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2016年11月19日 (土)

サントリーホールで『ラインの黄金』を観る

数か月ぶりにサントリーホールに出かけた。
きょうの演目はワーグナーのホールオペラ『ラインの黄金』

六本木一丁目で降りて、サントリーホールへの矢印を進んでいたら、ガラス張りのビルの中に誘導されて、あわてた。サントリーホールに行くのだけれど、と二度ぐらい人を呼び止めて確かめ、進みながら、びっくりしていた。両側に食事どころや、青果店や、肉のかたまりをぶらさげた精肉店まであって、すごい変貌ぶりなのである。
六時半開演とあって、ひとりで外食をするのが億劫になり、家で済ましてきたのだが、こんなに、軽く入れそうな店があるのなら、とちょっと後悔していた。
商品の値段をみると、煎茶のティーバッグ入りの袋が千円以上していたり、けっこう、どれも高値である。だが以前より便利になったのは確かだ。

席は二階の前から十番目ぐらい、入りは七分ぐらいで、空いている前の席に移動したくなったが、だれもそんなことをしていないので、ぐっとこらえた。
きょうの主役はオーケストラ、新時代のカリスマ指揮者として名高いクリスチャン・ティーレマン、休憩なし、座りながら、およそ3時間余のぶっとおしの指揮。
後部の高いところに、歌舞伎の襖絵つきみたいな舞台ができていて、雪を頂く山山が描かれている。左わきは水を暗示するのか、ブルー、右は茶系の壁がある。その上方かなり高いところに字幕が出るのだけれど、わたしの席からはその字幕がしっかり読み取れない。視力が落ちているせいなのか、オペラグラス持参だったので、グラスをひざに下すことが少ないぐらい、ちょっと疲れる観劇だった。

オケの音は申し分なかったが、登場人物の衣装が超現代的、神々の王ヴォータンは黒のスーツに白いマフラー、あとの巨人族やニーベルン族もTシャツみたいなラフな出で立ちで、声はそろっていていいのだけれど、ちょっと、という感じ。

でもさすがワーグナー、クレッシェンドが迫力、人間の心理描写にぴったりの音で効果を出す。そして怒涛のような高鳴りの和音にまきこまれる高揚感、これがたまらなくて、わたしはまだ、これからもワーグナーを見続けると思う。

外に出たら、彩も美しいクリスマスツリーに目を奪われた。
1年が経つのは早いとつくづく思いながらシャッターを切った。Photo

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音楽」カテゴリの記事

コメント

ワーグナーの音楽の怒涛のような響きに飲み込まれながら、現代的なちょっとちぐはぐな衣装を目にすると、何とも言えない違和感を感じますね。特にリングの舞台ではヘンテコな装置と衣装が多すぎるようです。にもかかわらず、ワグナーの旋律の魅力には、代え難いパワーがあって、やみつきになります。ばあば様に同感です。

aiaiさま
ワーグナーの魅力を共感してくださる、あなたとめぐりあった幸せを感じます。
トリスタン・・・がどんなであったか、想像できました。

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