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2017年10月23日 (月)

ようやく、枝野さん…

きのうの投票日は迷っていた。
天候も、だが、教会にも行かなければならないし、午後にもその足で出掛ける予定がある。
どうしよう・・・
東京第三区、入れたい候補者なし、でも支持政党は、迷いなく立憲民主党なのだが…。
枝野さんびいきなのである。十年ぐらい前、国会中継を見ていた時、耳を疑うほど、見事な質問をするひとがいた。論旨が明快、声よし、迫力あり、場内はめずらしくシーンとして、ヤジもなく、皆が聴き入っていた。だれだ、こにひと? さっそくネットで調べ、注目し続け、もっと、もっと活躍してほしいと思って応援していた。

そしてきのう早朝、朝日新聞を開いて、社説のところで目が釘付けになった。
「棄権なんてしていられない」のタイトル、…思案の雨の朝である、で始まるその文章、
政治の、「打算と駆け引きの果て、置き去りにされたのは、理念と丁寧な説明、そして国民である」その通り、叫びたくなった。
「…だが今回の一票は、時代を画する重みを持つ」そうなのだろうか?  次に「ヒラリー氏の嘆き」…あの選挙の時、投票率は50%、多くの市民から、実は投票に行かなかったのだと、謝られたそうなのだ「市民としての責任を最悪の時に放棄したのね」と言う言葉をのみこんだのだとのちに語った。「…棄権という選択は、将来を白紙委任することに他ならない」そして「…選ぶことをしなければ、民主主義は始まらない」「…関心が高いから投票に行く、投票へ行くから関心が高まる、どちらも真理だ。さあ一歩を。」なんという説得力ある言葉の数々…朝日新聞にはこういう文章を書けるひとがまだいる…よみがえったな、と思った。

そして投票へ。
結果、立憲民主党の素晴らしい躍進。枝野コールが沸き起こるあのすさまじい人だかりの街頭。

これまで彼は、持てる力を出し切れずにいた。3・11がなかったら、民主党政権は続いていたかも知れない。でも彼が陣頭に立つには時間がかかっただろう。

そして今、チャンスが訪れた。枝野さんのときが・・・応援してます、枝野さん。

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

一つの政党が誕生するまでの詳細を知った珍しい体験でした。ずっとTwitterで事態を見守っていましたが、小池氏の排除宣言、排除リスト、いわゆる踏み絵等々の情報が流れてきて、どうなることかと思っていましたら、「枝野立て」のツイートが溢れ、枝野氏が最初は一人で新党を立ち上げて、ほっとしたものです。
 
 悪罵・誹謗中傷が乱れ飛ぶなかで、枝野氏の決して他者を非難しない姿勢は爽やかでした。たまたま吉祥寺での街宣に出会って、じっと演説を聞かせていただきましたが、こういう説得力のある政治家のお話を久々に聞けたという思いです。

kikukoさんの観察眼はさすがです。共感してくださってうれしい…
これからの国会、与党も野党の質問に圧倒されることもあるでしょう。
TVで観るものが増えました。
野党に勢いと、能力がないと、政治はよくなりませんものね。

投票所で、立憲民主が政党名の一番最後に名を連ねました。間に合ってよかったです。
民主党政権の時から枝野さんがテレビの画面にでるとほっとしていました。活躍して欲しいです。

ちゃぐままさま
さすがですね。やはり、ご注目でしたか。
うれしいです。

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