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2019年3月に作成された記事

2019年3月29日 (金)

カロローザ第56回定期演奏会のこと

S004 先日、泳ぎに行こうと駅まで歩いていると,すれ違った人から思いがけず名前を呼ばれた。ウイメンズ・コンファレンスで知り合ったピアニストのまどかさん、美しい音色に魅せられフアンになり、交流がはじまっていたのだけれど、近々のコンサートを控えていて、歌手の方との伴奏リハーサルでその方の自宅に向かうところだとのこと。

そこが我が家と徒歩三分の距離、奥まった通路のしゃれた鉄製のくぐり戸の向こうにどんなお宅があるのかと気になっていた場所、一度練習、聴きにきませんか?とさそわれ、ぜひぜひと、感激しつつうなずく。

 

それがきのう実現した。わたしはレモンパイとフルーツケーキを焼き、持参する。

クリスマスローズが咲き乱れ、しだれ桃が満開のお庭、白い二階建ての瀟洒なお宅の客間で至福の時間を過ごすことができた。

 

歌唱担当の山代さんはナチュラルな魅力漂う女性だが、フォーレの宗教曲の最初の発声で、衝撃を受ける。なんとわたしが女性の声で一番好ましいと感じている、メゾソプラノ、声量ゆたかな、深く心に染み入る歌声、それを引き立てるまどかさんの抒情あふれるピアノの音色、フォーレはこんなにも美しく、神々しい歌をつくっていたのか、と、ピアノ曲しか知らなかった無知を恥じながら、お二人がかなでるこれ以上ないほどの楽興に酔いしれた。

 

桐朋学園出身のピアニストを中心に、子育てを終えて演奏を再開した人を含めた女性たちのグループ、カロローザの定期演奏会は4月6日、河口湖円形ホールと、4月21日、東京オペラシティリサイタルホールで開かれる。音楽だけに生きてきたのではなく、人生経験を経たあとだからこそ、かもしだせるより豊かな音色、それを必ずやこの場所で聴けることを確信する。

2019年3月26日 (火)

花ダイコンと木の芽

一昨年、花友達からタネをもらって、隣家との境のわずかな土のすきまにまいておいたのが、昨年はあまり花をつけなかったのだが、今年はミモザといい、沈丁花といい、開花に向いた年なのか、花ダイコンも敷石のすきまにまでタネが飛んで、花をつけてくれている。S002S003


義父はこの花が好きで、庭に咲かせたかったらしい、ショカツサイと漢語の名で呼んでいた。そのころすすんで花の苗や種をくれる花友達がいなかったので、その望みをかなえてあげることができなかったのが悔やまれる。


義父は庭に紅梅を植えたいとか、ショカツサイに興味を持つとか、植物への愛着があるひとだったが、夫はそれがない。親子で違うものなのだな、と今更ながらに思う。


十日前ごろから、もうタケノコが店頭にあらわれた。昔はタケノコと言えば、五月という記憶があるか、今は三月半ばから四月になっていて、驚く。木の芽もそれに間に合うように葉をつけてくれなければならない。我が家のウッドデッキの陰の、沈丁花の下部に植わっていた、木の芽を表の日当たりのよいところに植え替えた去年、果たして葉が出ているか気になってのぞいたら、わずかな芽吹きらしきものが見えたのが先週、タケノコを店で見つけて、あせり、また確かめたら、葉がめでたく芽吹いていて、一安心。S006


でも大好物のタケノコご飯を炊くのはまだ先である。

2019年3月22日 (金)

アンスネスのモーツアルト

久しぶりの東京文化会館、ベルリン放送交響楽団との協演でブラームスの協奏曲一番を聴けるはずだった。

Photo

ところが精養軒で食事をしているとき、隣の話し声が耳に入った。「曲目変わったのよ」

入場して渡されたプログラムを見るとやはり曲目変更、「日本の皆さまへ」というアンスネスの詫び状がついていて、それによると昨年12月から右ひじの故障に悩まされており、大きな身体的負荷を要求される演奏を避けなければならなくなり、今回モーツアルトのピアノ協奏曲21番に変更したという、経緯が明らかにされていた。

アンスネスもデビュー以来、三十余年、身体的悩みをかかえるようになったのだと、世界的な名ピアニストの一人として名を連ねるようになった彼を、ずっと見守っていただけに、演奏家の人生が重なって深い思いを味わった。
アンスネスが訪日するときにはコンサートに欠かさず出かけ、友人のアンスネスフアンと一緒に彼が監督をつとめるノルウエー、リソールの音楽祭にも出かけて、一軒家を借り、一週間、小さな白い教会で奏でられる音楽の粋に酔いしれたこともある。

その日のモーツアルトは彼が述べていたように、美しさとユーモア、ソリストとオーケストラの間で交わされる気品に満ちた会話があふれた、演奏で、軽やかでかつ響きと迫力ある音に魅せられた。彼の演奏はいつも、登場するときの颯爽とした姿にふさわしい、期待を裏切らない、ピアニズム、何と言っても気負いのなさで聴くものをリラックスさせながら、しかも、ここぞというときに、満喫させてくれる引き入れられるようなド迫力のテクニックだろう。

どうか、養生されて、ブラームスを聴かせてもらえるように、再来日をのぞみたいものだ。

この日、レストランで食べた、「天使のえびと帆立貝のポアレ、キノコのリゾットそえ」は想像を絶する美味だった。野菜が少ないと思ってオーダーしたミニサラダもドレッシングとの相性がよかったし、リゾットはほんの少しだから、パンかライスがあったほうがいいと、アドバイスしてくれたウエーターさんに感謝したいほど、パンもおいしかった。
ここのメニューの写真はどれも大写しで、うわっつ、こんなに食べられそうもない、と思ってしまうのだが、実際に供されるものは小さ目で、クリームコロッケなども、高齢者が残さず食べられる上品な大きさになっている。あの、写真、換えればいいのに、などと思うのはお節介かもしれないが、これほどおいしいメニューを見つけたとなれば、上野は来やすいので、小ホールの好プログラムなども選んで、また出かけようという気になった。

2019年3月20日 (水)

ココログリニューアル

3月19日、ココログ管理画面全面リニューアルで、ログイン及び記事投稿が全く変わってしまい、慣れるのに四苦八苦。
高齢者には、新しいことに慣れるのが、何より苦手である。

記事を書く、ところから、写真挿入まですべて試してみて、それでもわからなくなったら、『任せて365』に相談しようかと思っているが、いろいろ面倒。

PC全般に生き字引的存在だった、孫息子が結婚してから、相談ごともしにくくなった。

若い人に電話はまず通じない。わたしがスマホじゃないので、ラインもやっていない。携帯メールもつながらず、これでは、夫が危なくなったとき、すぐに駆けつけてくれるなど、まず無理。

息子がそばにいてくれて、本当にありがたいと、寡黙ではあるが、してほしいことをすべて引き受けてくれる、彼の存在に感謝している。

夫が危なくなったときはわたしがすべての通信機能を駆使して、何とかなるかもしれないけれど、わたしが危なくなったときは、夫は耳が遠くなっているし、携帯のメールもしないから、さぞや遅れが生じることだろう。

まったく、死ぬのも容易ではなくなってきている。

2019年3月14日 (木)

黒豆ご飯がおいしい

このところ黒豆ご飯をよく炊く。近くの富澤商店で、「黒千石」という小粒の黒豆を買ってあったのだが、煮豆はやっぱり大粒かな、と手つかずのまま、放っておいた。

雑誌立ち読みのレシピで、この作り方を記憶しておき、家に帰ってすぐメモり、実行したら、これがおいしく、病みつきになった。

黒豆をから炒りして、磨いだ米と、出しこぶ一枚と醤油少々入れ、分量の水につけ、塩も少々、30分つけておいてから、炊くというもの。Photo


ほんのり色づくのが、お赤飯より地味カラーなのだけれど、食欲をそそるのである。

残りご飯を京都のぶぶ漬けと、友人からもらったフキノトウを味噌いためしたものと一緒に食べると、もう幸せ。

このご飯がおいしいから、買ったおかず少々でも満足する。
昼の外食、例えば国際婦人クラブのランチョンのあとなどの夕食に最適でうれしい。

日持ちもいいから、春から夏にかけても最適の、ご飯食だと実感している。

2019年3月11日 (月)

めぐりあったレシピ

かぶという野菜は味噌汁に入れたり、浅漬けなどにしたりだけ、使っていたのだけれど、偶然見つけた鶏ひき肉との『麻婆かぶ』というレシピが大発見だった。S003_2


これを載せていたオレンジページという雑誌も、若い主婦向けの雑誌だと思い込んで注目したことはなかったのだが、書店で素材別レシピブック、保存版「これでもう太らない」の字が目にとびこんで、めくっていたら、いま冷蔵庫にある、かぶと鶏ひきとわたしの好きな豆板醤を入れるという、まさにこれ、というレシピだったので、思わずめったに買わない雑誌を買うという行為を決行。

かぶを皮付きのまま、八等分くし形に切り、鶏ひきとごま油でいため、豆板醤くわえ、あとは、合わせ調味料、味噌、カタクリ、醤油、砂糖、水を加え、とろみが出たら、カブの葉を刻んだものを加えて緑があざやかになったら出来上がり、というもの。S005


シンプルでおいしかった。この雑誌にはその、シンプルでおいしいレシピ満載、付箋をいっぱい貼りめぐらすことになる。

このレシピに合わせ、サブでつくったのが、青み野菜の白和え、白和えの基礎を問い直す絹ごし豆腐でつくるレシピは、本格的といっても、面倒でもなく、九州旅行のときの小鹿田焼き村で買った小型のすり鉢で炒り白ごまをすりまぜ、目が点となるおいしさの白和えができた。

シンプルでおいしく、新しい味で、しかも太らないレシピ満載とはうれしい、まだまだ好奇心を刺激してくれて、それを調理できるという、自分にも自信がつき、食欲を満足させてもらえるよい雑誌とめぐりあうことができた。

2019年3月 6日 (水)

新クリニック体験

朝起きるといつも腰のあたりが重いような、鈍いような、心もとない感じがする。
右手の肩から少し下までが、伸ばすと痛みがあって、水泳の背泳をしているとその部分にコキッというような音を発するようでコワい。
そういえばこれまでに骨密度というのを検査したことがない。この際、なんとかしなければ、という気持ちが強くなっていた。

雪が谷の東急ストアが新しくなって、二階の部分に整形外科がオープンすると、随分大きな広告が出ていた。あまり宣伝が頻繁なので、かえって、儲け主義のところなのでは、と先入観におそわれ、新しいところには行く勇気が失せていたのだけれど、とにかく、バス停の前だし、帰りに東急ストアで買い物もできるから、と、決心し,出かけてみることにした。
その、志匠会雪谷クリニックという整形外科は二階全部を占めていて、外に面した広々とした部屋がリハビリ専門で、沢山のベッドが配置されているが、患者で埋まってはいなかった。
レントゲン技師は女性で、とてもテキパキ処置をしてくれた。

そして、いよいよ、検査結果、中年より若いという印象の専門医師はわたしの大腿骨部分と腰回りの骨密度の数値を、わかりやすく、真摯な説明で納得させてくれた。幸い、年齢にしては、多い方だという診断で、ほっとした。肩の痛みも、いろいろな動かし方をさせてみて診断、これも高齢ゆえの弱りかたが発する痛みだとわからせてくれた。

結果がよかったから、という安易な安心感を超えた、信頼を持てるクリニックだという印象を得た。

バス停二つ目に、こういうクリニックがオープンするとは想像もしていなかったので、日々高齢ゆえの不安におびやかされる身としては、ありがたい発見であった。

2019年3月 2日 (土)

ミモザ、我が家のシンボルツリー、そして花たち

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我が家のミモザはこの二か月のあいだに、徐々に蕾がふくらみ、晴れた日に少しずつ開花し、恵みの雨に力をつけて、ついに黄色に染まった。キッチンの窓からのビューが一番素晴らしい、というのも陽光をあびているところだけが花をつけているので、樹木全体の上半分が黄色だからである。
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ウッドデッキのピンクと薄紫の色合わせは、まさに優しく美しい、春の訪れの象徴である。
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三十坪の狭い片隅に沈丁花がある。でも薄い陽光にもめげず、花をつけてくれる優しい樹。

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