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2015年11月11日 (水)

『ノーサンガー・アベィ』のJJ・フィールド

ある日の午後、なにげなくイマジカBSにアクセスしたら、わたしがもっとも好む十九世紀のイギリスのドラマの一場面が映し出された。
好ましいヒロインとパートナー、もしやと思って検索するとやっぱりジェーン・オースティン作品、日本には未公開の『ノーサンガー・アベイ』、もう目が釘付けになって、最後まで見終わった。Photo

とりわけこの男性の主役が素晴らしい。目の大きな立派な顔立ち、響きのいいバリトン、美しいクイーンズ・イングリッシュに聞き惚れる。Photo_2

だれなんだ、一体?
検索したらJJ・フィールド、主役より脇役を好んで出演している俳優だとわかった。母親がアメリカ人、父親はイギリス人の学者で、のちのBBCのプレジデントという良家の育ちらしい、品の良さが演技のはしばしにあらわれる。Jj

何より目の表情が素晴らしい。じっと見つめる美しい凝視、上目使いのからかうような視線、怒りを潜めた迫力ある視線、そして屈託のない笑顔はなにか思いがけないプレゼントをもらったような爽やかな気持ちにさせられる。
観終って、録画し、またその眼が見たくて、十回ぐらい録画再生した。

この作品、実はオースティンの処女作、出版は後れたが、彼女の世界の魅力的な要素がすべて詰まっている。

聖職者の家に生まれたヒロインがバースの社交界にデビューし、富裕は家族の息子で聖職者のヘンリーと知り合い、恋に落ちる。彼の生家である、ノーサンガー・アベイという名の屋敷に招かれ、紆余曲折のストーリーが展開、最後はおなじみのハッピーエンドだが、当時流行ったゴシックロマンの風刺などもあり、物語の完成度にかけては『高慢と偏見』には及ばないが、華やかなストーリー展開は充分見応えがある。

自分の年齢を忘れて、恋の行方に見入ってしまう、ジェーン・オースティン作品の魅力は、現在の英国でも健在でジェーン・オースティンクラブというのがあって、雑誌も出版されているというから、年代を超えたフアンの存在感は確かなものなのだろう。

映画化されて、しかも肝心の男性の主役がかくも魅力的であるとなれば、この録画はもう永久保存ものになってくるというものだ。

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