きのうの皆既月食
「おい、始まるぞ」夫の声がかかった。友人との長電話を早々にきりあげ、二階の夫の部屋にいく。窓から居ながらにして皆既月食が眺められるのだ。
カメラに収めようとしたが、白くしか写らない。あきらめた。
月が欠け始め赤みをましたころ、もう二階からは見えなくなったので、コートを着て外で眺めた。地球が宇宙の一部なのだという、当たり前のことを、きょうほど実感したことはなかった。それも刻々とわからせてくれる変化が胸をドキドキさせる。
早めに帰宅した息子も何度も外に出ていた。
仕事がすさまじく忙しいらしいのだが、まだ月を眺めようとする余裕があるのだと、少し安堵した。
宇宙の変化をまざまざとみても、いつもの黄色が赤く変化しても、わたしにはやっぱり「お月さま」である。
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