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2019年5月16日 (木)

非日常の日

昨日は目白の母校で開かれる附属小学校の同窓会と、夜の落語名人三人会という予定が重なってしまった。

同窓会は少し早めに抜けることにして、夜の外出にそなえるには、どこかでゆっくり体を休めたい、落語会が新百合ヶ丘なので、駅そばのホテルに一泊することにした。

新百合ヶ丘にはホテルモリノという、洗練されている割には、値段も手ごろな老舗ホテルがあるのを知っていたからだ。Photo_10

 

同窓会はこれが最後かも、という案内状の言葉が功を奏して、なんと28名もの出席、受付11時とだけ知らされていたので、なんとなく、開始は12時かな、と思ってしまって着いたときはもう始まっており、後れてきたのはわたしとあと一人くらい、またまた、早合点の失敗をした。去年は20名ぐらいだったので、和気あいあいとして、二次会へのプロセスもスムーズに運んだのだが、今年は、十数年ぶりという珍しいひとたちがいたせいか、まとめる誘導がうまくいかず、親しいひとたちが皆帰りを急いでいたので、しゃべり足りないという心残りを持ったまま、新百合ヶ丘に急ぐことになってしまった。

出席者の半数以上が未亡人で、近況報告のとき、現在の家族状況と、夫の身体の弱りなどを話題にしてしまったのだけれど、自分の言葉が浮いている感じがしつつ、言わなくてもいいことをしゃべってしまったという悔いが残った。

 

落語会は麻生文化センターという1000人以上収容の広いホールだったが、満員御礼の札が出ていた。柳家喬太郎、桃月庵白酒、春風亭一乃輔という三人会は聴きごたえがあった。それぞれ『擬宝珠』『松曳き』『百川』という古典の演目。

かなり長いマクラの話題は売れっ子三人、もっぱら全国あちらこちらへの移動の苦労、食事だけが楽しみなのに、食堂がまったく見当たらない辺鄙な場所だとか、二段重ねの弁当などはめったとなく、圧倒的にオリジン弁当だとか、シャレなどがない、現実的な悩みを茶化す語りが受けて、爆笑の渦が広がっていた。

 

語りの妙味はやはり喬太郎師匠が抜きんでていたが、今回桃月庵白酒という若手の語りに惹きこまれた。『松曳き』というとぼけた殿様と側近との会話が、すさまじく可笑しく、よどみない上下関係の語りに聞き入りつつ、笑いがとまらないほどで、身も心も解放される笑いの効果を実感した。当分落語はやめにしようという気持ちが変り、このひとの独演会のチケットを早速予約する。

 

ホテルモリノの居心地はとてもよかった.八階の客室からの眺めは緑が多く、遠い山の連なりも目にやさしく、朝食も満点に近いメニューで満足した。

こういう風に一日に二つの予定をこなすときは、近くてもホテルに泊まってみるというのもいいものだな、という発見が、この日の収穫。

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