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2018年6月19日 (火)

柚木沙弥郎さんの世界 1.

ロリポップ(棒つきアメ)をしゃぶりながら、うれしくなくちゃだめだ、と語る95歳の染色工芸作家、柚木沙弥郎さんを特集した日曜美術館を観たとき、わたしは彼の存在感に圧倒された。

染色作品の色といい、デザインといい、配色も形も、全体のバランスも、一度見たら忘れられない、魅力をたたえているが、染色だけにとどまらず、人形作りや、版画も多数の作品がすでにあると知り、ぜひ鑑賞したいものだと思った。
最後のほうで、いま、これが面白くてやめられないと言いながら、糊を塗りたくる作業が映された貼り絵、コラージュは作品としても本当に見事で、これもぜひ、どこかで展示してほしいと願わずにはいられなかった。

形というものはいずれは消え去る宿命だが、そのものが持っている物語、その形の命を感じるかどうかが肝心で、自分の命と形の命とが相互作用で呼応することで、よい作品が生まれるという言葉は忘れがたい。こういう形の命を感じることは家庭生活で家事をしている場合にも、料理の素材や、それを盛り付ける器、縫い物と生地の関係、それらをどこかで見たという形の持つ物語、衣食住すべてに、その観念は存在する。Photo


それを感じ取りながら、家事をすることは、生活への愛着を深めるのではないか、と思った。(続く)

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