危うし、ロコモ診断
連休初日、ブリッジトーナメントで対戦したチームメンバーの一人が、右手に包帯をぐるぐる巻きしていてカードを左手でにぎっていたので、どうなさったんですか?と思わず訊いてしまった。
>それがね、テレビのロコモ診断っていうの、やってみたら、転んじゃって、骨にひびがはいっちゃったの。
>まあ、さぞご不自由でしょう、お大事に。
人ごとではなかった。
私もこの『たけしの家庭の医学』を途中からみて、ロコモとは何か?と思いながら、足腰の弱り状態を調べるのでは?と想像しつつ、椅子にあさく腰かけて、片足で立ちあがる、というのをやってみたからだ。
膝が危うい左のほうはやめておいたが、そういう状態ではないひとが、危険を察知せず、試して転んでしまうという事態は十分あり得る。
ロコモとは、ロコモティブシンドロームの我が国得意の日本語化略語、加齢による足腰の衰えた状態を表す言葉。
我が家は夫も私もネコまでもロコモである。
私の膝は最悪の状態を脱したようだ。
一日のブリッジゲームは知力、気力、体力、果たして、耐えられるかどうか神経をはりめぐらせて、以前よりも耐久力があり、足が動いてくれるのを感謝するよい試練の場所でもある。
ともかく、この年齢になるまで生かしてもらえたのだから、ロコモになるのは当然と受け止め、それ以上悪くならないように、くいとめるのが、今の私の務めであると念じている。
そういえば実母はいまのわたしの歳ぐらいのときに、転び、SOSの電話をしてきた。どうしたの?と訊くと、テレビの体操をやってみたのよ・・・・
あのとき骨折し、以後、数年の要介護生活が始まったのである。
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