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2015年6月 4日 (木)

映画がくれる至言

五月の多忙スケジュールのツケはぬぐいきれず、土曜から喉の痛み、咳、と疲れがたまったときの風邪症状に襲われ、日曜の約束キャンセル、三日間自宅休養。
じっと寝ていればいいものを、ついつい、撮りためていた録画のドラマや映画を観てしまう。
ドラマも映画も英国ものが圧倒的に面白い。『ダウントンアビー』も放映が終わってしまい、イマジカの『フォーサイト家・・』もエピローグ、さみしい。
イマジカで始まった、評判のドラマ『パレーズ・エンド』はカンバーバッチの主演だが、あまりにもストーリーの進行を急いでいて、エピソードの重厚さが欠け、整理が悪いので、見応えうすく、期待はずれ。
やはりダウントンのジュリアン・フェロウズは脚本がよかったし、演出もずば抜けていた。
『フォーサイト家・・』や『ブライズヘッド再び』もテンポがゆるやかなのに、人生を深く語るせりふも多く、構成が巧みだったと思う。

風邪は夫に伝染したのか、彼も喉の痛みをうったえ、咳がではじめ、臥せっている。
医者に行きたがらないので、仕方なく、これまでの薬を拾い集め、どれがどれやら、わかならなくなると、ネット開いて検索し、にわか自宅薬局で処方、きょうあたり、ようやく少し薬が効きはじめた。

きょう観た録画もアメリカ製作のイギリスもの、昔ヴィヴィアン・リーが主演した映画のリメイク『愛情は深い海のごとく』、時代設定が自分の若いときと一致するので、パブで合唱している「ユー・ビロング・トゥーミー」など、思わず声を出して歌ってしまう。

そのストーリー、年齢の違う裕福な夫と結婚した女性が同年齢の若い男性と恋におち、駆け落ちするというもの。ところがその相手は戦争から帰還したあとの後遺症で酒乱ぎみ、生活は破たんすることになる。
アパートの家主の女性は夫の介護中だが、その彼女のせりふが心に残る。
「本当の愛っていうのはね・・・粗相した尻をふき、シーツをかえてあげることよ・・・威厳を保ってあげれば、互いにやっていけるもの・・」
わたしたち高齢夫婦の行き末を思った。

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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

刺さる言葉だなあ。
納得。
これは、歳を取らないと本当の所で実感できない感覚ですよね。
で、
くちこは、我が身を落すような恋はできないなあ。
自分が一番可愛い人間だから。
みんな、自分のように生きているんでしょうけれど。
洋画にシフトしたいと思ってはいるのですが。
動機は不純。
英語の耳を作りたいから。

アパートの家主の言葉、その通りだとつくづく思います。

世話を受けるほうも、世話をするほうも阿吽の呼吸?というか、なんだか当たり前と思ってしまうのです。

50年ほどの年月の積み重ねの賜物でしょうか。

夫婦って不思議なものですね。孫シッターも卒業、ゆったりとした時間が過ぎています。

くちこさん
英国のすぐれたドラマや映画は、外国の話なのに、観るものを没入させて、登場人物のだれかに、そのひとたちのたどる人生が何なのかを語らせるというニクイことをやってのけます。自分の日常とは別世界なのに、なにかを悟らせてもらったという満足感が味わえるんですよね。、

旦那さん お加減如何ですか?今朝は涼しいので、僕の血圧は敏感に10位高め...
あの英国映画僕も見ました。
実感を痛切に感じるせりふでした。 お大事に...

ミヨちゃんさま
わたくしも結婚後五十年余、親と過ごした時間より長く一緒にいるわけで、ギリギリの状況に陥ったときに、自分がどう接するかは、これまでの自分の人間性のすべてが問われるときでもあるのでしょう。
自信はありませんが、今年の一月彼がインフルで危うかったとき、これがどうか最期ではないようにと祈ったあの気持ちは忘れてはならないと思っています。

Massyさま
おかげさまでようやくよくなりましたが、咳が完全にとれるにはまだ少しかかりそうです。
映画、思わず見入ってしまう、ストーリー展開、英国ものは巧みですね。
そちらもお大切に。

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