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2017年6月20日 (火)

久方ぶりの講師体験 1,

敬語の授業が終わった。

以前、イタリアのホームステイに関する本を出版したとき、請われて講座の講師をつとめてからおよそ十年以上を経ている。

都内に三十年続いている、同時通訳者、翻訳者の養成学校で、すでに現役で仕事をしている人たち向けの、特別授業ということで、希望者を募っての二時間授業だった。

どういう授業形式なのか、受講生はどういう人たちなのかを知るために、三度、見学をした。
一度目はある大手企業の決算報告を見ながら、億だの兆だのがとびかう数字を英語にする聞き取り授業、二度目はパネルディスカッションのヴィデオを見ながらの同時通訳授業、聴き取り苦手のわたしには、おおまかな内容は把握できても、一語一語は到底キャッチできず、受講生ほぼ全員の能力に脱帽していた。そして三度目は現役トップの同時通訳者の一人であり、この学校の経営者でもある校長自らの授業、ヒラリー・クリントンが母校ウェルズリー大学の卒業式で述べたスピーチが教材だった。
生徒数は四名から七名前後、長方形の大きなテーブルを囲んでの授業である。

これなら教壇に立つよりはゆったりしていられるが、それだけにテキストと話の材料を充実させてどんな質問にもこたえられるように、自分に自信をつけ、皆に話しかけるような余裕を持たなければ、と思った。

準備期間は二か月近くあり、すでにテキストはできていたので、知識をふやすために図書館通い、アマゾンでもこれはという参考書を買い足し、十冊ぐらいの待遇表現本を読んで、付箋をはりめぐらし、さらにそれに番号をつけて、テキストのどこに組み入れるかをプラン。最後は自作の練習問題と、敬語の教本からの問題を組み合わせて、テキストの項目ごとに、ふりわけ、現実に起きている敬語のあやまりの実例などの逸話を持ち出し、受講生の意見なども訊きながら、退屈することのないよう、緊張感を持続させながらの授業になるような配慮をほどこす。(続く)

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学問・資格」カテゴリの記事

コメント

内容が高度すぎて、私には何度生まれ変わっても手も足も出ない
感じです。
すごいな~!という事だけはわかります。
前進することを全くいとわないで、真摯に向き合われるばぁば様に
ただただ敬意を表しています。
同じ女性として、とても誇りに思いました。
受講生のことをしっかり考えて準備されるのは大変さと同じくらい
充実感があるでしょうね。
お体に気をつけて頑張って下さい。

すばらし~いのひとことです。続きを楽しみにしています。

パソコンが新しくなり戸惑うばかりです。名前の綴りが間違っていました。「h」が抜けておりました。┐(´-`)┌

ちゃぐままさま、Tacchanさま
コメントありがとうございました。うれしかったです。
目下アクセス数、370を越え、こういう話題に関心を持っていらっしゃる
方が多いことに驚きました。

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