6月 4日 (火) 15時44分
Tacchanさま、
本当にそうですね。つまずかずに到着したときの感動、最高です。でもわたしのそのときは、いつも
問いかけたときに応えてくれる、親切で誠実な助力者がいました。
今回は完璧、孤立でした。オマワリさん、いばってるんですよ、内村鑑三、そんなひと、知らないで当然、みたいに。
これまで交番ではいつも親切で誠実な助けをもらったのに、なんだか、世の中変わったみたいでさびしかったです。
励ましてくださって、ありがとうございました。
投稿: ばぁば | 2019年6月 4日 (火) 22時26分