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2016年6月19日 (日)

近隣の花たち

001
今や真っ盛りのルリマツリを愛好する日本人は多いが、イタリア人は雑草のような扱いで、毛嫌いする。粘着性が強いので、花の中にもぐったペットが紫だらけになって、往生したとか、洗濯物を洗いなおすのに、手間取ったとか・・・でもいったん根付くと手間いらず、繁殖してくれるので、眺めている分には、好ましいのである。
002
春はクチナシ、秋はモクセイ、香りのある木の花は季節を語る好ましい植物。でもクチナシは咲き始めはこのように美しいが、枯れたあとが薄汚く哀れである。

003

アジサイの中でもこの「隅田の花火」が一番好きだ。華麗ではないが、なんとも咲きっぷりが奥ゆかしく美しいのである。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

一番好きな花はミヤコワスレ

ひっそり咲いて
野に咲いて
それでも心を止めてくれる人がいたなら
その美しさはいつまでも心に残る

そんな花が好き
そんな生き方をする人が好きです
奥ゆかしく美しい・・・同感です

おばさんさま
ミヤコワスレ、私も好きです。このごろ見かけませんね。
あまり地味で買うひとがいないのかしら?
ひっそり系といえば、スズランも好きなのですが、これも苗を手に入れにくいですね。

ルリマツリとイタリア人のこと、おもしろいですね~。
ここでしか聞くことのできない話です。
20年前、イタリアにはランタナが多かったの印象的でしたが、
日本でもあっという間にランタナが普及したように感じます。
育てやすい花ですから。
純白のクチナシは、もう非の打ち所のない花です。高貴だし。
でも植える勇気がないのです。でっかいイモムシが付くんでしょ?

子供の頃に見た『ご飯の友』。その頃はあまり口に馴染まない味でした。
今ならおいしそう!熊本産という事を初めて知りました。
そうそう、麦みそ。今凝っています。やっとおいしいお店を見つけたので。
東京ではあまり食べないようですね。

ちゃぐままさん
この話をしてくれたのはイタリア語の講師で、青山のイタリアンの店、二階の窓いっぱいをルリマツリで覆っているのが自慢のところでしたが、彼女は顔をしかめて、この話をしていたのが印象的でした。

クチナシは哀れにも、もう枯れかけていますね。茶色く変色して・・・

麦みそはマクロヴィオティックで有名なオオサワのが一番おいしいです。

みやこ草といわれ、子供のころ覚えた詩を思い出しました。
立原道造の詩

、”夏の旅”
 I  村はづれの歌

咲いてゐるのは みやこぐさ と
指に摘んで 光にすかして教へてくれた――
右は越後へ行く北の道
左は木曾へ行く中仙道
私たちはきれいな雨あがりの夕方に ぼんやり空を眺めて佇んでゐた
さうして 夕やけを背にしてまつすぐと行けば 私のみすぼらしい故里の町
馬頭観世音の叢に 私たちは生れてはじめて言葉をなくして立つてゐた


ミヨちゃんさま
お返事後れました。書いてあったのを入力するのを忘れておりました。これもトシのせい?
いい詩ですね。みやこぐさは黄色い野草のようですね。ミヤコワスレと間違いやすいですが・・・
野原にひっそり咲いている花に、わたしも心を惹かれます。

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