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2015年9月18日 (金)

ヴェネチアへ

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ヴェネチア・サンタルチア駅を出ると、目のまえは人で埋まっていた。ヴァポレット(水上バス)の停留所まえも長蛇の列。
ああ、この人たち全員が島に移動し、また強い陽射しの下を延々と歩くことになるのかと思ったら、暗澹たる思いがしてきた。
あと、二泊三日、どのぐらい船を利用するかわからないが、とりあえず往復券を買い、各駅停船の一番に並ぶ。
マッジョーレ湖の水上バスよりずっと古びた船、停留所に停まるたびに、ガタガタガタッとすごい音をたてる。船からの眺めはちっとも美しくなく、ギラギラの陽光の下、数百年を経たパラッツオ(館)は一層古びて見えた。
サンマルコの手前、ジリオで下船、ひと一人がやっと通れる細い路地を抜け、運河にかかる階段つきの橋を渡り、また同じように細い路地を抜けると、ブランド通り、右に曲がってほどなく、建物の壁に、『ホテル・ド・ポッツィ』の字が見えた。五分足らず、思ったより近かった。
ホテルフロント正面、名前の通り二つの「ポッツオ」(井戸)が埋め込んである。103


係りの初老の男性、作り笑いの目は笑っておらず、トリプルの部屋なのに、二人なのかと言う。ベッドは二つでいいわけだ、とかなんとか、予約した部屋を変更しようとする腹らしく、こちらは返金なしのほうを選択して、すでに支払っているのだから、と押し問答、スペースが必要なのだと主張したら、同じスペースのダブルを見てくれ、と言い、三つぐらい部屋を見せられた。どれもわびしいつくり、やっぱり三ツ星はこの程度、とがっくりくる。それでもなおも引き下がらず、結局、その日は広めのダブルの部屋で翌日トリプルの三台ベッドの部屋に移るということで折り合う。

きょうの夜はフェニーチェで『ラ・トラビアータ(椿姫)』を観るので、まずは劇場の場所確認。ブランド通りを横切って、路地をぬけるとすぐ、広場に出て、瀟洒なフェニーチェが姿をあらわす。広場中央、なんとここにも大きな「ポッツオ」が。100


空腹の私たち、劇場隣りのレストランで、カルボナーラを食べた。
そのあと、サンマルコ広場まで散策。

夕方戻ったら、思いがけないことが起きた。天井のエアコンから水が落ちてきたのだ。
急遽、部屋を移る。そこが何と、とても三ツ星とは思われない、モダンできれいなトリプル、調度も新しく、天窓がついた明るい部屋。わたしはトイレに近いシングルベッドに寝ることになってほっとする。
オペラまえの軽い夕食、ルームサービスでお湯を頼み、持参のお赤飯(尾西)熱湯かけ、密封5分、ゴマ塩たっぷりかける。これがとてもおいしかった。高島屋の店員が自宅で愛用してる、と言ってたけど、正解。以前はおにぎりがあったのだが、デパートでは扱っておらず、交通会館にでも行けばあったのかもしれないが、出発前は本当に忙しくてその時間はなかった。お赤飯と、トレヴィーゾのフィノッキオとトマトがまだあったので、満足の軽食。


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コメント

またまた交渉力の見せ所ですね。でも着いてすぐのフロントで…となると
大変だったと思います。
事もあろうに、水漏れのおかげで部屋を代われてよかったですね。ついてるー!

写真を見ると水はやはり淀んでいるようですね。
潟に杭を打ち込んで作られた街…となると夢はありますが、現実には
レストランの階段も狭く、トイレも少なめ。

御赤飯を持参するのも、細かく計画を建てられましたね。何よりのご馳走ですね。
熱湯を入れ密封して5分、一度家で作ってみます。
ご飯が食べたくなると中華料理店を探してチャーハンを食べましたが、絶対に
御赤飯がいいですね。

ちゃぐままさん
トリプルで三つ目のベッドが少し離れた場所にあると、二人一緒でもプライヴァシーが保たれます。
夏のヴェネチアは臭うかも、とも言われて、やってきたのですが、それはありませんでした。
実はやはり、この「尾西」のおかゆも持ってきたのですが今回は用なしですみました。海外旅行のとき、おかゆと梅ぼしは必ず持っていきます。、

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