忙しく学んだ日
今朝、わたしのパソコンは入院寸前だった。
朝一度開いてからスリープの状態にしておいたのに、気が付いたら、点灯しなくなっていて、電源が入らなくなってしまった。これはおかしい、念のために出ているコードを全て外してみて、もう一度はめ直すということを試みてみたのだが、やはりダメ。もっともひざをつくのが苦手な身体で不自然な姿勢になるし、その上いま右手の靭帯に痛みがあって、治療中なので、その処置が完璧にできたかどうか、いまひとつ自信が持てない。
ともかく、九時になるのを待って、エプソンの修理に電話する。やはりコードをはめ直すということして一分待つということを指示され、それが反応しなかったため、修理ということになってしまい、翌日業者をよこすから箱に、本体とキーボード、ACアダプターをこちらが詰めて送るようにという手配を済ませた。一万数千円以上かかり、さらに部品によってはもっと、ということも考えられる。これまでの保存してあるディスクがすべて消えるリスクもあるという。一週間以上を要する、ああ、これは面倒なことになったと思った。
この日はわたしの部屋のテレビのテューナーの交換でイッツコムの工事担当者が来ることになっていた。テューナーはなにか不具合があった場合にだけ変えてくれるのであるが、これも、わたしが持っているヴィデオで一番好きな『ゴズフォード・パーク』がどうしても読み取りできなくなっていて、ためしに二階の息子のテューナーに入れたら、読み取れたので、これはおかしいということになって、変換依頼となったのである。
業者のひとにパソコンの故障が発生して大変だった、と話したら、あとで見ましょうか、と言ってもらえた。あまり期待もせず、プロにコードをはめ直すということをしてもらったうえで修理に出すのなら、納得がいくから、程度に思っていたのだが、なんと、なんと、パソコンは起動したのである。わたしはどうもACアダプターをはめなおすことを怠ったらしいのだ。神か仏か、と言いたいくらいうれしかった。
テューナーも変えたら、オンデマンドで映画やTVドラマも見られるとわかり、大画面でYou Tubeも見られる、読み取りは迅速、よく見るケーブルテレビをあらかじめ登録もできるなど、技も教えてもらって、つくづく、機械の扱いを慎重にする、慣れる、より便利で高度な機能への意識をあきらめてはならない、という学びの日であったと、実感したのであった。
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良かったですね!バンザイ!バンザイ!読み進見ながらドキドキでした。
とても参考になりました。よーく心しておきます。ありがとうございました。
投稿: ちゃぐまま | 2018年9月13日 (木) 22時21分
ちゃぐままさま
いつもお心をこめて読んでくださり、ありがとうございます。
機械がなにかおかしいというときは、コンセントをはめ直すということが常識ですが、それさえも、満足にできない力の衰えが起きております。
近頃はこういう現場の見落としや不十分さをおぎなってくれる家庭訪問のエンジニアのお力をただ、ありがたいと頭を下げるばかりのときがしばしばあります。
投稿: ばぁば | 2018年9月15日 (土) 22時15分