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2017年8月 1日 (火)

たかがカーテン、されど・・・・

階下のトイレの窓に薄地のカーテンがついているのだが、その裾がほどけて、芯になっていたコードが二か所もぶらりと下がっているのを、気にしながら、一年以上も放ってあった。一日の家事を終えることで手一杯で、余分なことをするひまが持てなかったからである。
洗濯をしたあと、すぐ、ヨッコラショと、腰をおろしてしまう。洗い物をしたあともそう。
すべての仕事に余分な時間がかかるようになっている。
おしゃれにだけは積極的で、何を着ていこうかと、ファッションショーをしてみるのだけれど、あとの片づけが手間取り、元のところに服を戻し終わって、またヨッコラショ。
そんな毎日なので、以前は進んでしていた手仕事など、する気にもなれず、裁縫箱を出すのが億劫、針に糸を通すのが更に億劫だから、カーテン直しまでに至らないというわけなのであった。

七月の比較的涼しいある日、一大決心をしてカーテンの裾直しをした。これが結構時間をとり、ほころびかけているところがふえていたりして、ヨッコラショを二度ぐらいして、洗剤を入れた水に漬けおき、真っ黒になった水におどろきつつ、手洗いを終え、乾かして、ようやく真っ白になったカーテンを付け直す。

何とさわやかになったことか。トイレに入る回数は多いから、そのたびに目をやって幸せ気分になる。

こんなにも気分がよくなるなら、思い切って部屋全部のカーテンも洗濯しようと決心したものの、背のとどかないところに、脚立を出す勇気はない。ふらふらしそうで膝のあやしい身体に自信がないのだ。
夫の部屋はもう二年ぐらい、カーテンを洗濯していない。「オレのところはいいよ」と強く主張するので、素直に聞いていたけれど、この際、彼にも幸せ気分を味あわせたいと切に思った。
カーテンはずし、と付け直しを安価に、かつ誠実にしてくれるところ、夫にいつも最良のアドヴァイスをくれる優秀なケアマネージャーさんにも相談して、シルバー人材センターの情報を知り、電話した。
思いのほか早く六十代後半とおぼしき男性が来てくれた。洗濯は自室のものだけ自分でして、夫の部屋のはあまりにも汚れがひどいので、クリーニング店に頼んだ。
カーテンとりつけのときにはシルバーの男性は電話したその日に来てくれて、夫の部屋は二年ぶり見違えるように明るく美しくなった。

高齢になると今まで当たり前だった仕事が身体をかばうことで、思うようにできなくなる。そういうことにくわしい先輩に電話したら、「あなた、賢明だったわよ、私の同級生、脚立だして、それしようとして転倒して、入院しちゃったの。それ以来身体の不調が治ってないのよ」という話をしてくれた。
子供たちに頼めば来てくれるかもしれないが、あまりにも多忙な彼ら、すぐに、というわけにはいくまい。
おしゃれをするお金をそちらにまわしても、積極的に人を頼むべきだとつくづく思うこのごろである。

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コメント

おお! 何か何処かで見たような...聞いた様な...我が家と間違えるばかり...
我が家はワイフがハンデイーキャッパーでも凄く頑張るの...でも出来上がりは問題が...人材センター杉並は一杯で 雑草取りが2ヶ月待ち。
結局、今日自分で遣ろうかなと。その前にマッサージヤさんの終わり時間を確かめておかないと...

我が家も全く同じような状態で、自分でできることは限られてきています。
背も縮んできたのか、以前届いたところもダメ。無理して怪我した友人も多いですし。
同居の娘に手伝ってもらいたいと思っても、休日の疲れた顔を見ると・・・また来週と先延ばし。
夫が他人にお願いするのを嫌がり、年一回のプロによる風呂場の掃除や換気扇の掃除も、気兼ねしながら来てもらう始末です。

夫は要支援になり、週1回のディサービスに行くことになり、その日を狙って気になるところをプロや人材センターの人に頼もうと思っています。

カーテンの取り付けをシルバー人材センターに・・・。最後まで読んでみて
なるほどと納得しました。そう言う思いもかけないことが起きるのですね。
心しておきます。
カーテンの真っ白、本当に目にも心にもさわやかです。あの洗濯液の黒さは
こわいくらいですよね。

私は夏の草取りに3時間ずつ6日間もかかりました。
夫は「熱中症にかかる、やめろ、やめろ」というばかりなので、「否定ばかりしないで
対案を持ってきて」と自民党みたいなセリフで対抗していました。
自分で動けるうちは、植木の刈り込みならいざ知らず、草取りに料金を払うのは
ちょっと、とまだケチ根性だけは健在です。
「自分はまだ大丈夫」、この自信過剰が一番危険ですね。
わかってはいるのですが・・・。

Massyさま
シルバーの草取りは一番依頼が多い仕事なのだと、聞いております。
若いひとがもっと率先してこういう仕事をしてくれればいいのですが、スーパーのレジのほうが優先されてしまうのでしょう。
家事労働の手伝いはアメリカでも若い人の担い手がいないようで、ベッドメイキングも満足にできないひとがふえているようですね。

aliceさま
我が家の夫も要支援ですが、デイサービスは真っ平と、がんこで、家にいる日はますますふえております。
草花の水遣りなどもしないひとなのですが、先日わたしが旅行したときは、絶対枯らさないでときつく言ったせいか、とても上手に水遣りをしてくれたので、大事は花たちは元気を保っています。
こちらがいかに弱ってきているか、少し大げさなくらいに主張して、できることは自分でしてもらい、家事ヘルプも外に求めたりしないと、サバイバルできないな、と実感しております。

ちゃぐままさま
まあ、草取りに三時間を六日も!
今より広い庭を持っていたときも、草取りに三時間は、体力的に無理でした。
あなたの素晴らしいお庭を維持なさるのにはさぞ、と思います。水遣りもかなりのお仕事ではないですか?
賢明なあなたなら、もうご計画のうちにある、とは思いますが、小さな空間の植物を育てるのも、観察が行き届いて、楽しいものです。
きょうのように、のどが怪しくて、体調がおかしいときには、水遣りさえも億劫になったりするので・・・・

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