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2014年12月 1日 (月)

続 ハリール・ジブラーンの詩

 しゃべることについて
しゃべることについてお話を、とある学者が言った。
彼は答えて言った。
心が平和でなくなったとき
あなたがたはしゃべる。
・・・・・・・
おしゃべりの多くの中で
思考は半ば殺される。
・・・・・・・
ひとりで居るのを恐れて
話好きの人を探し求める者がある。
ひとりで黙っていると、裸の自己が見えるから
それを逃げたいと思うのだ。
知識も予感もなく話しているうちに
ある真理をあきらかにすることがある。
かと思うと、内に真理を抱きながら
ことばで告げない者がある。
・・・・・・・
あなたの内なる精神に導かせて
唇と舌とを動かしなさい。
あなたの内なる声に
友の耳の内なる耳に語らせなさい。


 宗教について
ある老いた僧侶が言った。宗教のお話を、と。
・・・・・・・
宗教とはすべての行為の思惟ではないでしょうか。
・・・・・・・
それは魂の中にたえずほとばしり出る
畏敬と驚異の念ではないでしょうか。
・・・・・・・
よそいきの衣をまとうように
自己の徳をまとう者は裸でいるほうがいい。
・・・・・・・
あなたがたの日々の生活こそ
寺院であり、宗教である。
・・・・・
神を知ろうとしても
それゆえに謎をとく者になってはいけない。
それよりもまわりを見まわしなさい。
すると神が子どもたちと遊んでいるのが見える。
・・・・・
あなたはまた見るだろう。
神が花の中に微笑み、木々の中で
み手をあげさげし給うのを。

神谷さんはジブラーンの考える神とは大自然の中に姿をあらわし、すべての人の日々の営みの中に息づく、大きな、自由な神であることがうかがえる、と解説している。(続く)

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書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

cannella さま

昨日、コメントに書きました、「神谷美恵子コレクション」 は、みずず書房のものです。
失礼しました。
ハリール・ジブラーンの「予言者」英語版を読んでみたくなり、注文しました。
英語力に自信はありませんが、神谷美恵子さんの翻訳がほとんどあるようなので、
こころ強いです。

Biancaさま
それは素晴らしいことをなさいましたね。
"Prophet"わたしも原語で読んでみたいと思っておりました。ご感想ぜひお聞かせください。ジブラーンは絵を描くことにも従事していたと聞きます。
著作には自画がいくつもはさまれている、と神谷さんはおっしゃっています。夢幻的なその絵もぜひ見てみたいもの・・・
角川文庫のこの『ハリール・ジブラーンの詩』jはもう絶版なのだそうで、残念です。
わたしにとってはいま喜寿を迎えるまえという年齢で、この詩とめぐりあえたのは、何よりの幸いでした。、

cannella さま

たびたび、おじゃまします。

本当に、「ハリール・ジブラーンの詩」(角川文庫)は、新本はアマゾンでも楽天でもないですね!!残念です!!友人に贈ろうかと思っていたのですが。

「自省録」マルクス・アウレリウス(神谷美恵子訳)は、読み始めても、どうも最後までいきません。

神谷美恵子さんは、三谷隆正を、とても尊敬していたとあります。

cannella さんの言葉の意味を辞書でみてみました。
(樽の)呑口、肉桂 とありますが、後者の方でしょうか?

私の頭の中のような、バラバラのコメント、ごめんください!

Biancaさま
たびたびコメント下さりうれしいです。
そうなんです。さすがのアマゾンにもありません。中古はあったような気がしますが、今はどうでしょう。
『自省禄』までお読みになろうとは、すごいです。
わたしはいま、HomelandというTVドラマにはまりかけており、読書がさっぱりはかどりません。
神谷さんの御本も図書館から借りてずいぶん読んだのですが、中身はすっぽぬけております。
読んだ当時は暮らしの悩みをあれこれかかえており、とても救われたのを記憶しております。
cannella, 綴りにくいでしょう、すみません、イタリア語のシナモン、わたし、シナモン大好きなんです。
もう、ばぁば、で結構です。

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