ウイメンズ・カンファレンス2018
毎年恒例のクリスチャンの女性たちが語りあう国際的な集まり、ウイメンズ・コンファレンスは二月二日から二泊三日、参加の申し込みを済ませていたのだが、あの大雪警報、果たして伊豆湯ヶ島の天城山荘までたどりつけるか、しかも先に宅急便で送ってあったスーツケースも行く間際になっても着いていないことがわかったので、不安の中の出立となった。
幸い、雪は小やみになり、修善寺まで友人と二人で無事行きついたのだけれど、泊まり込みで待機していた組織委員会の人たち六人は、最悪自分たちしかいない場合も想定したという。
その六人が雪の中作ってくれた雪だるま二つに迎えられ、参加者五十余名が集合した。
雪は止み、あたりの山は粉砂糖をまぶしたような薄化粧に染まっていた。
わたしは昨年と同じ一人部屋を与えられたのだけれど、長い渡り廊下を行き来するのも、以前より苦にならず、足の具合が随分しっかりしているのを意識できた。
今回のテーマは旧約聖書の「コヘレトの言葉」の第三章「すべてのことに時がある」。
計四回のミーティングで「時」を四季にあてはめ、各自の人生に照らし合わせ、それぞれの心の在り方を分析し、色鉛筆を使用してイラストや線で描くことを三回ほどして、互いに交換しあい理解を深め合う、よいプログラムだったと思う。
天城山荘の料理は家庭料理的な味でしかも外国人の舌にも合うような工夫がされていて、美味である。みなが持ち寄ったスナックコーナーには手作りのケーキやクッキー、オードブルも並び、いつものように楽しみが盛り上がった。
そして最終日の女性のための女性による礼拝、手焼きのパンをちぎり、葡萄酒やグレープジュースに浸し、口にする聖餐式、これを経験しないと一年が始まらないと、こころから思わせてくれる充実感で今年もしめくくられた。
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