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2018年1月17日 (水)

シャルル・リシャール=アムラン賛

前回のブログのアクセス数が一日で370もあったのに驚き、恐縮した。
アムランの演奏コメントを期待した方たちが多かったに違いないのに、心ならずも銀ブラのほうの記述が多くなってしまっていたからだ。

ネットをよく検索したら、わたしが書いたのはショパンコンクール第二位のシャルル・リシャール=アムランのことなのだけれど、もうひとりマルクアンドレ・アムランというこれまた超絶技巧のフランス系ピアニストがいて、このひともまた六月にヤマハホールで弾くのである。

アムラン違いでクリックなさった方もいるかも知れない。

ともかく先回のシャルル・リシャール=アムランのコンサートは最高であった。ピアノがあれほど歌っている、と思ったことは近来なかった。しかも左手の歌い方が出しゃばらずそれでいて、なんともバランスよく心地よくひびくのがたまらない。
最初にピアノが鳴ったときから、この音、違うな、と感じたのは、聴き慣れたスタンウエイでなくYAMAHAだったからなのだ。スタンウエイは硬質で間接的な感じがするが、YAMAHAの音は直接的に耳にとびこんできて、フォルテが本当のフォルテという感じがする。アムランはこのフォルテを、とりわけフォルテッシモを実に効果的にひびかせる。そしてフィニッシュが素晴らしい。前半のショパンには、ため息が出るくらい素晴らしい終わり方を聴かせてくれた。

ネットでショパンコンクールの詳細を述べているブログがあって、そのひとも第一位のチョ・ソンジョンを高く評価していなかった。わたしもそのブログの実録画からソンジョンの英雄ポロネーズが聴けたのだけれど、テクニックはすごくても硬くてつまらない音で歌い方が物足らず、わたしがあのコンサートで買ったCDのアムランのポロネーズの方がはるかにこれぞ、ショパンの音を出していてよかったと思った。

ともかく日本のピアノをこれほどまでに弾きこなし、愛してくれる、このアムランがいるというだけで、生きるのが楽しみになってくるぐらい惹かれている今である。

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コメント

アムランのコンサートのコメントありがとうございました。私は、まだ彼の演奏を聴いたことが無いのですが、これから聴くのが、楽しみです。一昨日「蜜蜂と遠雷」読了したばかりだったので、頭の中が想像上のピアノの音で一杯です。チョ・ソンジンの演奏は、二度聴きました。とても優等生的というのが、私の感想です。6月には、アムランの再度のコンサートがあるとの情報感謝します。早速ゲットしました。

aiaiさま
関心を持ってくださって、うれしいです。
そうですか、『蜜蜂と遠雷』、読破なさったのですね。ピアノ演奏の妙味が増しますよね。
アムランがYAMAHAのピアノにこだわるのが、演奏を通じて、わかってくるような気がしてきます。
ともかくピアノが歌っているのが、ずしんと伝わってきます。
六月はオペラシティですね、広いホールでもその効果がどれほどあるか、いよいよ楽しみになってきます。

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