風邪ひき、一週間
連休明けの火曜日、母校の創作工芸展に行く。いつものこまごまとした手芸工作品のほかに、若い人が創作した斬新な革のバッグも売り出されていて、斜め掛けの形のいい本革バッグを安価購入でき、満足。そこで落ち合ったMさんと『エノテカ』で食事、いつもブログ見合ってお互いを知り尽くしているので、話もはずみ、そのまま、まだ未体験の、日本橋コレドにでかけることにした。
ちょっと、鼻がむずむずしていたが、楽しさが優先して、直行。
いや、まあ、大変なところである。あらかじめ、地図でも手に入れて下調べしておかないと、無駄に歩き回って疲れるだけだ。レストランやカフェのあいだに、出汁、干物、チーズ、その他の食品専門店がちりばめられていて、そこで品物を選ぶにも目がまわりそう、つまり選択の困難を背負うことになる。
三つのコレドを右往左往して、疲れ、お茶をのむところを探すのにまたぐるぐるまわり、ようやくコレド3のLIVETARTというところで手作りのジンジャーエールをのみながら一息。同じフロアに私たち二人が好みの群言堂があったので、そこをゆっくりみまわったあと、別れる。
鼻ムズムズは本格的になってきて、咳も混ざり、これはもう大変、帰途ホームドクターの医院にとびこみ、薬をもらう。ドクターは笑って、アレルギーじゃない?なんて言っていたけど、これこそ本格的風邪のひきはじめと自覚していた。
それから三日寝たり起きたりの日々、微熱もあって、身体だるく、咳、鼻水、くしゃみがすごい。
Mさん、一緒だったけど大丈夫だったかしら、と心配していたが、三日目にブログ更新されていて、安心した。
高齢者、大切なのは、「転ぶな、風邪ひくな」なのに、このところ二年ぐらい続けて、風邪にふいうちされて、防げない。
ひきこんで寝ているときの苦しさ、何をする気もおきず、できず、「ふとした風邪がもとで・・・」ということもあるから、このまま死んでしまったら、あまりにも無責任、もしもサバイバルできたら、まずは身辺整理を第一にしなければ・・・
なにが起きても、みなが困らぬよう、エンディング・ノートをつくらなければ、とも思う。
エンディング・ノートという名称がいやなので、「もしものときのために」とでもしようかとも・・・
さて四日目の金曜日、微熱もとれ、シャンとしてきたので、朝ぶろに浸かる。寝たり起きたりのあいだ、気分がましのときに、録画十時間分の『ミス・マープル』を見続けていたので、彼女がしきりにティーをたしなむときのケーキが食べてみたくなって、手作りする。ケーキが焼けるようになれば、もう大丈夫。
ところがおかゆを炊いてくれたり、スープを作ってくれたり、してくれた夫が、今度は、クシャン、ゴホゴホ、翌日の麻雀の約束、キャンセルとなり、申し訳ないことになった。
わたしだったら、せっかく楽しみにしていたのに、とかなんとか、恨み言を言いそうになるのに、ごめんなさいね、とあやまると、いいんだ、いいんだ、いまのうちにひいといたほうがいいのさ、なんて言ってくれる。
年よりが助け合っているのに、娘も同居の息子も孫ふたりも、敬老の日も無視、いったいどこをどうしているのやら・・・
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