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2018年6月12日 (火)

難聴さわぎ 1.

気づいたのは、クラス会幹事の引き継ぎで、新宿のホテルレストランで会話しているときだった。
五人で話していたのだが、左端の友人の語尾がまったく聞き取れない。周囲がとくに騒がしいというわけでもないのに、これはおかしいと思った。かすかに耳鳴りもしている。

近所で名医という評判の耳鼻科は予約制になっていて、その日はもう締め切られていたので、翌日、国際婦人クラブの昼食会だったのだが、昼食が始まるときに脱け出して、午後の予約をとった。十二時からの予約受付で少し過ぎに電話したのにすでに15番。
その昼食会でも左隣りの後輩の声が、かなり早口のひとではあったのだけれど、完全に聴きとれていないのを感じた。

耳鼻科ですぐ聴力検査をした。医師は七年まえの、折れ線グラフを見せ、赤と青がぴたりと合っているのと、きょうの一センチほどずれてしまっているのを比べて指さしながら、言った。「左の耳が突発性難聴になっています。ステロイドはなるべく使いたくないので、これから処方する薬をしっかり一日に三度、一週間のみ続けて、また診せてください」
とても飲みにくいという、水薬一袋と、顆粒の薬二袋と錠剤一錠、四種、七日分、かなり重い包みを抱え、暗澹たる気持ちに浸りながら帰途についた。

毎日観ている『半分、青い』の主人公や、左耳が聞こえないというブリッジパートナーが急に身近になった気がしていた。(続く)

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