二本杖の効用
夫の『ポールウオーキング』の日はあいにく雨ふりで、文化センターの体育館に50名集合、太田区長や消防署長なども招かれているというイベントであったという。
・・来賓の話が長くってさ、そのあいだ、立たされてるわけだろう? 疲れちゃったよ・・それでやっと始まったはいいけど、延々と歩かされて、ただ歩いてるだけじゃ、つまらないから、シリトリしましょう、なんて言われてさ、スズメ、メガネなんて言いながら、歩いてたら、もうやんなっちゃってさ・・・
シリトリ言わされながら慣れない歩きをさせられている夫を想像して、吹き出しそうになったが、わたしは心から同情した。
参加者は圧倒的に六十代と七十代だそうだから、夫などは最年長だったのだろう。
ポールを使うのは歩きにくいことがわかったとかで、彼はこれまでの杖とわたしがアマゾンで買った杖との二本を使用するようになった。安定感の良さは実感したということだろうか。
そして、もう一つ新しく買ったものがバックパック、蒲田で着脱が楽な紐の細い、とても形のよいリュックを買ってきて近頃その出で立ちで、図書館などに出かけている。
もうポールウオーキングのイベントにはいかないと言っているが、ケアマネージャーさんのすすめもあって、出かけたことは、ともかくも、よい変化をもたらしたように思う。
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2本のポールを使ってのノルディック・ウォーキングをグループで始めてから4年になります。私はいつもは独りでの行動が好きなのですが、こればかりは一緒に歩く人が居なければ無理です。15名のグループの中に指導員(認定)が3人いますが、杖(1本)は偏ってしまうから、足が悪くなってもNWのポールを使うように言われています。そろそろ夫にも杖が必要なのですが、そんなスキーのポールみたいなのは嫌だって言ってますので、どうなるでしょう。
投稿: alice | 2017年4月 4日 (火) 15時59分
aliceさま
お久しぶりです。
そちらのブログにコメント、何度か試みましたが、ダメで、心ならずもご無沙汰しました。
さて、ノルディック・ウォーキング、東京で、もっか大宣伝のはポール・ウォーキングと称されていますが、すでにお始めとはさすがaliceさんです。
夫の体験では、彼はころぶと起き上がるのがむずかしいので、横からポールを持つ、スキーのスティックタイプのものより、上からおさえる杖のほうが安心とのことで、これまで使っていた杖と、わたしがアマゾンで買ったものとでの二本で歩いています。
なぜ同じ杖を揃えないかと、言うと、彼の杖はまだ車があるとき、車で行くのが圧倒的に便利な大型店で買ったものなので、同じものがそろえにくい、ということ、わたしのアマゾンので結構不自由しないのだそうです。
ご主人がまだおみ足、転倒しても起き上がれる程度でいらっしゃったら、ポールでもいいかもしれません。ポールのほうが力が要る、と夫は申しております。
投稿: ばぁば | 2017年4月 5日 (水) 10時28分