難聴さわぎ 2.
難聴が起きた原因はストレスだと思う。このところ、教会の証し、その原稿提出、同窓会新聞の記事の原稿提出、数回のややこしい校正のやりとり、クラス会幹事のパソコン仕事など、疲れる仕事が重なり、ストレス過剰になっていた。
医師も私のケースはめまいもなく、ウイルス性のものでないと判断して、ステロイド使用を積極的にすすめなかったのだと思う。
ネットから、耳の血流をよくする耳たぶマッサージの効果を知ることができたので早速一日に二度試みている。
クラシック音楽治療もあるらしい。悪い方の耳は、むしろ使ったほうがいいらしいので、電話はそちらの耳で聞くのが習性になっているのを、そのままにした。そのときの聞こえ方で、聴力の回復判断もできるからである。
友人に片耳の聴力が弱くなっているひとが多いので、そのひとたちに電話して、こちらの症状を話し、彼女たちの経験を聞かせてもらった。
ひとりは十年以上も聴力が弱っていて、大勢の中で話すときには補聴器をつけることにしているという。スエーデン製のものが性能抜群なのだそうだ。和製ドラマを観ていても、字幕に直すときもあると聞かされ、わたしたち八十代はもうそういうときにきているのだと再認識した。
もうひとりのわたしより数歳年下の彼女、二十代から片方の耳だけ聴力が失せ始めていたのだと言った。わたしが耳鳴りがなかなかとれない、と嘆いたら、「わたしなんか、何十年耳鳴りしてるけど、こうして生きてるんだから、大丈夫よ」と励ましてくれた。
友人たちから、勇気をもらって、まずい薬をがんばって飲み続ける気力がでてきた。
幸いこの一週間なノースケジュールである。月末の敬語講義のテキスト見直しに専念できそうだ。家事の見落としもチェックし、夫と二人の食事メニューを充実させる心の余裕も出てきた。(続く)
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