三年ぶりの胃カメラテスト
このところ一カ月に一度くらいおそってくる胸の圧迫痛、一過性の狭心症かもしれないということで、貼り薬など携帯しているのだけれど、最近になって同じ症状をかかえているという二人の同級生から、あなたのそれって、逆流性食道炎かもしれないわよ、と言われ、ホームドクターにそれを話したら、急きょ、胃カメラ検査をすることになった。
そういえば、もう三年も胃の検査をしていない。
胃カメラ技術が抜群にすぐれているという、D病院、10時45分の予約。
予診のとき、中年の医師、一カ月に一度くらいの胸痛だと言ったら、そんな程度ですか、みたいな返事。カルテを見ながら、前回の写真にも軽度の逆流性食道炎の症状が出ていたとのこと。
採血のときの看護士さんが、肥満のひとや、酒豪のひと、睡眠薬を常用しているひとは麻酔がかかりにくいが、わたしはそのどれでもないから、大丈夫だと安心させてくれた。
わたしは下戸のほうなので、お酒に強いひとがうらやましかったが、そういう不利なこともあるのだ、とそのとき思う。
胃カメラ室の横、椅子に座って待つ。まず胃の写真がうつりやすいようにする薬というのを、小コップ一杯のまされる。
いよいよ、カーテンの中に入ってベッドにすわり、のどの麻酔薬をスプレーで吹き付けられる。徐々にしびれてきて、唾液がのみこみにくくなってくる。この感覚はなんとも不快。
身体を左下にして横たわり、先ほどの採血の場所から点滴で麻酔薬注入、口に大きな口金のようなものをはめられ、あとはもう・・・・
気がついたら、処置室のベッドの上、起こされて車いすで運ばれたのも、おぼえていない。
体内の違和感、痛みはまったくない。
胃の中の写真は思ったよりきれい、小さなポリープがあったので、それを除去、検査の結果は一週間後ホームドクターに知らせておく、ということで、逆流性食道炎の薬の処方箋もらって帰宅した。
最近、胃カメラテストをした別の友人、すご~く苦しく痛かった、ピロリ菌ありの疑いもあるのでもう一度検査に行かなければならないのだが、も~う、イヤッツ、一日のばしにしていると言っていたが、私の場合はウソみたいに楽だった。でももう一度すぐ、と言われたら、やはりイヤではあるけれど・・・
それにしても逆流性食道炎、いま多いらしい。わたしより五歳若いひともそれだったという話を昨日も聞いた。ストレスも関係するらしいわよ、もしかしたら、夫在宅症候群の一種かも・・・・と。
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逆流性食道炎、テレビでも胃の不調のある人は医者にかかるようなコマーシャルをやっていました。最近よく耳にするという事は、現代病なんでしょうか。
胃カメラ、大事に至らなくてよかったですね。
私は、定期健診で胃カメラを希望し、せっかく前日から絶食していたのでついでにピロリ菌の検査もお願いしました。健診だったので料金だけばっちり取られてしまいましたが、一安心です。
お互いに自分の体、夫の体が気になる年齢になってしまいましたね。
投稿: ちゃぐまま | 2015年6月17日 (水) 00時45分
ちゃぐままさま
名前を聞くと恐ろしい感じがしますが、症状は圧迫通、むしろゆるやかで、水を飲むとおさまるような気がする、出方も夜だったり朝だったり、定まらないだけに、不安におそわれます。
友人たちに情報をもらわなければ、高脂血症が原因だと思いこむところでした。
投稿: cannella | 2015年6月17日 (水) 23時18分