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2019年1月 5日 (土)

景気とケーキの話

三日の日、娘の家に行った帰り、タクシーに乗った。正月なのにあまり人が出ていないわね、と運転手さんに話しかけたら、彼は急に饒舌になって、どうも世の中景気が悪いみたいだ、と言うのである。
そういえば、我が家の窓から道路を行き来する人たちが見えるのだが、晴れ着を着たひとなど一人もいないし、歩くひとの数も少なく、ひっそりしているような気がする。
彼はなおも話した。でもね、奥さん、景気のいいところもあって、3000万ぐらいする車がどんどん売れたりしてる、どうも二極化が進んでるようです、という意見にびっくり。
いろいろ話を聴いてみると、孫娘はドイツにピアノ留学していて、タクシーの運転は副業みたいなもんで、自分はほかの専門の仕事がある、と言うので、あれあれ…
今はそういう連中いっぱいいますよ、知らなかった、世の中そんなになっていたのか。

きのうは正月初ブリッジトーナメントで、帰りは自由が丘に降りた。駅のそばの自由が丘デパートの地下はすっかり店が少なくなっていて寂しい。ここにも不景気の風がふいているようだ。でも、あの昔のアメ横の店みたいな、輸入食品やケーキ材料の店はまだ開いていて、顔なじみのオジサンは白髪もなく、ちっとも老けた感じがしない。
フルーツケーキの話で盛り上がって、ああ、やっぱりここに来るべきだった。富澤商店よりよっぽど欲しいものがそろっているし、彼はくわしくて、フルーツケーキにモラセスを少し入れるとコクがでてくる、などと知恵を授けてくれる。
でも、それにしてもお顔の色つやがいいわね、としわも少なく、浅黒い顔をほめたら、山に登ってるんです、と笑顔になった。お店がんばって、ここにくるとなんだがほっとすると言いつつ、グリーンと赤の砂糖漬けチェリーと、ココナッツの粉、あの、なつかしいクレードルのホワイトアスパラの缶詰も買って、満足感に浸る。

手作りのケーキにくわしい店主は稀有な存在、そのことを忘れないようにしなければ…

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