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2019年1月17日 (木)

クイーンのドキュメンタリー映画

『ボヘミアン・ラプソディ』を一緒に観ない?と近隣に住む若い友人からさそわれたとき、わたしは胸がはずむほどうれしかった。観たいという気持ちはあったけれど、こんな年寄りが一人で行く映画ではなさそうに思い、気おくれがしていたのだ。Photo


息子が中学生のとき、聴いていたCDの音楽が洩れ聞こえてきて、ロックの旋律なのに、あまりにも美しいメロディに鳥肌だったのを記憶していた。
帰国子女となってアメリカから戻ったときに経験したいじめの影響で寡黙になってしまった息子だったが、私立の中学に入学してから音楽のことで関心を分かち合うことができる友人が持てて、CDを聴いていたのを、追求したりはせず、ようやく安堵した時期でもあった。

息子が聴いていたのは「ボヘミアン・ラプソディ」というタイトルで、わたしが衝撃を受けたあの、美しいメロディはその中のオペラパートだということが今日の映画を観て明らかになった。
ラストの「We are the champion」の訳詩には世代を超えて自分も含まれるのではないかと共感を持てる詩心があふれていて、涙がこみあげてきた。

帰宅してから、録画してあったNHKの『クローズアップ現代』に見入った。クイーンの生存者たち、ロジャーとブライアンが好ましい六十代になっていて、見事な解説を聴かせてくれた。
「どんなひとでも人はマイナリティー的な部分を持ち合わせている。それを共感し合うことで、力を得るんじゃないかな。フレディ―の歌詞には夢と失望と愛、そして自由が歌われている。彼にはロックスターでなく、”人間“としての魅力があるんだ。ぼくたちは音楽にハートをこめるから、それが、”empathy(相手の気持ちになれる心)“を呼び覚まし、togetherness(一体感)となる」

あの当時の息子はそれをクイーンの音楽から感じ取って癒されていたのだろう、と、観終ってから、解き明かされた事実を知った気がした。

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コメント

ばあば様、ついに「ボヘミアン・ラプソディ」ご覧になったのですね。私の世代は、Queenより少々上の世代ですが、曲は耳に馴染んでいました。今回映画を観て、初めてその歌詞を理解し、強く深く共感するものがありました。フレディの痛みや才能を思うとき、私達の誰の胸にでも迫るものがあります。

aiaiさま
本当にそうですね。あの当時は曲はいいけど、歌っているひとがコワいなんて思っていたのですが、今はすんなり受け入れられました。二十世紀の叫び、とも言えるような気もします。

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