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2019年1月27日 (日)

平常心

今朝の朝日新聞の天声人語に、大坂選手が「平常心」を保とうとしていた、という一文があった。英語で「インナーピース」を筆者が訳した言葉であるが、さすが名訳だと思った。
それを逆にして、平常心を英語にしようとしたら、このインナーピースに辿りつけるだろうか。心おだやかに、と言う意味だが、実にいい英語だ。覚えていて使いたい、とも思った。

彼女のプレイにはめったに焦りが見られない。だからこそ、偉業を成し遂げられたのであろう。それはそこまで技の自信があるからこそだろうけれども、平常心はスポーツの勝負にも、ブリッジのようなカードゲームのトーナメントにも、通じる心の保ち方だと思われる。

実はこの記事を読むまえから、このごろ、トーナメントに出るときは、密かに「平常心」という言葉を唱えることにしていた。
それが焦りや闘争心をなだめて、心おだやかにしてくれるという効果が出て、そのせいか入賞、ときには優勝をもたらすことが多くなったからである。

『徒然草』にもよい言葉がある。
「勝たんとして打つべからず、負けじと打つべきなり」
勝ちたいというのは焦りと闘争心につながる。負けじと、というのは負けまいとする熟慮につながるから、余裕がでて、こころをおだやかにする。

これをもっとまえに悟るべきだった。十数年まえまでの、いそいそとゲームに出ていくのに、いつも帰りはシオシオとしていた、未熟で焦りばかりの愚かな自分が恥ずかしく、迷惑をかけていたパートナーに、いまさら何と詫びを言ったとて、遅すぎることではあるのだが、この年齢になると、過去のことも妙に透明感を帯びて明らかになってくるのである。

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心と体」カテゴリの記事

コメント

今、日本橋三越本店にて「筆に親しむ」作品展に参加をしていますが、友人が「平常心是道」を出展。話題の言葉で素晴らしいと話の花が咲きました。私は横文字に弱く縁のない世界ですが「インナーピース」大いに利用したいなと思い書きとめました。

Tacchanさま
題名からして興味の湧く作品展ですね。そちらのお作品の内容も知りたいです。

母が好きだった言葉「壷中日月長」を隷書にて挑戦いたしました。
悪戦苦闘したのですが自分の納得のいく文字が書けず、今も複雑な気持ちです。

Tacchanさま
ありがとうございました。良いご選択だと思います。

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