続九州窯元をめぐる旅
第二日
早朝宿を発って、いよいよ窯元めぐりスタート。車窓の景色がだんだんとひなびた田園風景になり、着いたところは山あいの陶芸地、小鹿田焼(おんた焼きと読む)の村。
柳宗悦やバーナード・リーチも愛したといわれるのも、うなずける日本人の心のふる里のようなたたずまい。日常の食べものをより引き立て優しい肌ざわりの食器群、こういうものが買いたかったのだと、解散と同時に、店を早足でまわり、まずは湯呑と、すりこぎ付すり鉢を購入。
見上げれば、遠くの山山の稜線が紅葉で彩られていて、思わず歓声をあげてしまう。
次に向かうは有田、佐賀の“三右衛門”と称して頂点に立つ名陶のお二人、今泉今右衛門、酒井田柿右衛門のお宅を訪問、ご当主の方々と拝顔の栄に浴することができた。
商品の数々はゼロが四つ以上の高額で、敬遠、見学するのみの目の保養にとどまる。
その日の宿は唐津ロイヤルホテル、唐津湾を一望でき、久々の海景色、部屋も二人一部屋とゆったりくつろげ、みやげものふえた荷物は一部、宅急便の手はずを早々にすませた。
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