2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
フォト
無料ブログはココログ

« 大晦日をまえに | トップページ | 覚え書き »

2018年1月 2日 (火)

明けましておめでとうございます

元旦の分厚い新聞の記事の中で、一番感動したのは、朝日新聞12版、『希望はどこに』の「おんな城主、直虎」の脚本家、森下佳子さんのオピニオン、「先回りをやめて、まずは右往左往して」である。001


おんな城主、というタイトルに尻込みして最初のほうはあまり熱心に観ていなかったドラマだったが、中程からすさまじく面白くなってきた。せりふがいい、人生を見据えたような心を動かす一言もあったし、魂と魂がふれあうような対話、(これは主演の柴咲コウさんの言葉だが)、に圧倒されるような場面が続出した。

その脚本家、森下さんは屈託ない美しい笑顔で、これまでの彼女の半生を語っていた。テレビ局に全部落ちて、リクルート社の『住宅情報』の編集部に入ったこと、原稿を直したり縮めたりする仕事をむしろ楽しんで従事し、脚本家の仕事もコンクールとからではなくプロットライターという現場の仕事から入り、自分の強みを生かせる隙間を探していたという。ものを調べたり、手早い原稿書きが強みとなって、なんらかの技術を持つことの大事さと、経験は裏切らない、なんでもやっておくべきだと悟ったそうだ。

「直虎」の龍雲党というのは彼女のオリジナルキャラクターだそうで、確かにどこにも仕えず自由に生きている龍雲丸は、わたしのごひいきの俳優が演じていたせいもあって、実に魅力的だった。どこでも生きていく力が自分の手の内にあるというのが、憧れと、彼女は語る。先行きに不安を感じても、それはまだ目に見えない、希望もやっと近づいてきてもまた消えたりする。右往左往しているうちに、ああ、こっちだとわかってくる。

そう、私ももうすぐ八十のこれまでの人生、それの連続だったな、という実感がしている。


« 大晦日をまえに | トップページ | 覚え書き »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

新年おめでとうございます。
私も森下さんの記事を読みました。「直虎」も初めの頃は観ていなかったけれど、途中からがぜん面白くなって、毎週観ていました。ばあば様と同じですね。柳楽さんは、好きな俳優の一人です。何故か魅力を感じます。戦争のない世の中が、庶民の願いなのは、何時の時代も同じです。一年の初めに願うのは、「平和でありますように」ということのみです。

aiaiさま
やはり読んでいらしゃったのですね。共感を分かち合えてうれしいです。
柳樂優弥というひとはいい成長をしていますね。少年時代にカンヌで栄冠を獲得して、一時挫折もあったようですが、それを乗り越えた人間的魅力があふれていると思います。
いわゆる「濃い顔」と称する容貌だけに、目立つ役まわりになりがちですが、どの役もとても巧みにこなしていて、わたしは好感をもっています。

去年は頭の中に「戦争」という文字が頻繁にちらつきました。
刃向っているあの二人が不安をかきたてます。
本当に「平和」を祈りたいですね。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 大晦日をまえに | トップページ | 覚え書き »