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2019年5月19日 (日)

きょう(5月19日)の日本経済新聞朝刊

橋田壽賀子さんの『私の履歴書』を毎日楽しみに読んでいる。93歳の橋田さん、これはご自分で書かれたものなのだろうか?それも聞き書きなのだろうか?達意の文、語られるエピソードはまさにドラマのクライマックスのような読みどころをとらえていて、目が離せない。

きょうの『となりの芝生』はわたしの注目ドラマだった。美しい芝生の庭がある家をうらやみたくなる傾向の自分にぴったりのタイトル、ドラマの展開が楽しみだった。

『時間ですよ』や、百恵ブームのドラマ『赤い…』シリーズの執筆の降板エピソード、ドラマづくりカナメの役どころの脚本家をないがしろにするような仕打ち、よくぞ、の抗議だったと思う。こういう裏事情的実録が正しく伝えられるこの履歴書の役割は大きい。

 

同じ紙面に飾られる芸術作品はいつも注目しているが、きょうの中林忠良先生の『待ちあぐむ光』、見とれた。モノクロームのお作品の多い中、こんな春らしい彩の一作があったなんて。

 

国際婦人クラブCWAJの版画展の企画委員に携わっていたころ、関連展示の依頼に関して芸大まで、アメリカ人の同僚委員と二人、お願いにうかがったことがある。すでに教授でいらっしゃった先生はにこやかに応対してくださった。お話も、もちろんだが、私たち二人はその魅力的なお姿に圧倒されてしまった。アメリカ人の彼女は目を丸くして、声もでなかったほどである。

先生が同世代でいらっしゃったことは、あとになってわかった。あれから四十年余、版画展でいつもお作品を見続け、個展のときに購入した大判の、壁に伝うブドウの房の腐食作品を自宅の階段踊り場正面に掲げて、毎日見とれている。

 

日本経済新聞の日曜THE STYLEはいつも注目している。美しい映像が多いからだ。きょうの一番は第16面、俵屋宗達画、本阿弥光悦書「鶴図下絵和歌巻」。ツルの群れのたたずむ姿、舞い上がる姿、なんと優美な!!グレイとベージュの和の色彩、そして光悦の品位あふれる書。

一介の町絵師を見込まれた後水尾天皇の慧眼を日本人として誇りに思い、この作品を見に、京都美術館に出かけたくなった。

 

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コメント

こんばんは★~☆
時折ブログを拝見させていましたが 初めてコメントしますmokaです。
日経の 橋田寿賀子さんの履歴書 読んでます。
作家さんですから ご自分で書いていらっしゃるのかなあと思いながら。
最近は なかなか頭がついて行かず ななめ読みの感じの新聞です。
阿川さんと 檀ふみさんお話 同感です。檀ふみさんに軍配です。

mokaさま
コメントうれしく拝見しました。
家族間に起きるドラマを書かせたら、橋田さんという感じの、東芝日曜劇場、いつも観ていました。でもあの、長ぜりふがちょっと苦手で、べったりのファンではなかったのですが、長ぜりふにならざるを得なかった、当時の事情が、この履歴書でわかって納得しました。
橋田さんのせりふは、ご自身の経験から生まれたものだったのですね。家事をしていると、これはまさしくドラマだな、と思うときがありますものね。

檀ふみさんの記事に同感くださり、励まされました。先日のNHKの半熟玉子の技は、彼女ならではのものでしょう。時代のリズムに呑み込まれない、ゆったり感が好ましく思われます。

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