注目番組、二つ
朝から、デヴィ夫人のNHK朝の番組と檀ふみさんが登場する『徹子の部屋』を録画しておいた。
デヴィ夫人はどうしても好感が持てないのだけれど、厚化粧ではあるが、この年齢にはとても見えない若さを誇る、強気のキャラクターを好奇心で観てしまう。英語が上手と自分で認めるわりには発音がよくないと思ったが、ともかく怖いものなしで押し切ってしまうところは見事なものだ。
地震のニュースで番組がとぎれてしまったのは、さぞ悔しかったのではないだろうか。
檀ふみさんはかつて阿川佐和子さんと共著でベストセラー本を出版してから注目していた。二人で競うように文章を書きまくっていたが、檀さんの文章のほうが格調が高いと好ましく読んで、応援していた。
檀さんは元々演技ではずっとヴェテランなのに、『陸王』では阿川さんのほうがずっと目立ついい役で、皮肉な取り合わせだな、と思ったりした。そして今や、何から何まで恵まれた存在なのは阿川さんのほうだが、それに負けじとあせらない、檀さんに好感を持ち続けている。
きょうの大皿の話は大いにうなずくところがあった。我が家も義父母が健在のとき、親戚の集まりや、祝い事のときはいつも我が家だったので、大皿の出番は多く、もうそういう集まりはしようにも家が小さくなって、できなくなったこともあり、皿類は戸棚の奥にしまったままである。幸い、それをしまう場所も考慮に入れた設計だったので、おさまりどころはあるのだが、先日孫夫婦がきたとき、このお皿どお?と取り出して訊いてはみたのだが、お嫁さん、いいお皿ですね、と言ったものの、新婚アパートにしまい場所もないらしく、お客を招くという予定もないのか、欲しいとは言わずじまいだった。
近頃の若いひとたちは、外で集まることが多いのだろう。大皿の需要は少なくなるばかりなのではないだろうか。
今回、こんな場所にわざわざ大皿や大鉢を持ってきたのは、もしかすると、ぜひ、欲しいという奇特なひとがいるかもしれないという期待があったのではないかと、推量したりしている。
« 連休あとの身体の負担 | トップページ | 娘ならばこそ »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「カムカム…」終わる(2022.04.08)
- 「カムカムエヴリバディ」から始まる毎日(2021.12.27)
- ネットフリックス、わたしの今、イチオシ、イッキ観の作品(2021.09.02)
- 『時の面影』から『ホワイト・クロウ、伝説のダンサー』へ(2021.08.11)
- ソーイングビー(3)決勝戦1(2021.07.09)
コメント